オールマン・ブラザース・バンドが、ビーコン公演でニール・ヤング曲を演奏
●ニールねたのついでと言ってはなんですが。3月9日からスタートした、オールマンブラザース・バンド恒例のビーコン連続公演で、ニール・ヤングの古典曲、Needle and The Damage Done と Southern Man 演奏してます。
Southern Man は3/17の1回だけのようです。
「オールマン」の演奏と言っても、グレッグを含む初期からのメンバーは引っ込んだ演奏で、人によっては、これはもう「オールマン」じゃない、ということになるかも。(Hittin' the note によると、オリジナルメンバー抜きでライブ演奏されたのはABBの歴史上初だったそうです)
オルガンはランドール・ブラムレットで、ヴォーカルはウォーレンとゲストのグレース・ポッターのデュエット。CSNYののライブ盤4Way Streetではスティルスとニールが弾き分けてたギターソロは、当然デレクとウォーレンが弾き分けててカッコイイです。
CSNY版はこの辺で聴けます。「この曲聴くと、オヤジの世代と同じ経験がしたかったと思う。彼らは今の音楽がこんなにクソになるなんて想像もしなかっただろう」なんてナイスなコメントが付いてます(笑)。
●Needle はグレッグ、デレク、ウォーレンの3人が座ってアコースティックでやっていて、ヴォーカルはグレッグ。こちらは複数日で演奏。こんな感じですが、お客さん一緒によく歌ってますね。ファン層かぶるのか、もはや誰でも歌えるような古典曲なのか。
カバー曲では他に、ザ・バンドの It Makes No Difference や ディランの Wathctower もやってます。Youtubeで見れるので検索してどうぞ。オールマンの今年のビーコンのセットリストについては、この辺で。
グレッグはまだ復調とは言えないような印象。声が不安定でビートから遅れるような箇所があります。でも今のラインナップのオールマン、グレッグやブッチ、ジェイモーの調子がどうであれ、一度は生で拝みたいです。
●スタジオ録音の新作は望めそうもありませんが、今年のライブ録音も当然直販で出るはずだし、2009年に日替わり豪華ゲスト陣で行われた結成40周年時のビーコンのライブが映像で出る予定はあるそうです。出るのはゲストなしの日みたいですが。今年中には拝めるのな。事情通の方そっと教えてください(笑)。
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