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カテゴリー「Joe Bonamassa」の6件の記事

2010.04.08

ジョー・ボナマッサの東京公演をまた見る

Bonamassa_2010jpn去年の9月の来日公演以来、半年ちょっとで再来日。4月7日、恵比寿リキッドルーム。

 バンド編成は、ジョーの他は、キーボード、ベース、ドラムのシンプル編成で、中央にマーシャルアンプが2台ドン。客層、おっさん度高し。以下ネタバレご免。

●オープニング曲は去年同様、Ballad of John Henry。詳しいセットはメモってなかったので忘れましたが(下に追記)、近2作からの曲に、彼のショーの定番曲 Further on up the Road、Blues Deluxe(拍手がデカかった)、So Many Roads、Woke Up Dreaming等々。

●アンコールは、1曲目が、鮮やかなエメラルドグリーン色のギター(なんていう楽器でしょう?)で弾いたレナード・コーエンの Bird on a Wire。彼の新作でも素晴らしかったですが、アルバム・ヴァージョンと異なりエスニック系の楽器抜きの、かなりヘビーなサウンドで聴き応えあり。当夜の私的一押し。

 2曲目はお約束曲 Just Got Paid。

 ツェッペリンからの引用を含むゼップへのオマージュ感濃厚なこの曲を最後に盛り上げるというあたり、彼自身はブルース志向というよりヘビー・ロック志向が強い人なのでしょう。ショー全体もブルース・ショーという雰囲気は薄めで、ロック・ナイト。
 彼は今度、グレン・ヒューズ、ジェイソン・ボーナム、デレク・シェリニアンと新たに Black Country というバンド組むそうですが、どんな音楽やるんでしょうか。

●オープニング・アクトに女子高校生ブルースバンドの RESPECT が出演して場内盛り上げ。
 Hoochie Coochie、Everyday I Have The Blues といったブルースの古典に加え、Chain of Fools、Heat Wave といったカバー。あげくは Hard To Handleまでご披露。あなた達、その歳でどんな音楽聴いてる(やってる)んですか。AKBなんとかと大違い。メンバーの1人は最近まで中学生ですぞ。

 記念にライブ会場限定発売シングル買って帰りました。企画物だろといぶかる、そこのあなた。発売はPヴァインじゃ(笑)

Respect_2

 終演後、CD販売してる彼女達を近くで見たら、肌がピチピチでした。若いというのはええのー
 ヴォーカルの紅葉ちゃんのこの日の感想

-setlist-

1 Ballad Of John Henry
2 Last Kiss
3 So Many Roads
4 So, It's Like That
5 If Heartaches Where Nickels
6 Further On Up The Road
7 Sloe Gin
8 Lonesome Road Blues
9 Happier Times
10 Blue And Evil
11 Three Times A Fool
12 Blues Deluxe
13 Young Man Blues
14 Woke Up Dreaming
15 Mountain Time
16 Bird On A Wire
17 Just Got Paid

Ebisu Liquid Room, Tokyo
7th April, 2010

Special thanks to Catpochi-san

2010.04.05

ジョー・ボナマッサの新作 Black Rock

●来日間近のジョー・ボナマッサの新作です。

 ギリシャ、サントリーニ島にある Black Rock Studios での録音で、スタジオ名がそのままアルバムタイトルに。ちょっと変則的な紙ジャケ仕様。自分は輸入盤を買いましたが国内盤はボーナストラックが2曲付き。

Black Rock
Black Rock

●全13曲中、自作は5曲。カバー曲はバラエティに富んでいて自分は前作より面白く聴けました。

 J.ベックのヘビーなサウンド(Spanish Boots)に続いて、L.コーエンの極美のバラード(Bird On A Wire)、エルモア調のO.ラッシュのナンバー(Three Times A Fool)、B.B.キングと共演のW.ネルソン曲(Night Life)、といった具合で飽きさせません。B.B参加曲は完全にB.Bの世界になってしまっていて、正直、それで良いのですかジョー君という気はしますが。

