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カテゴリー「Sting」の2件の記事

2008.12.20

スティング、エディン・カラマーゾフの大阪公演に行く

●別に東京公演でも良かったのですが、12月20日の大阪フェスティバルホール公演にノコノコ行ってきました。

 各地ともチケットの売れ行きは大変よろしかったようで。今回はクラシック方面から参戦のお客さんも少なくなかったかなと。1階BOX席のやや後ろで見物。生スティングは、7年ほど前に見た Brand new day tour 以来。

 スティングのダウランド・アルバムについては以前こちらに書きました。

Sting1

●当夜は2部編成

 第1部に混成合唱隊スティレ・アンティコ(男4人女4人。スティング&エディンのセットでコーラス担当)のセットが20分ほど。

 15分間の休憩後に第2部のスティング&エディン開始。どちらもPA使ってます。まあ、この編成でPAなしだと500人前後のホールが限界でしょうから仕方ないですね。

本編の第2部は、曲順はやや違いますが、ほぼ アルバム Songs From Labyrinth の再現。

 ダウランドの書簡の朗読もあり、CDでのボソボソ喋りと違って抑揚のある少し芝居気のある語りでした。MCも少々あり。CDでは人工的な多重録音で聴けた合唱パートが、生の混声合唱で演奏されるので、その辺は若干味わいが違います。
 クラシック系の歌手に比べると、音程がふらつく箇所があったりしますが、私的にはそれほど気になりませんでした。

●場内大いに沸いたのが3回あったアンコール。特に In My Life 以降。まあ、これはしゃあないということで(笑)。記憶だと9曲ほどやりましたか(演奏曲は下記参照)。最後の曲はもちろん日本向けのサービス・ピース。

 まさか、スティングの Linden Lea が聴けるとは思ってもなかったのでちょっとウルっときました。

 Fields of Gold(途中からコーラス隊の女性パートとデュエット)の歌い出しでファンの悲鳴が聞こえたと思ったら、Message in a Bottle では悲鳴を超えてもはや絶叫(笑)。コーラス隊のお姉さん下向いて笑ってたように見えましたが・・・

 ロバート・ジョンソン(ブルース・ミュージシャンの方)の Hell Hound on My Trail はスティングがソロで登場し、エディンのリュートを無断拝借するように弾き出して、途中からエディンが参加。ちょっとコミカルな寸劇風。

●以前見た、2006年に彼らがライブでやった時のセットリストでは、ダウランド編に、ボーナス的にリリースされた3曲(Fields of Gold、Message in a Bottle、Hell Hound on My Trail)がアンコールに付いてる程度で、「今回もその程度かな」のまま、直前公演の情報も調べずに行ったので、アンコール編は良い意味で期待を裏切ってくれました。場内もかなり沸いてました。正直、ダウランド編+アンコール3曲程度なら、皆さん(私も)欲求不満のまま終わってたような。

 楽しいショーでした。最後はオペラのカーテンコールみたいに全員横一列でご挨拶。ステージ前で総立ちのお客さん数人と握手までしてました。握手できた皆さん、おめでとうございます。

 グッズや、ツアーブックのような販売は一切なし(景気ですかね・・・)。

Sting2_2

-encore 1-
Sea Pictures op.37 ~ Where Corals Lie (E.Elgar
Linden Lea (R.Vaughan Williams
In My Life (Lennon=McCartney
Fields of Gold (Sting)
Message in a Bottle (Sting)

-encore 2-
Bethlehem Down (Peter Warlock
Say, Love, If Ever Thou Didst Find (Dowland)

-encore 3-
Hell Hound on My Trail(R.Johnson
さくらさくら(Instrumental)

(追記)
encore 2の曲名追記

2007.01.25

スティング、ダウランドを歌う

●ちょっと話題遅れですが、スティングの「クラシック・アルバム」。

Love
Songs from the Labyrinth

 タイトルは、「迷宮の音楽」(SONGS FROM THE LABYRINTH)で、取り上げているのは、16世紀から17世紀にかけて活躍したジョン・ダウランド(1563年-1626年)の曲。リュート伴奏は、エディン・カラマーゾフ。

 レーベルは泣く子も黙る?クラシックの名門ドイツ・グラモフォン。発売元のサイトはこちら

スティング自身とダウランドの関わりは、82年のアムネスティ・チャリティ・コンサートで、出演した役者から「ダウランドを知っている?」と聞かれたのが最初だそうです。アムネスティのチャリティと言えば、おそらく、ロック・ファンには有名な The Secret Policeman's Ball でしょう。

 81年の The Secret Policeman's Ball は、以前発売された DVD BOX に収録されてましたが、82年のはありません。

Spb_1

 でも、スティングに、ダウランドの話をしたのは誰なんだろう・・・

●このダウランド・アルバム(ダウランド自身の書簡の朗読を含む)ですが、一曲、Robert Johnson 作とあるので、ギョっとして、思わず Wikipedia で調べてしまいました。

 ロバート・ジョンソンは、16世紀後半に殉教した英国カソリックの僧侶でした17世紀初頭から活躍した英国の作曲歌でした。

 ローマ・カソリック教会と対立し、プロテスタントの影響化にあった当時の英国国教下において、カソリック教徒であることは、体制に対する反逆であったそうです。
 そして、ダウランドもまた、カソリック教徒であったため、英国から離れヨーロッパを点々とした世俗音楽家、つまり今で言う「大衆音楽」の作曲家でした。

 CDでは、ジョンソンの曲の後のトラックが、ジョンソンについて言及した、当時の宰相ロバート・セシルへの嘆願書の朗読になってます。
 
●つうことで「クラシックは聴かん!」という人には、この手の音楽に違和感があるのは当然でしょうけど、ダウランドの曲は当時のポップス。何もかしこまって聴くことはないわけです。曲想、アレンジ、歌詞は我々の時代のポピュラー音楽よりはるかにシンプルです。Come Again なんて素晴らしい曲です。

 公式サイトからサンプルが聴けるリンクがあるので、興味が涌いてきた方はどうぞ。

 ぐだぐた前置きが長くなりましたが、実は、一部の例外をのぞいてまだCDは買ってなくて、サンプルを聴いただけですが悪くないです。来週にでも買います。ダウランドのCDは2枚持ってるだけで、そんなに熱心に聴いてきたわけではないのですが、まあ良い機会なので、ちょこっと首突っ込んでみようかなと。

●で、その一部の例外が何かというと iTunes 限定配信らしい3曲(ライブ)。
 曲目は、(1)Fields of Gold、(2)Hell Hound on My Trail、(3)Message in a Bottle で、何と、2曲目 Hell Hound on My Trail、我らが「本物の」ロバート・ジョンソンの曲。
 ECも Me and Mr.Johnson(のラスト)でカヴァーしてますが、スティング・ヴァージョンの方が全然カッコイイです。そういえばあんまり聴いてないな、Me and Mr.Johnson・・・

 たったの300円で有名曲2曲+R.ジョンソン(紛らわしいけどブルースの方)も聴けるので、PC に iTunes環境のある方は、ポチっといかがでしょう。
 
 Youtubeにあちらのテレビに出たときの映像があるので、とりあえず最後に控えめに書いときます。



 CD買いました。
 解説によると、スティングにダウランドを教えたのは、ジョン・バードというイギリスでは有名な役者さんで、スティングは翌日、ジュリアン・ブリーム伴奏のピーター・ピアーズのダウランドの録音を探し出したそうです。

 イギリスでんなぁ。

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