エリック・クラプトン&スティーブ・ウィンウッド、東京公演初日
●12月2日、日本武道館。
クラプトンとウィンウッドを武道館で見れる、と思うとショーが始まる何時間も前からワクワク。我ながら単純。
何度も歩いた九段の坂、歩道に並ぶ屋台、ダフ屋の声、田安門。見えてくる武道館の屋根。世界のどこでも味わえない特別の場所。
●金沢での体験が格別だったので、自分にとっては冷静に見れるショーでした。
細かな内容は書きません。ベタな言い方ですが、このバンド、EC&SWのお互いの尊敬の気持ちが、2人のステージ上での振る舞いからよーく伝わってくるのは演奏同様に感動的。特に全曲終了後の2人の相手に対する態度は、大げさに抱き合ったりはしない、さりげないものだけど、どの公演でも要注目。
クラプトンもウィンウッドも、自分の長いキャリアの中で、バンドメンバーにそういう相手方をもったのはたぶん初めてではないかと思います。ライブのみにしているのも良いのかも。
●この日の武道館は2階席の上までびっしり満員。お客さんの反応も上々。そりゃこのバンド初の at Budokan ですから。
自分がオンになったのは、While You See A Chance でのクラプトンのソロあたりから。この曲をやるのも当たり前になっちゃいましたが、この曲を歌うSWのバックがEC、ガッド、ウィークス、ステイントンというのは冷静に考えると大変なことですよ(笑)。
●ちょっと印象薄い感じの背後のスクリーン映像ですが、Voodoo のラストの爆発時はちょっとすごいかも。
●残すはあと4公演。お互いのバンドを持つ彼らのこと。アメリカ、欧州、日本と一通り周り終えるので、最後になる可能性も。
見る機会のある幸せな方は、たっぷり堪能しましょう。
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