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2012年11月の記事

2012.11.24

クラプトンの2013年USツアーは3月スタートでした

●てっきり5月のロイヤル・アルバート・ホール連続公演前のUK数公演からスタートと思われたクラプトンの2013年ツアーですが、実は3月からのUSツアーが先行するスケジュールでした。現時点で分かっている日程はこちら

 初日は3月14日のアリゾナ州フェニックス公演で、最後が4月12、13日のMSGでのクロスロード・フェスティバルという日程でほぼ1ヶ月。たしかにいきなりフェスというのも変な日程なのでそういうことでしたか。

 アリゾナから東に移動して、NYへ北上する日程で、西部や中西部はなし。北東部でも大きな都市がごっそり抜けてるので、たぶんUSツアーは2ndレグがあると思われます。ヨーロッパ・ツアー後、夏は欧州人らしく休暇をとってから少し休んでUSツアー2ndレグという感じですか。上手くいけばその後に日本を含むアジアツアーと。ソウル公演があるなら日本で見る回数は減らしてソウルに行こうかな。

 丸腰でツアーというのはないでしょうから、3月の上旬位までにはニューアルバムが出るのかもしれません。そして最初の頃は新作をプレイするけど、だんだん曲がセットから落ちて・・・内容はドイルにでしゃばらせる位の方が面白くなるのではないですか。ドイル頑張れ。

●3日連続というのは絶対やらないのは従来通り。すごい数の公演数ですが、元気でなによりです、ほんと。今週末にストーンズのロンドン公演に出るという噂話もありますが、さて。

2012.11.18

ジョナサン・デミ監督作品、Neil Young Journeys を見る

●新譜が2作出るわ、クレイジー・ホースとのツアーはあるわで賑やかなニール・ヤングですが。10月にリリースされたジョナサン・デミの Neil Young Journeys を輸入盤のブルーレイで見てみました。ソニー・ピクチャーズの2011年作品ですが、日本は劇場未公開。

Neil Young Journeys [Blu-ray] [Import]
Neil Young Journeys [Blu-ray] [Import]

 2010年5月に始まり、中断を挟みながら2011年まで、4thレグ続いたソロ・ツアー Twisted Road Tour のラストである、5月10、11日のトロント、マッセイ・ホール公演を収録してます。撮影はU2のフィルムの仕事をし、デミの「レイチェルの結婚」を撮影したデクラン・クイン。

 こちらが予告編。

 以下、ネタバレあるのでご注意を。

●コンサートだけを収録した作品ではありませんが、見る前に予想していたよりドキュメンタリー部分は少なく、ほぼコンサートフィルムと言って良いと思います。ドキュメンタリー部分は、ニールの育ったオンタリオの小さな街オムミー(Omemee)を訪ねて、昔の住居跡や遊んだ場所で、子ども時代の思い出話を語るユル~い部分が主ですが、十分楽しめます。

●演奏シーンは、同じくデミが監督したニールのナッシュビル、ライマン・オーディトリアム公演を収録した Heart of Gold (2006) 同様、編集の少ない長回し映像で見れ、素晴らしいです。カメラの数とスイッチングの回数を競うようなコンサートフィルムを作ってるイケてない作家たちは見習っていただきたいものです。ただし、ビックリするような位置にカメラが置かれてたり、ギミックぽい意外な編集がされてる部分もあります。Ohioのシーンとかちょっと驚き。

 もちろんのニールの歌、演奏が良くないわけがありません。顔は怖いですけど。

●ニールとデミの映画には、2007年12月のフィラデルフィア公演を収録した Trunk Show (2009)がありますが、ニールの映画が日本で劇場公開されるわけがなく、DVD/BRでのリリースもまだなので当然未見。いつ出るんでしょう。

●現在USツアー中のニールとクレイジー・ホースは、2013年のオセアニア・ツアーが決まってますけど、日本ツアーは無理なんでしょうか。お願いします。ホースとのライブは、10月26日にニューオーリンズのVoodoo Festivalに出演した時のプロショットのストリーム映像(2時間のフルセットです)が出回っていて、ストリームとは思えないような高画質で見れます。ブートにもなってるんでしょうけど、dimeだとこの辺