●基本的に、先達の作った音楽の枠の中でプレイしていて、デレク・トラックス・バンドのような、そこから一歩踏み込んだオリジナリティはあまり感じられません。そのあたりがこの人の評価を微妙にしてるんでしょう。器用すぎて音楽がさらさら流れすぎてしまう感も。

●音楽とは関係ないですが、面白かったのがブックレットに載ってる「この世の勘弁して欲しいもの」(RANDOM THINGS IN THE WORLD TO AVOID)リスト。いきなり「アリタリア航空」。アリタリアに乗って何か嫌なことでもあったんですか(笑)。他に、「迷子になったバックステージから"Hello Cleveland!"と叫ぶこと」(ワロタ)とか、「テルミンをリード楽器に使ったレコード」とか。

東京公演は、4月7日、恵比寿のリキッドルーム。たぶん当日でも入れるかと。興味のある方はどうぞ。


Joe Bonamassa / Black Rock

1 Steal Your Heart Away (Bobby Parker)
2 I Know A Place (John Hiatt)
3 When The Fire Hits The Sea (Joe Bonamassa)
4 Quarryman's Lament (Joe Bonamassa)
5 Spanish Boots (Jeff Beck, Rod Stewart, Ron Wood)
6 Bird On A Wire (Leonard Cohen)
7 Three Times A Fool (Otis Rush)
8 Night Life (Willie Nelson, Walter Breeland, Paul Buskirk)
9 Wandering Earth (Joe Bonamassa)
10 Look Over Yonder’s Wall (James Clark)
11 Athens To Athens (Joe Bonamassa)
12 Blue And Evil (Joe Bonamassa)
13 Baby You Gotta Change Your Mind (Blind Boy Fuller)

2009.10.08

ジョー・ボナマッサの DVD、Live From the Royal Albert Hall を見る

●発売が9月から10月にずれ込みましたが到着。今年5月の公演からたった5ヶ月で発売。このDVDについては以前、こちらにちょこっと書きました。リージョンはフリーで日本仕様のDVDプレイヤーで再生できます。

Live From the Royal Albert Hall
Live From the Royal Albert Hall

 コンサートの前半と後半が2枚のディスクに分けられた2枚組。disc2の方には30分を超えるギターを弾きながらのインタビューがボーナスで入ってます(字幕なし)。

●少年時代に父親に見せられたクリームのRAHでの映像がギター弾きになるきっかけになったと語るジョー君に相応しく、「RAHへの道」みたいなドキュメンタリー風の導入で始まります。当夜のフルセット収録(ただし、日本でも演奏したアコースティックギターでのアクロバティックな Woke Up Dreaming は本編から外れボーナス扱い)。

Bonamassa_rah1

●ツインドラムでサウンドは派手目。彼の音楽には、影というか感情がにじみ出てくるような切迫感がなく、ちょっと軽めという感じ。

 スロー・ブルースもやや甘め(sweet)に流れる感じ。「甘い」といっても、ジョン・メイヤーのように娘どもが黄色い嬌声を上げる「甘さ」ではないので、そのあたりがジョーが地味に見えてしまう理由なのかなと。

●ゲストは前半登場のECと、後半登場の元マンフレッド・マンのポール・ジョーンズ。ECのゲスト参加はDVDのプロモーション的な意味もあるのでしょう。EC自身の演奏はゲストなんで控えめです。

Bonamassa_rah2

●カメラワークは良い意味でオーソドックスで不満なし。RAH内部の雰囲気が良く出てます。

 充分楽しみましたが、大満足というにはちょっと物足りないと言うのが正直な感想です。まだ2回しか見てないので、もうちょっと聴き込んでみます。

2009.09.17

ジョー・ボナマッサの東京公演を見る

●ボナマッサの初の日本ツアー最終日(3日目)の東京公演を体験。9月16日、代官山UNITにて。

Bonamassatokyo

 前売りチケットの売れ行きは今ひとつだったようで、直前にチケット・プレゼント告知がありましたが、私は自腹組(6800円)。フタを空けてみれば、ぎゅう詰め満員。

●ジョー以外は、キーボード、ドラム、ベースのみの4人編成。ジョーは主にゴールド・レスポール使用。ジョーの後ろにマーシャルが2台。

 スタジオ録音を聴くとちょっと優等生的な音楽で、破天荒な魅力や、dtbのような多種多様な音楽がミックスされた面白さはないですが、実際のライブは予想しいていたよりずっと楽しめました。あまり好きではないハードロック寄りの曲の演奏も良かったです。スロー・ブルーズもよし。ロングトーンでのけぞり連発。MCなんて茶目っ気もあり。やっぱ生はええです。

