マルサリスとクラプトンの共演が9月にCD/DVDで発売
●今年の4月8、9日にNYのJazz At Lincoln Centerで行われた公演の録音がCD/DVDのコンボ版で出ます。発売は9月13日予定。
Wynton Marsalis & Eric Clapton Play The Blues
CD単体の発売もありますが、お値段的にはコンボ版で買うのがお得でしょう。この公演のレビューはこちらに。
●すべての曲はマルサリスのアレンジということですが、収録曲を見ると、ECが過去にやったことがあるのは44とKidman Blues。どちらも90年代中頃の「ブルース時代」はセットリストの定番曲でしたが今回はどんな感じなんでしょ。非公式音源もあるようですが、自分は9月まで待ってこのアルバムで初体験するつもり。
ECはほとんどの曲でGibson 335を弾いたそうですが、春のソロツアーのシットダウン・セットで聴けたGibson 335のプレイは素晴らしかったので楽しみ。
●メンバーはJazz At Lincoln Centerの音楽監督であるマルサリスが選んだメンバーにクラプトン側からはクリス・ステイントンが参加という感じ。前座だったタジ・マハールがゲスト参加した曲が一部。
●クラプトン、マルサリスともキャリアの一時代の印象が強烈で、そこから外れたトロい音楽?をやって貶されているという点ではお仲間同士。この公演はチャリティーを兼ねた定例のガラ・コンサートで、昔の音楽にデディケイトするという企画なのですが、そういう文脈から切り離されてぶっ叩かれる予感が濃厚です。もういい加減、二人とも変な呪縛から解いて聴いた方が良いと思うんですけどねえ。
WYNTON MARSALIS & ERIC CLAPTON PLAY THE BLUES
LIVE FROM JAZZ AT LINCOLN CENTER
1 Ice Cream
2 Forty-Four
3 Joe Turner's Blues
4 The Last Time
5 Careless Love
6 Kidman Blues
7 Layla
8 Joliet Bound
9 Just A Closer Walk With Thee (feat.Taj Mahal)
10 Corrine, Corrina (feat.Taj Mahal)
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