●映画は2010年の7月に亡くなったベン・キースに捧げられてます。

 輸入盤ブルーレイのリージョンはDVDと違って日米共通なので日本のプレイヤーで見れます(もちろん日本語字幕なし。英語字幕はあり)。日本盤の発売は今のところ何のインフォもありません。

2012.11.17

クラプトンの Slowhand 35周年版から未発表曲 Looking at the Rain が先行公開

Looking_at_the_rain●12月にリリースされるクラプトンの Slowhand 発売35周年記念版ですが、未発表曲の1曲 Looking at the Rain が聴けるようになりました。こちらのサイトでどうぞ。

 Where's Eric でラジオ局用に配信が始まりましたと報じられてから、あっという間。ラジオにへばりついてるわけにはいかないので、固定リンクのweb上で聴けるのはありがたいです。

●聴ける Looking at the Rain は、マーク・ロバーティの The Complete Recording Sessions によれば、77年の5月6日に録音されてます。

 ゴードン・ライトフットのカバー曲ですが、歌い方がライトフット本人に似てる感じながら、重い声の印象があるライトフットよりさらに重く太い感じ(友人によるとキーはライトフットより半音高いそうです)。ラフではないんですが、本番テイクというには何か足りない印象です。

 ロバーティ本には、Slowhand 用に録音された曲について、何テイク録音されたか記載があり、今回蔵出しされる他の未発表曲 Stars, Strays and Ashtrays は計7テイクが録られているのに、この曲については複数テイク録音された旨の記載がありません。もしかしたら Looking at the Rain のヴォーカルはワン・テイクしかないのかもしれません。

 Slowhand 収録で、完全に古典化した大のろけラブラヴ曲 Wonderful Tonight の真逆のようなほろ苦い別れの歌というのが興味深いですが、個人的にはアルバムから落ちてもやむなしの出来かなと思います。

●ソロ後、タルサ陣をバックに活動してた時期の作品としてはベストとする人も多い人気作の Slowhand ですが、個人的にはそれほど好きではなく、むしろ枯れ切った印象のある Backless の方が聴く機会は多いです。

 なので、リリースされる35周年版の中で一番素材が詰まってる豪華セットの内容を見てもあまり食指が動かないというのが正直なところなのですけど。例によってデカいし。

 蔵出し度の高いライブ音源(77年4月28日ハマースミス・オデオン公演。全曲収録のブートあり)は、多くの人が指摘してるように、内容が Slowhand 発表後のツアーのものではなく、前作 No Reason to Cry のツアーのもので Slowhand 収録曲は聴けません(例外は Alberta で35周年版でスタジオ・ヴァージョンが蔵出し)。録音時期が非常に近い(ハマースミス公演の4日後に録音セッション開始)というだけ。酔っ払ってるし(笑)。

 普通なら、Slowhand からのセットがたっぷり聴ける、ファンには知られた78年2月11日のサンタモニカ公演(一部公式発表済み。ラジオ番組キングビスキット・フラワー・アワー音源)か、ロバーティ本に記載のある3月21日のジョージア州、サバナ公演を出すのが筋ではありませんか、プロデューサーさん。

●と、他にも不満垂れたらキリがないのですが、食指が動かないと言いつつ、とりあえず一番デカイのを買っておきました。完全に鴨。

Slowhand 35th Anniversary [Import, From US]
Slowhand 35th Anniversary [Import, From US]

2012.11.15

ジョン・レノンがクラプトンに宛てた手紙がオークション出品

●ジョン・レノンがクラプトンに宛てて書いた自筆の手紙がオークションに出品されるようです。

 手紙は、1971年11月29日付のもので、現物の一部はオークション主催者の Profiles in History のサイトで見ることができます。日本語の記事はこの辺りで読めます(ロッキン・オンのサイトがNMEの記事を訳してます)。

