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カテゴリー「Steve Winwood」の20件の記事

2011.12.03

エリック・クラプトン&スティーブ・ウィンウッド、東京公演初日

Swec_pict●12月2日、日本武道館。

 クラプトンとウィンウッドを武道館で見れる、と思うとショーが始まる何時間も前からワクワク。我ながら単純。

 何度も歩いた九段の坂、歩道に並ぶ屋台、ダフ屋の声、田安門。見えてくる武道館の屋根。世界のどこでも味わえない特別の場所。

●金沢での体験が格別だったので、自分にとっては冷静に見れるショーでした。

 細かな内容は書きません。ベタな言い方ですが、このバンド、EC&SWのお互いの尊敬の気持ちが、2人のステージ上での振る舞いからよーく伝わってくるのは演奏同様に感動的。特に全曲終了後の2人の相手に対する態度は、大げさに抱き合ったりはしない、さりげないものだけど、どの公演でも要注目。

 クラプトンもウィンウッドも、自分の長いキャリアの中で、バンドメンバーにそういう相手方をもったのはたぶん初めてではないかと思います。ライブのみにしているのも良いのかも。

●この日の武道館は2階席の上までびっしり満員。お客さんの反応も上々。そりゃこのバンド初の at Budokan ですから。

 自分がオンになったのは、While You See A Chance でのクラプトンのソロあたりから。この曲をやるのも当たり前になっちゃいましたが、この曲を歌うSWのバックがEC、ガッド、ウィークス、ステイントンというのは冷静に考えると大変なことですよ(笑)。

●ちょっと印象薄い感じの背後のスクリーン映像ですが、Voodoo のラストの爆発時はちょっとすごいかも。

●残すはあと4公演。お互いのバンドを持つ彼らのこと。アメリカ、欧州、日本と一通り周り終えるので、最後になる可能性も。

 見る機会のある幸せな方は、たっぷり堪能しましょう。

2011.12.02

エリック・クラプトン&スティーブ・ウィンウッドの金沢公演に行く

Swec_pict●ウィンウッドはもちろん、クラプトンにとっても初の金沢公演。11月28日、いしかわ総合スポーツセンター。

 我が通算6回目のクラプトン&ウィンウッド公演は、自分の記憶の中で何度も思い出すであろう素晴らしいショーでした。

●この日のちょっと面白い出来事。

 例年になく暖かかったというこの日の金沢。何曲かプレイした後にギターを外すので、ギター交換?と思ったらベストを脱いだだけ。その後も長袖シャツを脱いで半袖Tシャツ一枚に。Wonderful Tonight の後には首のあたりを拭うしぐさ(たぶん汗)をして何やらローディに話しかけてる。そして、Very warm, it's hot?と一言。あとで気づいたのですが、ガッドの右横の床上に小型扇風機のようなものが。

 まあよほど暑かったんでしょうけど。ステージ進行に関係ないことはまず喋らないECなのでとても愉快でした。

●Hot だったのは気候だけでなく演奏も。いつもはあっさりした感じの Low Down 後半のソロもかなりアグレッシブ。90年代中頃くらいまでの破綻なく流れるようなプレイは今のECからは聞けませんが、多少の破綻はお構いなしでかなり攻めてる印象。シット・ダウンの Driftin' はピックなし、強い打弦を多用したソロはかなり聴き応えがありました。

●ウィンウッドの声の調子はどんどん良くなっていて、横浜で感じた少し不安定なところはなくなり快調。

 自分の見た位置は、横浜では彼のピアノの正面、広島はオルガンの右横、この日はオルガンを正面から見るような位置。見る位置の関係もあるんでしょうけど、この日のスティーブはオルガン演奏時のアクションが大きく、かなりエモーショナルな演奏。ギターも素晴らしく、彼のソロが大きくフィーチャーされる Cocaine では完全に「ギターリスト」ウィンウッドで、完全に2人のフロント・ギタリストがいるバンド。

