クラプトン、2013年5月のUKツアーが決定
●「あんた今何してんのさ」状態だったクラプトンですが、9月17日付のWhere's Ericによると、2013年5月のUK公演が決まったそうです。現時点で分かっているのは、5月13日のバーミンガム公演を皮切りに、マンチェスター公演とRAHでの5公演で計7公演。
●クラプトンはすでにバンド・ラインナップを決めていて、ドイル・ブラムホール、スティーブ・ジョーダン、ウィリー・ウィークス、クリス・ステイントンという旧知のメンバーの他、キーボードにポール・キャラックとペダル・スティールにグレッグ・リース(Greg Leisz)。
スティーブ・ジョーダンの復帰は大歓迎。1人バンマス状態になるとルーティーン・ワークになりがちなクラプトンなので、ドイルの復帰も歓迎。というかクラプトンの尻を叩ける人ってドイルしかおらんのですか。
キャラックとリースについて自分は何も知りませんが、キャリアをさっと検索してみたら意外な人選という感じです。特にペダル・スティールを弾くリースの参加。クラプトンはロバート・ランドルフとの共演はありますが、そんなに音楽がマッチしてるようには思えなかったし、しかも、リースはカントリー系とのこと。ちょっと謎であり楽しみでもあります。
休養に入る前のソロ・ツアーのようなセットや演奏をまた繰り返すなら、自分はもうあまり興味は持てないなという感じだったのですが、まったりと期待してみることにします。
●2013年前半には製作中のアルバムもリリースされるそうです。ドイルのプロデュースでアルバム作ってるという噂は以前ちらっと聞いたのですが、そういうことでよろしいんでしょうか。
●あまりにも音楽に関係するニュースがないので、単に嫁と子供と暮らす家庭の有閑爺さんになってしまったのではないかとも危惧しましたが、そうではなかったようで。とりあえず良かったです。
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コメント
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予想されたことですが、RAH、早々と2公演が追加され、チケットも即発売となりました。
今回は私も観に行く可能性大です。今のところ、バーミンガムとマンチェスター、それにRAH2公演程度を考えています。
確かにちょっと不思議なアンサンブルではありますね。その分、多少はこれまでと違うことをやってくれるのではないかと期待しています。
投稿: ブルー爺 | 2012.09.23 12:30
ところで、今どこに居るんですか。UK?
行きたいけど最近長い予定が立てにくい人生でして。
ディラン&ノップラーもチケット買ったんですがたぶん行きません。
リース(Leisz)はジョン・メイヤーの近作でも参加してる人ですが、同じくメイヤーとよくやってるジョーダンつながり?
2公演くらい買っておこっかなw
投稿: Sato | 2012.09.23 14:09
「あんた今何してんのさ」状態なのは私も同じかと思いますが(笑)、ここしばらく英国滞在が長い生活を送っています。行きっぱなしではなく、行ったり来たりですが。
ライヴもいろいろ観てます。一部はatsu-yさん主催のストーンズ系掲示板でレポさせてもらいましたが、来日望み薄なアーティストをあれこれ体験できたのは、もう本当にありがたい。ミーシャ・パリス、テリー・リード、スプリングスティーン(マンチェスターとロンドン。後者は例のマッカが客演したハイドパークのフェス)、ヴァン・モリスン、アリスン・クラウス、レナード・コーエン等。
目下の最大の楽しみは、来年2月2日、シェファーズ・ブッシュ・エンパイアで行われる、1973年の解散から40年ぶり、ファミリーの一夜だけの再結成ギグです(http://www.chappo.com/)。70年代から大ファンの私にとっては、クリーム、ツェッペリンのリユニオンに匹敵する大事件。
あとはニール・ダイヤモンドが観れれば言うことないですね。ディランも、新作を出したのだから近々UKツアーがないわけがない、と期待しています。
今週はウェンブリー・アリーナにビーチ・ボーイズのワールド・ツアー千秋楽を観に行きます。来日時には帰国していたのに、サマソニと3連チャンはしんどいとパス、あとで大好評ぶりを聞いて、やはり観とくんだったと後悔。なので、大阪の仇をロンドンで、という気分(笑)。本当は前日のRAHも観たいところですが、正直カネが続かん(爆)。
投稿: ブルー爺 | 2012.09.25 08:00
satoさん、こんばんは。
ClaptonのUKツアーの情報、久しぶりで、嬉しく思うのと同時に、ほっとした感じもします。
もう、一週間も前にアップしてくださったのに、今頃ノコノコごめんなさい。
今度は、ドイルやスティーブジョーダンの参加ということも、何だか楽しみで、UKまで行けない自分にとって、是非この布陣での来日を・・という感じです。
ポールキャラックっていうと、band du lacで、ゲイリーブルッカーと共にキーボードを務めた人だった記憶が・・
このチャリティーライブ、クラプトンはそんなに多く演奏していなかったけど、Willie and hand jiveを取り上げたことと、あの溢れる緑の中でオーディエンスが正装しているという美しい映像が印象的でした。
投稿: Liz Reed | 2012.09.27 01:50
コメントありがとうございます。
最近すぐ返事しなかったり、無返事だったりと怠けてますが、すべてありがたく拝見してます。ぺこり。
>ブルー爺さん
私は旅人としてしか外国経験がないので、まとまった期間外国に入られる体験は羨ましいです。とくにロンドンのように音楽がたくさん聴ける土地なら尚更。ECの来年のRAH連続公演だってだってその直後はマーク・ノップラーの連続公演だし。
挙げられた中では、自分が興味あるのはモリソンくらいですが、まあ日本にいたらもう聴けないと思うので、いいなあ。ビーチ・ボーイズは主要メンバーの解雇騒動が起きてますが、ウェンブリーまでは一緒にやるのかな。最後の目撃者になるかも知れないので気合い入れて、しっかりねちねち目撃してください。笑
>Liz Reedさん
クラプトンもちゃんと音楽やってたみたいで、とりあえずホットしてます。意図的に情報遮断したというのもあるのかも知れません。
band du lacのhand jiveはこれですね。
http://www.youtube.com/watch?v=mkK-OAuv39k
キャラックのキャリアを調べるとB.B.キングからザ・スミス、マイク・ラザフォードまでと幅が広すぎて、クラプトンと何をやってるのか想像もできません。band du lacは仲間内で和気あいあいという感じですが、ドイルが噛んでるならそういうオジサン同窓会みたいなものにしないのではと期待してます。今まで通りなら日本にも来てくれるでしょう。
それまでこちらもしっかりしておかないと。笑
投稿: Sato | 2012.09.29 18:13
滞在先はロンドンではなく、かなり北のほうです。だからロンドンでライヴ観るのは「遠征」になります。
ビーチ・ボーイズ、61曲もやってくれて、大阪の仇を討った上にお釣りが来ました(笑)。
投稿: ブルー爺 | 2012.09.30 02:48