ボブ・ディランの輸入盤モノ・ボックスの小ネタ
●正式タイトルは The Original Mono Recordings ですが。
当初デジパックというリポートもありましたが、ペーパースリーブでした。出来は平凡。ちょっと厚めの紙で出来たよくある紙ジャケ。価格倍の国内盤はもっと立派な物を作ってくださるのでは。まさか、Blonde on Blonde の内側写真が9分割版になってるとかないでしょうね・・・
中袋を見ると無地の真っ白紙だけだったので、なんだつまらんと思ったのですが、全8枚のアルバムを見たら、次の4枚だけちょっと違いました。
1stはコロンビア・レコードの宣伝。2ndはただの模様。
3rdの「時代は変る」はボブの書いた長い詩がカバー裏面だけでは収まりきれないので、続きはペラ紙両面に書いて封入。Highway61 は変な似顔絵を書いたペラ紙入り(袋はどちらも真っ白)。
「時代は変る」のフロント・カバーだけ、他の7枚と違いザラっとしたマット紙仕上げです。
●ブランダイス大学のライブCDはボックス本体の外箱と、外箱裏面に付いてる各ディスク収録曲リストを載せたシートの間に見えないように挟まってました。外からは特典CDがまったく見えず、箱内にも入ってないので一瞬、特典CDを入れ忘れたのかと思いましたが。
●輸入盤モノ・ボックス購入者は、mp3ファイルを無料ダウンロードできます(12月末日まで)。URLとパスワードはボックスに封入。
ダウンロードできるのは、アルバム未収録なのでボックスには収録されていない Positively 4th Street のモノ・バージョンと、モノ・ボックス収録曲全曲のmp3ファイル。
high quality mp3 といううたい文句でレート320kbpsですが、モノ・ボックス収録曲は自分でリッピングしても同じような気が。ポータブルプレイヤー用なら320もいらないし。
zipファイルで900メガ以上あり、落とすのにけっこう時間かかりました。まだ混んでるのかな。
●肝心のディスクの方は、まだ Blonde on Blonde のdisc1しか聴いてないのですが、「雨の日の女」冒頭のバスドラ音がステレオ盤とは聞こえ方が違うな、とか、こんなリフの繰り返しあったかな、とかいうレベルの情けない適当な聴き方しかしてません。まあ、複雑化したマルチトラックをステレオとは違うバランスでトラックダウンしたビートルズのモノのような面白みはない(らしい)ので。
ボブのステレオ、モノについてお勉強したい方は、Searching for a Gem という超絶サイトがあるのでそちらでどうぞ。
●聴かなきゃ怒られるので週末にでもゆっくり。とりあえず落としたmp3をiPodにぶち込んだ・・・やっぱ便利か。
« クラプトン、新作 Clapton を語るインタビューを見る | トップページ | ジェフ・ゴールドの語る「ディランのブランダイス・テープの発見」 »
「Dylan」カテゴリの記事
- ボブ・ディランのブートレッグ・シリーズ第11集はベースメント・テープス集(2014.09.11)
- ボブ・ディラン、2014年春に日本ツアーか(2013.12.18)
- ザ・バンド、Live at the Academy Of Music 1971 を聴く(2013.09.30)
- ディランの1969年ワイト島フェスティバル音源完全版(2013.09.03)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« クラプトン、新作 Clapton を語るインタビューを見る | トップページ | ジェフ・ゴールドの語る「ディランのブランダイス・テープの発見」 »
こんにちは
私もamazonukで購入したのですが(どうしてもオマケCDが聴きたくて)
最初封を開けたとき、あれ?まさか!ない!と一瞬固まってしまいました(笑) でもペラペラの紙ジャケットで隙間に挟まっててホッとしたという感じです
まだ聞いたないのでこれから楽しみです
投稿: hama | 2010.10.27 08:19
はじめましてm(__)m
私が購入したアメリカ盤BOXの内袋は全て無地の白袋でした。
封入カードな2種類共入っていましたが…
投稿: ジャロイド | 2010.10.28 07:16
hamaさん
私も一瞬脱力しかかりました。
ドイツAmazonで買ったら発売日前に届いてブランダイスCDが入ってなかったという報告があったので自分もかよ…と。
とりあえず無事に入ってて良かったですね。
ジャロイドさん
>私が購入したアメリカ盤BOXの内袋は全て無地の白袋でした。
そうでしたか。いったい、どういう基準で作業してるんでしょうかねえ(苦笑)。
あるいは、ヨーロッパとアメリカでは製作が違うのでしょうか。
まさかCDの入れ違いとかはないと思いますが、こわいので確認してみます。
投稿: Sato | 2010.10.28 12:51