●フロントの2人が好調ならその影響は当然他のメンバーにも及ぶわけで。Crossroads 後半ではバンド全体がうねるようなグルーブを発して、このまま延々とジャムが続くんじゃないかと錯覚するくらい。ガッドには2006年ツアーでのスティーブ・ジョーダンのような派手さはないし、ウィークスも今回はソロ場面もなくリズム隊は裏方的な印象ですが、こういうことが起きるのがライブの面白さ。こういう Crossroadsは、自分の行った横浜、広島では聴けなかったかなと。

●会場の「いしかわ総合スポーツセンター」はこじんまりした、いかにも町の体育館という印象。金沢のお客さんの反応はとても自然。でもとてもエモーショナルで正直予想以上に熱狂してました。

 特に印象的だったのがウィンウッドに対する声援。Georgia On My Mind では、As Moonlight Through The Pines のような、センテンス歌い終わったところでも拍手・歓声。偉い。もちろん、Wonderful Tonight に対してはこの夜最大の拍手・歓声。新アレンジとはいえセット落ちしたことがない耳タコ曲ですが、ジーンとしてしまいました。

●金沢でこんな良いショーが見られて大満足。終演後はかなりハイ状態で、同じく東京から遠征した別宿滞在の知人に電話。金沢公演についての驚きと喜びを語り合ったのでした。

Ecsw_kanazawavenue

●次はいよいよ武道館初日。

2011.11.26

広島でクラプトン&ウィンウッド公演を見る

Swec_pict●11月26日、広島グリーンアリーナ。ほぼ満席。前日はエアロスミス公演。ファン層は微妙にずれてるとはいえ立派です。

 セットは同じで、ウィンウッドが歌ったのは Midland Maniac。例によってネタバレあり注意。

●東京みたいに年中色んなコンサートが見れるわけではない広島。コアなマニアからそうでない人までいろんなお客さんがいたはずですが、良い雰囲気でした。

●Can’t Find My Way Home に対する拍手は自分の行った横浜より大きかったかも。もちろん一番拍手が大きかったのは Wonderful Tonight。横浜以来一週間ぶりの体験でしたが、このアレンジ良いです。いつか飽きちゃうでしょうけど(笑)。

●Voodoo は横浜で聴いた時よりちょっと大人しかったかように聞こえましたが、そばにいたそんなにマニアっぽくない女の子に「ギターすごいねー」と言わせるに十分な素晴らしさ。高揚感という意味ではやはり何度聴いてもショーのハイライト。

●静かに、プレイヤー達の互いに耳をそば立てながらのデリケート演奏が聴ける、Georgia on My Mind と Driftin’は、Voodoo とはまったく対照的ながらショーの目玉。前者はスティーブのハモンドも聴き物だし。Georgia ではスティーブが歌い出してすぐ、横浜同様、大きな拍手。

●本編終わって、クラプトンとウィンウッドはステージ中央で簡単なご挨拶。ECは右から帰るような素振りをみせながら、「今日は左だったぜ」みたいに軽くターンして左へ。あんた漫才師か(笑)。でも会場によって帰る方向違うって当事者は大変かも。

●アンコール登場時にアリーナは総立ちになったと思ったら、Dear Mr.Fantasy が始まると皆さん大人しく着席。続く Cocaine ではイントロが始まるとアリーナ総立ち。
 うーん・・・これだとウィンウッドは複雑な心境かなと思いましたが、当のスティーブはゆっくり回りながら横の方のお客さんを眺めてうれしそうな表情。いい人です、スティーブ。