 直筆手紙の推定価格2万~3万ドルは、同時に出品されるベートーヴェンのもの(4万~6万ドル)よりは安いですが、チャイコフスキー、サッチモ、ガーシュイン、コール・ポーターのものより高く、新しさを考えると破格の値段と思われます。

 上のサイトでは、A John Lennon handwritten signed letter, dated September 29, 1971 to Eric Clapton とありますが、内容説明に draft(下書き)という語があるのでクラプトンに送られた手紙の現物ではないとも思ったのですが、レノンという人は下書きを書いてからきちんと書き直す(あるいはタイプさせる)ようなまめな人には思えません(失礼)。実際に発信された現物ということでよろしいのでしょうか。

●画像で公開された部分の内容はこんな感じになっています。

僕は君にただ知って欲しかったんだよ。僕らが話し合ってきたことをね(あんなに前向きで安らげるリハーサルをした後なら、実行に移す準備が出来るもんだと思ってた)。とにかく、もっと話し合ってもいいなら、僕らに電話してくれないかな。ここ、ニューヨークに直接来てくれてもいい。僕らは少なくとも11/30まではセント・レジス・ホテルにいるから。もちろん、あご足代は全部こっちで持つ(電話番号は753-4500 内線1701)。あるいは手紙でもいい。考えてくれるだけでいいんだ。怯えないでほしい。神経症のことは分かってるけど、きっと良くなるよ。君のことを愛し、尊敬している皆と仕事をするのが、君にとって良いことになってくれればと思う。それが僕らの思いだから。ジョンとヨーコの2人からたくさんの愛を君に。

 あるいは、上のオークション主催者のページに以下のような箇所が紹介されてます(直筆部分は公開されていません)。

僕らはくだらない悩み事(shit/pain)を味わされてきたけど、君も同じだよね。僕らはお互いに助け合うことができると思う ー 特にエリック、君がね。僕だって立派なことができると思うけど、君がもっと素晴らしいものを持ってることは君の音楽を聞けば明らかだ。僕ら皆でより素晴らしいことができればと願ってる。一緒にやればきっと出来るはずだ。

という感じです。

●大変な熱愛ぶりですが、ジョン・レノンの音楽にクラプトンのような傑出したプレイヤーがそんなに必要なのかなと思います。

 ビートルズ本を読むと While My Guitar Gently Weeps の録音にクラプトンが参加した時に、エゴむき出しだった各メンバーが急にお行儀良く振る舞いだしたと書かれてますが、レノンはそういう効果をクラプトンに望んだのかなという気がします。

●手紙が書かれた71年11月29日は、クラプトン的には8月のバングラデシュ・コンサート後も相変わらずのジャンキー隠遁期。レノンはイマジンをリリースした頃です。

 ジョンは手紙の中で一緒にやった「リハーサル」に言及してますが、彼らのリハーサルって、68年のストーンズのロックンロール・サーカスと69年のプラスティック・オノ・バンドのトロント公演くらいしか見当が付きません。他にあったのかな?

●ちなみにプラスティック・オノ・バンドのトロント公演(「ロックンロール・リバイバル・ショー」というフェス出演)について、クラプトンは自伝の中に書いていて、それによるとコンサート当日(!)にロンドンにいるクラプトンにレノンが「今晩空いてる?」て電話かけてきて、全員ヒースローのファーストクラス・ラウンジに集合。リハーサルはトロント行きのBOAC機のファーストクラス・キャビンの中でやったって書いてあるんですけど(もちろん他の客も乗ってましたが苦情をいう人いなかったということです)。そんなリハーサルのどこが healthy で restful なんですか、レノンさん。

 しかも、トロント公演のビデオ見ると、オノ・ヨーコの奇天烈なパフォーマンス付きの演奏中、クラプトンは無表情で「俺はこんなバンドで弾いてていいんだろうか」って感じなんですけど(笑)。

●でも、レインボウ・コンサートでの音楽仲間のサポートといい、こんなに愛されて幸せな人です、クラプトンさん。全文見てみたいと思いますが可能になるんでしょうか。

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