リヴォン・ヘルムのトリビュート公演 Love for Levon の映像が3月にリリース
●2012年10月3日に、ニュージャージの Izod Center で行われた、リヴォン・ヘルムのトリビュート公演の映像が3月に公式発売されます。発売はTime Life Records
コンサートの趣旨は、リヴォン追悼はもちろん、ウッドストックにある、リヴォン晩年の活動 Midnight Ramble の会場の運営を支援(Benefit to save the barn)することも含まれています。コンサートの公式サイトはこちら。
Love for Levon: A Benefit to Save the Barn [Blu-ray] [Import]
上のはブルーレイ2枚、CD2枚の4枚組版です。
●派手な活動とは無縁だったリヴォン追悼らしく、あまりメディアに派手に取り上げられなかった公演で、ディランもロビーも出てませんが出演者はなかなか豪華。大御所アラン・トゥーサンをはじめ、僚友ガース・ハドソン、ABBからグレッグとウォーレン、ジョン・ハイアット、ジョン・メイヤー、メイヴィス・ステイプルズ、ブルース・ホーンスビー、ロジャー・ウォーターズ、マイ・モーニング・ジャケット、親父が出ないならと(笑)ジェイコブ・ディラン等々。実力者がずらり。これだけの人が揃ってしまうことにリヴォン・ヘルムという人の人柄を偲ばせます。
音楽ディレクターを努めたのはドン・ウォズとラリー・キャンベルで、2人はハウス・バンドのメンバーとして参加してます。
●Youtubeにたくさん上がっている客撮り映像を見るだけでも結構楽しめます。マイ・モーニング・ジャケットのような若いバンドが、It Makes No Difference をレパートリー入れてちゃんと演奏してるのを見るのは単純にうれしいもので。多くの曲でお客さんが一緒に歌ってるのもいいなあ。
リヴォンとロビーの関係が最後まで難しかったとしても、歌われてる多くの曲の作者ロビー・ロバートソンの曲の素晴らしさもあらためて実感させられます。
●当夜のレポとセットは、WCBSFMのこのページで見れます。
●10日行われるグラミー賞授賞式では、T-ボーン・バーネットの監督の下、メイヴィス・ステイプルズ、エルトン・ジョン、ザック・ブラウン、マムフォード・アンド・サンズ、ブリタニー・ハワード(アラバマ・シェイクス)が参加したリヴォンへのトリビュート演奏があるそうです。
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