 そういえば昼間、平和記念資料館でスティーブによく似た人がいたので思わず近づいて見ちゃいました。同行者も「スティーブみたい」と言ってましたが。本物だったのかな。

●横浜では気づかなかったけれど Voodoo Chile での女性コーラス2人の振り付けはロボットみたい。スクリーンの目玉よりコーラス隊見た方が面白いかも。

●初めて行った広島グリーンアリーナはそれほど大きくないアリーナで、これくらいなら最も遠い席でもそれほど不満はない感じ。そういえばジョージ・ハリスンも20年前ここでやったのでした。ジョージ本人が大満足の出来だったのが広島公演。彼の命日は3日後だ。(訂正: 私の勘違いで、ジョージがやったのはもっと小さな広島サンプラザホールだそうです。ご指摘ありがとうごさいます)

●最後は、ステージ前方に整列してのお辞儀挨拶でショーは終了。ホテルに向かいながら「EC&SWっていつまでやると思う?」、「最初のMSG、ヨーロッパ、USA、今回が日本と一通り回ったからこれが最後かも。それぞれ自分のバンドあるし」なんて会話。そう思うと、聴ける残りのショーを心して聴かねばと思う。

●お疲れ様でした、広島。

2011.11.20

エリック・クラプトン&スティーブ・ウィンウッドの横浜公演を見る

Swec_pict●札幌で開幕した日本ツアー2日目、11月19日の横浜アリーナ公演見てきました。

 以下、感想などを少々(のつもりが、たいてい長くクドくなる)。網羅的なセットリストは挙げませんが(知りたい方はこちらで)、完全にネタバレすると思うので、これからショーをご覧になる方は危険なので読まないように。

●自分がこのバンドを見るのは2008年のNY以来の4度目でしたが、かなり感激しました。もしかしたら4回中、最も感激したかも。

 幸運にも席が非常に良かったというのも大きな原因。Glad>Well Alrightでスティーブがピアノに座った時など、完全にスティーブから至近距離の真正面。自分に向かって歌ってるように思えたくらい(もちろん錯覚)。シットダウン・セットでの2人の表情も丸わかり。ありがたや。

●基本的なセットの枠組みは2008年からずーっと同じ。Had to Cry ではじまりアンコールの Dear Mr.Fantasyで終了。

 途中までは淡々と見てました。「回を重ねるうちにルーティーンになるのも仕方ないかな」とか、「MSGでやったDouble Trouble みたいにスロー・ブルースも聴きたいな」などと思いつつ。もちろん、いきなり2人のギターソロの応酬が聴ける Had to Cry は良かったし、Presence of The Lord も感激。

●こちらの気持ちがオンになったのは、Pearly Queenから(代わりに札幌で聴けた Midland Maniacがセット落ち)。この曲が不意打ちだったというのありますけど。中間のギターの格好いいこと。あれはお約束ソロで誰が弾いても良いか(笑)。

 続く、耳タコのCrossroadsは軽く聞き流しましたが(失礼)、Georgia on My MindとDriftin'はCD・DVD化されたMSG公演のような双方のソロではなくバンド演奏で新鮮。これは聞き物でした。

●ECの最新作収録の That’s No Way To Get Along は5月のRAH公演でもやってましたが、その時と違って今回はシットダウンでの演奏。

 でもって、のけぞったのが、あのイントロ。まじか(笑)。EC&SWがシットダウンでやる Wonderful Tonight って。もちろんこのバンドで初登場。でも、しっとりした演奏で良かった。お客さんも喜んでたし。ECではなくSWがあの有名なフレーズを繰り返す箇所もあり見ていてニンマリ。ちゃんと色々な曲リハーサルしてるのね(笑)。

 シットダウンの最後は Can’t Find My Way Home。MSGの時はスタンド・アップのバンド演奏で、サビの歌詞をお客さんが合唱するのでウルウルしましたが、曲の美しさがストレートに伝わってくるこっちのアレンジも良いです。SWの歌も素晴らしかった。ワン・コーラス歌ったところで拍手が来てSWもうれしそうに微笑む。、