 まあ、彼の音楽をそれほど聞き込んでいるわけではないのでこのくらいしか書けません。今までは微妙に夢中になるには今ひとつでしたが、今回で間違いなくフェイバリット入り。平日なので迷いましたが行って正解。万歳。

 10月に発売が延びてしまいましたが、今年のRAHのDVDが非常に楽しみになりました。DVDのことはここに書きました。

 こちらは大阪公演の動画。


●終演後のサイン会にカジュアルな服装に着替えて出てきたジョーはまるで大学院生みたい。開場前にも入場待ちしてた客の行列前を移動していきましたが、誰も気づかない(笑)。大物感ゼロ。でもギターは素晴らしい。

●会場のUNITは初めてでしたが、後方のバーの前あたりのスペースは視界が遮られちょっと見にくそうな感じ。PAは良かったです。コインロッカーも250個ほどあり充分。
 フロアでも喫煙可なので、人密集エリアでライブ中にけむりモクモク状態。個人的にはこれは勘弁してほしいです。

 オープニング・アクトもあったので、入場待ちから終演まで約4時間近く立ちっぱなしで膝から下がガクガク。ジジイにはスタンディングはつらい・・・

Unit_daikanyama

 来週はデレク・トラックス・バンド。贅沢。

-set list-

代官山UNIT, 16th Sep, 2009

Ballad of John Henry
Last Kiss
So Many Roads
Further on up The Road
Sloe Gin
Lonesome Road Blues
Hard To Cry Today
Your Funeral My Trial
The Great Flood
Woke up Dreaming
Just Got Paid

-encore-
Ball Peen Hammer
Mountain Time

 セットは大阪と同じだった模様。PA卓にあったペーパーは日付だけ修正でした。

Jb_set


2009.08.27

J.ボナマッサがメリーランドでデレク・トラックス・バンドに飛び入り

●去る8月15日、メリーランド州、コッキーズヴィル(Cockeysville)で行われたホット・オーガスト・ブルース・フェスティバル(Hot August Blues Festival)というフェスにおいて、デレク・トラックス・バンドのセットにJ.ボナマッサが飛び入りで演奏したそうです(「暑い8月ブルース祭」ってベタな名前の祭りですなあ)。

 dtbはヘッドライナーだったそうですが、当日の出演者にボナマッサも含まれていたため、晴れて1曲(Get Out Of My Life Woman)手合わせとなった模様。めでたし、めでたし。

●Archive.org のこちらでボナマッサとの共演分を含む当日のdtbセットの音源が聴けます。

 Youtubeに共演映像が上がってます。モロ、ステージ上からの撮影(笑)。

 別ショットはこちら

●デレクは、7月12日にロッテルダムでのノース・シー・ジャズ・フェスティバルでS.ウィンウッドのバンドに飛び入りしてますが、こちらは音源ないのかしらん・・・

2009.08.15

ジョー・ボナマッサの2009年RAH公演が9月にDVDで発売

●ジョー・ボナマッサの今年のロンドン公演の模様を収めたDVDが9月29日に出ます(10月6日に延期です)。5月4日ロイヤル・アルバート・ホール公演より。

Live From the Royal Albert Hall
Live From the Royal Albert Hall

 こちらが予告編。クラプトンの参加シーンも見れます。


 公式サイトでオーダーすると、一般発売より2週間前に発送してくれるそうです。オーダーはこちら。DVDのリージョンはまだ不明なのでポチる方は一応ご注意を。(届いたDVDは日本向けプレイヤーで再生可能でした)

●ボナマッサは9月に来日公演があり、日程は、9月12日福岡、14日大阪、16日東京です。DVD発売前に小会場で生見できるので皆さんどうぞ。来日公演詳細はこちら

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