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2011.12.31

デレク・トラックス、テデスキ・トラックス・バンドのアルバム Revelator について語る

Ttb_flyer●2月に来日公演のあるテデスキ・トラックス・バンドですが、CBS系のFM曲93XRT局のインタビューでデレク・トラックスがTTBについて語ってるので、おおまかに紹介します。少し古く半年前の2011年6月のものですが。

●TTBを始めた理由の一つは、どちらかが子供たちと一緒にいるように務めてると、デレクとスーザンが一緒にいる機会がなくなってしまうので、それを解消するためにということだそうです。彼らが Soul Stew Revivalで活動してる時も同じようなことを言ってましたが、SSRとTTBの最大の違いは、TTBがTTBとしてのオリジナル曲で活動していること。

●デレクによると、最初にTTBのメンバーとして頭に浮かんだのがオールマンで一緒にやってるベースのオーテイル・バーブリッジ。そこに、オーテイルの兄でDTBのキーボード奏者のコフィー・バーブリッジも参加。

 ツイン・ドラム(J.J.ジョンソンとタイラー・グリーンウェル)にしたのは、オールマンでの活動や、(ジョー・コッカーの)マッドドッグス&イングリッシュメンやジェームス・ブラウンを見てきて、ツイン・ドラムがハマった時にはマジックを生むと思ったから。マーク・リバースとDTBのマイク・マティソンの2人のヴォーカルはバンドの核になる部分。というのがデレクの語るところ。ホーンセクションは3人で計11人。
(マーク・リバースってバイオを探しても出てこないのですがどんな人なんでしょう)

 アルバムRevelator の表カバーにずらり11人が横並びしてますが、ツアーは最初から11人全員参加でスタート。デレク曰く大成功(a blast)。

●興味深いのが、アルバム Revelator を作る上で力を貸してくれた人としてエリック・クラズノの名を挙げてること。バンドのスタート当初に、デレク、スーザン、コフィ兄弟に、(TTBのメンバーではない)クラズノとドラマーのアダム・ダイチが加わったスタジオ・セッションの中から曲の端緒を掴んでいった、ということです。

 他に自分たちの活動を持ってるクラズノとダイチはアルバムの録音には参加していませんが、クラズノの名は、These Walls と Learn How To Love の2曲の共作者として Revelator にクレジットされてます。

 クラズノはたまたまフロリダに来たときにスタジオに寄り、デレクと一緒に Learn How To Love を書いて、These Wallsについてはほぼ仕上げてしまったということなので、この辺りからアルバムが膨らんでいったことを想像しながら Revelator といアルバムを聴いてみても面白いかもしれません。

●ちなみに、These Wallsの作者クレジットはクラズノ、ソーニャ・キッチェル、デレクの3人ですが、デレク曰く、元々はクラズノとキッチェルの曲。スーザンはこの曲のジョニ・ミッチェル的な雰囲気をよく掴んでるということですが、スーザンの声質はあまりジョニ・ミッチェルぽくはないです。皆さんはどうでしょう。

 2011年7月に Conan O'Brian Show に出たときの Learn How To Love(いつまであるかわかりません)

●東京公演は2回ですが、チケットの売れ行きは鈍い感じだし、Revelatorのチャート・アクションはあちらでも想像以上に低いです(訂正:アメリカでは良いです。ukは微妙)

 こんな良いバンドを見逃す手はないと思うので、ちょっとでも興味のある人は是非どうぞ。東京公演は2/8、2/9、渋谷公会堂です。

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Derek Trucks」カテゴリの記事

コメント

あけおめです。

友人から聞いた話だと予想に反しTTBの評価、と云うかこの活動でのDerekを好んでいない方も多い雰囲気ですね。
自分はこんなに早くDerekとSusanが一緒に活動してくれた事に対してとても嬉しいのに・・・

現時点で沢山弾いているのを好むならやっぱりABBでのDerekでしょうね!
キレまくっている時が時折あり、聴いていても「ウォ~」って感じですよ!
PRSのAMPであの音程感の無いブリッブリ感、最高です!
でもTTBでも曲によっては十分と長いインプロしているし、Susanのギターもイイと思うんですけどね~。