●で、Gimme Some やって・・・・完全にネタバレしとる。止めます。

 ECはフル・スロットルでカウンター当てながら難所をすり抜けていくようなソロより、シットダウンでのリラックスしたギターが良い感じ。お歳と言ってしまえばそれまでですが。ただし、Voodoo Chileは 例外で鬼神のごとき凄まじいソロ。ウィンウッドのヴォーカルも最高。鳥肌。目が熱くなりました。

●この公演の名義は「クラプトン&ウィンウッド」で、双頭バンドのような名前になってますが、バックバンドはECのバンドなので、全体のサウンド傾向がEC寄りなるのはやむを得ないところ。その辺が不満のスティーブ・ファンもいらっしゃるようです。

 ただ、仮に今のスティーブのバンドにECが加わるようなバンド・フォームでやったとしたら、どこまでのことが出来たのかなという疑問もあります。あくまで私見ですが、2007年のCoutryside Rocks で聴けたような「スティーブ・ウィンウッド・バンド、ゲスト:クラプトン」にしかならなかったと思います。

●そもそも、このバンドのすべてがEC寄りというわけではけしてなく、コンサート中のハイライトになっている素晴らしい Voodoo Chile は元々スティーブのバンドのレパートリーで、クラプトンはそこに乗ってるだけです。アレンジの大枠やサウンドはスティーブのアルバム About Time のボーナストラックで聴けるそれと同じです。

 SWが一方的にEC側に歩み寄らされてる(?)わけではないので、その辺はハッキリさせときましょう(笑)。クリームのリユニオンと違って、3年も続いてるのですから2人の関係はとても良いのでしょう。

 EC&SWではなく、スティーブのバンドでスティーブ・ウィンウッドを聴きたいのはわかりますが、それはあくまで別物なので(私も聴きたいから呼んでください)。

●書いてたら完全にネタバレ失礼。まあ、大枠は既発のCD・DVDですでに分かってるということでお許しを。セットはちょこっとですが日によって微妙に変わりそうですね。

 行こうか迷ってる人はお勧め。2人の音楽良く知らない人も、予習なんて要りません。ポピュラーな曲はあまりやらないし、ちょっとお高いですが是非どうぞ。つまらなくても責任取らんけど。

●自分が聴く予定は、広島、金沢、東京であと4回の予定。今回と違いすべて平凡あるいは遠方席で見ますが印象は変わるか、同じか。

2011.06.06

クラプトン&ウィンウッド、2011年日本公演の日程が正式発表

●本日、日程等が正式発表されたので、内容が重複しますが一応書いておきます。明日から一般向けの先行発売開始。

 11月17日(木) 北海道立総合体育センター 北海きたえーる(19:00)
 11月19日(土) 横浜アリーナ(17:00)
 11月21日(月) 大阪城ホール(19:00)
 11月22日(火) 大阪城ホール(19:00)
 11月24日(木) マリンメッセ福岡(19:00)
 11月26日(土) 広島グリーンアリーナ(17:00)
 11月28日(月) いしかわ総合スポーツセンター(金沢)(19:00)
 11月30日(水) 日本ガイシホール(名古屋)(19:00)
 12月 2日(金) 日本武道館(19:00)
 12月 3日(土) 日本武道館(17:00)
 12月 6日(火) 日本武道館(19:00)
 12月 7日(水) 日本武道館(19:00)

 全会場とも、S席¥12,000 A席11,000円。招聘はウドー音楽事務所。仮にこれが全公演だとすると、クラプトンは12/7の公演で通算198回目の日本公演ということになるそうです。

 東京は4回か。EC公演をそんだけ見れる都市はロンドンと東京だけです。

●SW、EC以外のバンド・メンバーは、W.ウィークス(b)、C.ステイントン(Key)、S.ガッド(ds)という、ここ最近の固定メンバー。

 女性コーラス隊が未発表になってる理由ですが、ファンの関心外なので表記省略、単にメンツが決まっていない、あるいは原発事故の影響で来日したくない、というような可能性があるのかなと。最後の場合は、代役を見つけない限り、2008年MSG公演のようにコーラス隊なしでやる、ということになるのでしょう。個人的にはどちらでもいいです。

