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2012年10月の記事

2012.10.24

クラプトンの2001年武道館公演がNHK BSで放送されます

Clapton_reptile●NHK BSプレミアムがプレミアムアーカイブ放送として、クラプトンの2001年12月4日武道館公演の映像を放送します。放送スケジュールは10月26日(金)、9:00AMからです。朝9時というトンデモ時間に放送されるので録画希望の人は早めにセットしておきましょう。NHKのサイトによると放送は1回だけ。

●全16公演行われたクラプトンの2001年来日公演は、その次の2003年(全18公演)日本公演と並んで観客動員のピークでした。

 特に、2001年の来日公演は自分の記憶の中では非常に聴き応えのあったステージで、あらためてセットリストを眺めてみると当時の記憶がけっこうはっきり蘇ってきます。

●日本が初演だった Bell Bottom Blues のシットダウン・ヴァージョン、Change the Worldの反復するリズムが生み出すグルーブとECのアコースティックの素晴らしいソロ、ECのキャリアの中でも特筆すべき名バラードRiver of Tears、ミディアム・テンポのブルーズ Goin' Down Slow からShe's Goneになだれ込んでいく瞬間のスリル。耳タコの Tears in Heavenだって皆素直に聴き惚れた(はず)。日替わりのブルーズの中ではとりわけ出来が良く、派手な拳引きアクションまで見れた Five Long Years。そしてなにより、最後のOver The Rainbow でショーが終わったあとの会場全体の幸福感。いい公演だったなあ。.

●NHKが収録したのは12月4日の公演ですが、自分の行った中では12月11日の武道館公演が特に印象的でした。なにせ Over The Rainbow のイントロ部分で「今夜は一緒に過ごせてグレートだった。日本で過ごすのはワンダフルだよ、特に東京はね」というお言葉まで聞けましたから。あの晩、ステージの上の人も客席の人も、皆、幸せだったのね。ツアー中に(11月29日)、ジョージ・ハリスンが亡くなったのも忘れられない出来事でした。悲しかったけど。もう11年前。

●クラプトン以外のメンバーは、ネイザン・イースト(b)とスティーブ・ガッド(dr)、アンディー・フェアウェザーロウ(g)、グレッグ・フィリンゲインズ(key)、デビット・サンチャス(key&g)。今でもこのメンバーで集まればほとんどリハーサルなしで、ステージが出来てしまうんではないのかな。このメンバーのECバンドが一番好きという人もけっこういるはず。自分は違うけど(笑)。

 2011年公演のライブ盤は One More Car, One More Rider のタイトルでCDとDVDで公式発売されていて、DVDでは故ビリー・プレストン(日本公演は不参加)の素晴らしいプレイ姿が拝めるのですが、自分はNHKソースの方に愛着を感じます。

●カット無しのフル・ショーを16:9のワイド画面のハイビジョン収録。NHKのカメラワークは、オープニングから凡百のライブ映像など軽く蹴飛ばすお見事な出来で世界に誇れるクオリティ。当時はハイビジョン放送を見れる人はまだ多くなかったし、ましてやハイビジョン画質で録画できる機器を持ってた人はほとんどいなかったかと。自分もアナログ衛星放送をVHSで録画して後にDVD-Rに移しました。

 しばらく見ていませんでしたが、同じ気持ちで素直に感動できるのか、あるいは俗塵にまみれてもはや木石の心の持ち主になれ果ててしまったのか、大げさだけど自分を映す鏡。下に当夜のセットを書いておきます。

●放送が楽しみ。悪天候になりませんように。

-Dec 4th 2001 Budokan Tokyo-
Key to the Highway
Reptile
Got You On My Mind
Tears in Heaven
Layla (acoustic)
Bell Bottom Blues
Change the World
River of Tears
Goin' Down Slow
She's Gone
I Want a Little Girl
Badge
Hoochie Coochie Man
Five Long Years
Cocaine
Wonderful Tonight
Layla (electric)
Sunshine of Your Love
Somewhere Over the Rainbow



リクエストが多かったようで、12月4日の再放送が決まりました。ちょうど公演から11周年目の日。

2012.10.18

レッド・ツェッペリン、映画 Celebration Day (祭典の日) を見る

Celebrationday120_2●見てきました。2007年12月、ロンドンでのアーメット・アーティガン・トリビュート公演における、一夜限りの再結成の記録。10月17日、TOHOシネマズ六本木の初回上映。満席。以下ネタバレ少しあるので知りたくない方はご注意。

 記者会見でのペイジの発言によると、この記録を冷静に見れるようになるまで2年かかったとのこと。で、それから3年かかって遂に一般公開。ジョン・ポールは、「5年はツェッペリン時間の5分」とか言ってますけど(笑)

 こちらはメンバー列席のロンドン・プレミア時の模様(flash環境がないと空白が表示されます)

●全曲収録のフル・ショー。ドキュメンタリー仕立てなし。5年前にロンドンO2アリーナにいた幸運な客と同じ目線でコンサートをきっちり見せてくれる内容。プラントの語りもカットされずちゃんと入ってました。例の Ahmet we did も。

●オーディエンスソースとは比べものにならない、というのは月並みすぎる感想ですが、特に視覚面のエフェクトは客撮り映像なんて敵うわけない素晴らしさ。「カシミール」の視覚効果なんて、へ~、こんな綺麗だったんだ、みたいな。「幻惑されて」の弓弾きシーンも、「お~!」です。

●お客さんは映画とは思えないほど湧いてて、拍手ぱちぱち、後半には歓声も。客が男だらけでないのも意外。まあ、ペイジもプラントも昔は美形でしたから(笑)。

 自分は Trampled Under Foot、Nobody's Fault But Mine あたりから一気に引き込まれました。所々涙腺緩んだし。自分の周りの客もウルウル系の人いました。

 4人が終始楽しそうなのが印象的。最後にまた喧嘩おっ始めたクリームの再結成を考えると複雑。クリームは最初から喧嘩してるみたいなバンドだったけど。

●字幕は一切なし。たぶんフィルム(というか今はデータ)は直前に届いてそういう作業をする時間はなかったんでしょう。市販品は字幕付くはずだし、Behind The Stage みたいシーンは、市販品のボーナスで拝めるんでしょう。

 私は、CD+BD+DVDボーナスというこの道楽盤買います。


祭典の日(奇跡のライヴ)デラックス・エディション(2CD+BD+ボーナスDVD)[CD+Blu-ray]
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●久々にロッキンな血が騒いだ一夜でした。ファンの興奮を伝えるロッキン・オン・ブログ面白いです。

 2日間限定公開の予定でしたが、20日から、渋谷、名古屋、なんば、天神の4か所のみ1週間公開するそうです。私はもう一回行くかも。Push Push!

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