後悔しないよう是非とも8,9日と遠い(笑)渋公まで観に/体感しに行って下さい。
御待ちしております。(爆)

あけおめ、です。

チケットサイト見ると、二階の半分くらいまでは売れてきたので一安心です。

ttbの音楽って60、70年代の音楽のエッセンスがぎっしり詰まってると思うのですが、人気はこんなものなのかなという感じです。
新ギター神のもう一人、ジョン・メイヤーは3000人級の東京公演二回完売で早々に追加公演が決まったのに比べると、随分対照的。

とりあえず、ひれ伏して聴かせていただきます。

あけましておめでとうございません(笑)。
アラシを呼ぶ男です 今年もよろしくお願いいたします。

事情通の方にお伺いしたいんですが、TTBって、クラブ、シアターでは平均何時間ぐらいのショウをやるんですか?
名古屋クアトロが開演6時になってるのは、演奏時間が長いからなのか、それとも単に日曜だからなのか。でも、クアトロで土日祝だから6時開演というのはあまり聞いたことがありませんね。
フジ・ロックでは、あとで短縮されたんですが、確か当初3時間枠が取られていたと記憶しています。

それにしても、ドミノズに6人目のメンバーがいたとは、知らなんだ〜、あ知らなんだ(笑)。

こちらではお久しぶりです。
今年もSatoさん節に期待しております(^O^)/

さて、先日チケットが届きました♪
出遅れたので私の席は、二階の半分くらいのとこです(^o^;

渋谷公会堂に行くのは、79年のボブ・マーリー以来かも(^o^ヾ

とっても楽しみです♪~♪♪

何か、ふと見ると一気にコメントが(笑)
で、Satoさんはどっちか片方ですか、それとも両日?
できれば両日か最終日にしてやってください。岐阜の女の子が逢いたがっています(爆)

ブルー爺さん:
> 事情通の方にお伺いしたいんですが、TTBって、クラブ、シアターでは平均何時間ぐらいのショウをやるんですか?

ちっとも事情通じゃないですが、フェスティバルで平均2時間くらいです。逆にTTBでクラブ系での演奏は少ないですが、フジロックは2時間半近かったです。

で、ドミノスの6人目のおっさんは誰なんでしょうか? ご存知なんでしょ?(笑)

あけおめです。

>ブルー爺さん、

marsさんが答えてくれてますが、TTBの演奏時間は2時間前後、長くても2時間半くらいだと思います。
名古屋の開演時間はやはり日曜対応では?名古屋からちょい離れた近辺から見にくる人にはその方が有難いでしょうし。


>Slunkyさん、

私は最近の渋公も何度か来てますが、外タレ見るのは80年代終わりのザ・バンド以来です。うひゃー、って違ったな?

今度はサウス・ケンジントンでお会いしましょう。


>marsさん、

若娘さんに会えるなら万難を排して馳せ参じようかな。うしし。

一応両方行く予定です。
名古屋も諦めてなかったりして。


TTBは2010年代版のデラニー&ボニーだと、勝手に思ってます。デラボニ好きな人は集合しましょう。

しかし、シラキュース写真でDuaneの横から顔出してるオッサン誰よ?笑

marsさん、satoさん、回答ありがとうございました。
結構長めにやってくれるんですね。
2007年のDTバンド来日では1時間半ちょいぐらいだったような記憶があるので、ちょっと驚きです。イメージからすると、DTバンドのほうが長くやりそうなだけに。

オッサンの面が割れたところで、次は「ねえ、ひょっとして、録音してません?」ですね(笑)。今頃きっと誰かからのメール問合せが行ってることでしょう。

ブルー爺さん、どうもです。
dTb時代も、2時間程度はやっていました。例のDoobieとのジョイントの時は1時間半でしたが(dTbファンには不満タラタラでしたな)

で、録音ですが、Syracuseのですよね?
今の所bogusなやつだけが出回ってますな。本物は皆切望していますよ。
その翌日の奴でも良いので、是非聴きたいです!!!!

もちろん、「翌日の奴」と両方聴きたいです!!!(笑)

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