●公演情報は、本日、各一般紙、スポーツ紙にいっせいに出ましたが、スポーツ報知には、クラプトンとウィンウッドの独占インタビュー付というちょっと驚く内容でした。

Swec_paper

 幸いこちらのWeb判でも読めます。短いシンプルなインタビューですが、話されてる内容は真摯。最後の日本に向けた2人のメッセージは、ファンなら心動かされるかな、と。

●初日の札幌公演まであと5ヶ月ちょっと。カウントダウン開始。しっかり元気にその日を向かえましょう。

2011.06.04

ウィンウッド&クラプトンが11月に初の日本公演

Sweclogo2011_2●日本国内ではまだ正式発表されていませんが、先に Where's Eric にスケジュールが出ちゃいました。

 このバンドの初公演だった2008年2月のニュー・ヨークMSG公演から指折り数えて3年半以上。ずいぶん待たされましたが、ようやく日本公演です。

●WEに上がった日程は以下の通り。招聘はたぶんウドーさんでしょう。

17 November 2011 – Sapporo
19 November 2011 – Yokohama
21 November 2011 – Osaka
22 November 2011 – Osaka
24 November 2011 – Fukuoka
26 November 2011 – Hiroshima
28 November 2011 – Kanazawa, Ishikawa
30 November 2011 – Nagoya
2 December 2011 – Tokyo
3 December 2011 – Tokyo
6 December 2011 – Tokyo
8 December 2011 – Tokyo

●金沢はクラプトン初公演。金沢のファンの皆さん、おめでとうございます。東京公演は追加があるのかな。

 個人的には、広島、金沢公演に惹かれます。遠征しようかな。このバンドを武道館で拝めるのはとってもうれしいです。

●ウィンウッドは11月5日までオーストラリア・ツアーですが、先に来日してソロ公演やってくれないかしらん。

2010.05.27

クラプトン・ウィンウッド公演ヨーロッパ・レグをネタにつぶやく -続編-

 物欲(財布)も冷え込んでるので、つぶやき系で。

●続行中の二御大SW&ECツアー欧州編。まだ5公演ですが微妙にセットが変化しとります。

 注目セットは、Midland Maniac の次にやる曲。

 カッコ良かったDon Nix のGoing Down が落ちて、Slide Song (A)という曲名不詳曲。文字通りスライドが印象的なこの曲、いまだに曲名がpendingですが、世界中の物好きが注目してるというのに未だに曲名が特定されず、ウィンウッドの公式サイトでも Slide Song (A)としか表記されてない不思議。どなたか博学で偉い人教えてください。

 と思ったら、この Slide Song(A)、バーゼルでは Crossroads という超平凡?曲に入れ替わり。お二人何考えとるんでしょ。Crossroads 登場は、なんとMSG初日以来2度目。

●ベルギー公演では、Pealy Queen の代わりに、これもびっくりの While You See A Chance 登場。オリジナル・アレンジのシンセバリバリののアレンジとは違い、イントロのシンセによるリフがECのギターに替わり、SWはハモンド。途中ギターソロがあったりと、なかなか新鮮です。

●さらに、パリから Gimme Some Lovin' が登場してのけぞってたら、これだけは落ちないなぁと思った Split Decision が落ちるわで、わけわからん。



●しかし、初日18日のバーミンガムと19、20日のロンドン2daysばかりか、23日アントワープ、25日パリの5音源がすでにTorrentで流通、フル・ショー聴けるとは。26日バーゼルも時間の問題でしょ。インターネット恐るべし。

●1週間で4カ国で公演できるヨーロッパは狭い共同体。ラストのイスタンブールまで残り10公演。

2010.05.19

18日に始まったクラプトン・ウィンウッド公演ヨーロッパ・レグでの初登場曲

●18日にバーミンガムでスタートしたクラプトン・ウィンウッド公演のヨーロッパ・レグですが。以下の3曲が初登場曲の模様。

Shape I'm In (The Band?)
Tuff Luck (これは2009年のUSレグでやってました)
Midland Maniac (Winwood)
Going Down (Don Nix?)

