ゲイリー・クラーク Jrのデビュー作、The Bright Light
●テキサス州オースティン出身のゲイリー・クラーク Jr(Gary Clark Jr)のアルバム・デビュー作。4曲入りミニ・アルバムです。
彼の公式サイトはこちらで、このアルバム収録のThe Bright Light を無料で落とせる他、ストリームで全4曲聴けます。太っ腹というか、CDのようなパッケージ商品って難しい時代なんでしょうねえ。
●84年生まれのアフリカ系。デビュー作と言ってもすでにキャリアを積んでる人で、2010年のクロスロード・フェスティバルにも出演してます。10代の頃からキャリアを積み、オースティンの音楽シーンの重要人物クリフォード・アントンに出会って以来、ジミー・ヴォーンを含むオースティンのミュージシャンとプレイしてきたとのこと(Wikipedia英語版より)。
●4曲とも自作曲。2曲がバンド編成で、ソロが2曲。ソロはジョン・メイヤーがやっても違和感ないようバラードと、ブルーズの弾き語りですが、後者のソロは狭いブルーズの話法に留まらない表現で、好みは分かれるのでしょうけど良いです。
●CGF2010のDVDでも自分のバンド(ドイル・ブラムホールがゲスト)とやってるThe Brigh Light(本アルバムの1曲目で無料で落とせるやつ)が収録されていて、ヴォーカルは少し線が細いですが、素晴らしいギターソロを聞かせてます。
CGFではシェリル・クロウのセットにも参加して、クラプトン、デレク、スーザン、ドイルと共演してるシーンが拝めますが、こちらは他のメンバーが凄すぎてほんの脇役という感じ。情けない短パン履いてトボトボ出てくるECとなぜか握手、挨拶するシーンが(笑)。
余談ですが、シェリルの2曲目 Our Love Is Fading でオブリガート、ソロと弾きまくってるクラプトンのプレイ素晴らしいです。こういうプレイ聴いちゃうと、ECはギタリストとして終わったみたいな極論がいかに馬鹿げてるか分かると思います。このオッサンほんと侮れませんわ。途中、ドイルと言葉交わしながらのけぞって大笑いしてますが、あれは何なんでしょうか。
●ちょっとゲイリーから脱線しました。オーソドックスなブルーズ好きの人の趣味からは少し外れるかもしれませんが、ミニアルバムでお安いのでどうでしょう。
下の動画は While My Guitar Gently Weeps をやってるゲイリー。オリジナルに比べるのは酷か。
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