Midland Maniac 以外は誰の曲か今ひとつはっきりしないのですが・・・全セットリストはこちらで。

 つうか、日本にも来て。お願い。



(追記)
 TwitterでYoutubeにあると教えていただきました(ありがとうございます)。
 Shape I'm In はやはりThe Band でした。ちょっとユルいか。ウィンウッドのオルガン、かなりガースっぽい感じ。




 Going Down は Don Nix(ていうかFreddie King)。Tuff Luck は Big Maceo(ECのソロが素晴らしい)。

 もしかして、この中に新作 Whiplash で聴けるのがあるのかも。

2009.06.11

Winwood / Clapton BandのUSツアー始まる

Swec_pict●フタを開けてみたら、2008年のMSG公演とほとんど同じセットでした。ドラムが代わり、バック・ボーカルも付き、リハーサルも一週間やったそうですがどんな感じだったんでしょう。

 Double Trouble の代わりに、会場に来ていたヒューバート・サムリンに捧げて、Tough Luck Blues とのことですが、サムリンさんはMSG公演も見に来てたと思います。好きなんですね(笑)。

 Driftin'はECのソロではなくウィンウッドも一緒で、続く Nobody Knows You, Layla 同様アコースティック・セットだったとのこと。2人でマーティン弾いたそうです。

 セットリストはこちらで。

(追記)
●動画・音源が体験できるので、聴いてみました。

 MSGでのセット、演奏がベースにはなってますが、After Midnight がミディアム・テンポになったり、Can't Find My Way Home がsit down セットに移るなど、一ひねりされていて楽しめます。

 Can't Find My Way Homeは、二人でマーティンを弾いていて、アレンジがもろ74年のカムバック・ツアー時の演奏を思わせるものになっていて思わず唸りました。74年マニアはたまらんかと。

 お二人、還暦すぎても頑張ってくれてるようです。

2009.05.24

Clapton and Winwood Live from Madison Square Garden のCDも買う

●CDの方も買ってみました。これで iPod に入れられます。

Swec_cd

 ブックレットは超シンプル。トラックリスト、スタッフ等の簡潔なインフォメーションのみで、素材もDVDの使い回し・・・

Swec_dvdcd

だけなら良いんですけど、トラックリストまでDVDのを使い回していて、CDの方にはトラック2に入ってる Low Down がクレジットされてません(苦笑)。次回プリントからは修正されるんでしょうけど。
 各トラックもdisc毎のトラック番号でなく、1から20までの通し番号だし。適当じゃの~、とほほ・・・(ケース裏面、ディスク面上の表記はちゃんとなってます)

●ちなみに、Slowhand Digest へのSteve さんという親切な方の投稿によると、各トラックの収録日は以下の通りです(DVD・CDは同じテイクとのこと。ただし、DVDでは収録されていたステージでのコメントがCDではカットされてます)。

Hard To Cry Today-26th
Low Down-28th
Them Changes-26th
Forever Man-26th
Sleeping In The Ground-26th
Presence Of The Lord-26th
Glad-26th
Well Alright-28th
Double Trouble-28th
Pearly Queen-26th
Tell The Truth-26th
No Face, No Name, No Number-26th
After Midnight-28th
Split Decision-26th
Rambling On My Mind-25th
Georgia On My Mind-26th
Little Wing-28th
Voodoo Chile-26th
Can't Find My Way Home-28th
Dear Mr. Fantasy-26th
Cocaine-26th

 DVDのボーナスに入っている、Kind Hearted Woman Blues は28日、Crossroads は当然25日(しか演奏されてないので)。

 ただし、Little Wing の後半は26日のテイクが編集でつなげられていると思います。他にも編集テイクがあるかもしれません。

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