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2010年10月の記事

2010.10.30

ジェフ・ゴールドの語る「ディランのブランダイス・テープの発見」

Brandeis1963b●変則的な形でリリースされたボブ・ディランの1963年ブランダイス大学でのライブ音源。

 CDには解説のようなものは一切付いてませんが、テープを発見した Jeff Gold という人が、発見までのいきさつを、Discovering the Bob Dylan at Brandeis Tape として語ってます。

●記事によると、テープが発見されたのは、1950年代から70年代にかけてサンフランシスコで批評家として活動した、ローリング・ストーン誌の創設者の1人である 故 Ralph J. Gleason (1917-1975)の自宅地下室の倉庫。彼は、Dylan Speaks というタイトルでDVD化されている、1965年にサン・フランシスコの KQED TVで行われたディランの有名なインタビュー(当ブログ内の記事はこのあたり)を企画した人でもあります。

 2009年に Ralph J. Gleason の未亡人が死去し、彼らの残した住居を売却することになったので、息子 Toby Gleason から「持って行くものがあれば」と誘われた Jeff Gold が、莫大な資料の中なら発見したということだそうです。ちなみに、息子のTobyさんは、上のDylan Speaks のDVDで簡単な解説を書いてます。

●莫大なレコード、雑誌、新聞、ポスター、プレス用の資料と一緒にラルフの地下室に残されていた数多くの録音テープの種類、分類状態は様々だったそうですが、ブランダイス音源については、鉛筆でシンプルに "Dylan Brandeis"とだけ書かれていたとのこと。曰く、

我々はテープをマシンにセットして、プレイバックを始めた。そして、打ちのめされた。素晴らしいクオリティ。明らかにプロの録音した若き日のディラン。歌も演奏も素晴らしかった。この録音については全く知らなかったし、未知のままだった音源であることを完全に確信した。

 テープを発見した Jeff Gold はディランの代理人の Jeff Rosen に連絡を取り、テープから起こしたCDRを送ったところ、Rosenが買い取り、今回の変則的なリリースに至ったというわけです。

 発見された具体的な時期は明らかではないですが、貴重なテープは録音されてから45年以上一般の耳に届くことなく眠っていたということになります。

●ブランダイス大学のサイトでもこのCDのことが書かれていますが、その記事によると1月に単体でリリースされるとあります。本当なんでしょうか。もちろんそれが望ましいと思いますが。

2010.10.27

ボブ・ディランの輸入盤モノ・ボックスの小ネタ

●正式タイトルは The Original Mono Recordings ですが。

 当初デジパックというリポートもありましたが、ペーパースリーブでした。出来は平凡。ちょっと厚めの紙で出来たよくある紙ジャケ。価格倍の国内盤はもっと立派な物を作ってくださるのでは。まさか、Blonde on Blonde の内側写真が9分割版になってるとかないでしょうね・・・

 中袋を見ると無地の真っ白紙だけだったので、なんだつまらんと思ったのですが、全8枚のアルバムを見たら、次の4枚だけちょっと違いました。

 1stはコロンビア・レコードの宣伝。2ndはただの模様。

Bobmono_inner1

 3rdの「時代は変る」はボブの書いた長い詩がカバー裏面だけでは収まりきれないので、続きはペラ紙両面に書いて封入。Highway61 は変な似顔絵を書いたペラ紙入り(袋はどちらも真っ白)。

Bobmono_inner2

 「時代は変る」のフロント・カバーだけ、他の7枚と違いザラっとしたマット紙仕上げです。

●ブランダイス大学のライブCDはボックス本体の外箱と、外箱裏面に付いてる各ディスク収録曲リストを載せたシートの間に見えないように挟まってました。外からは特典CDがまったく見えず、箱内にも入ってないので一瞬、特典CDを入れ忘れたのかと思いましたが。

●輸入盤モノ・ボックス購入者は、mp3ファイルを無料ダウンロードできます(12月末日まで)。URLとパスワードはボックスに封入。

 ダウンロードできるのは、アルバム未収録なのでボックスには収録されていない Positively 4th Street のモノ・バージョンと、モノ・ボックス収録曲全曲のmp3ファイル。
 high quality mp3 といううたい文句でレート320kbpsですが、モノ・ボックス収録曲は自分でリッピングしても同じような気が。ポータブルプレイヤー用なら320もいらないし。

 zipファイルで900メガ以上あり、落とすのにけっこう時間かかりました。まだ混んでるのかな。

●肝心のディスクの方は、まだ Blonde on Blonde のdisc1しか聴いてないのですが、「雨の日の女」冒頭のバスドラ音がステレオ盤とは聞こえ方が違うな、とか、こんなリフの繰り返しあったかな、とかいうレベルの情けない適当な聴き方しかしてません。まあ、複雑化したマルチトラックをステレオとは違うバランスでトラックダウンしたビートルズのモノのような面白みはない(らしい)ので。

 ボブのステレオ、モノについてお勉強したい方は、Searching for a Gem という超絶サイトがあるのでそちらでどうぞ。

●聴かなきゃ怒られるので週末にでもゆっくり。とりあえず落としたmp3をiPodにぶち込んだ・・・やっぱ便利か。

2010.10.24

クラプトン、新作 Clapton を語るインタビューを見る

Clapton●CS局の MUSIC AIR で、新作 Clapton について語るインタビューを見ました。長さは22分ちょっと。

 MOJO誌に載ったインタビューはこれの一部でした。MOJO誌で省略された部分はどうでもいいような部分だったかというと、その反対で興味深い話ばかり。

●最新作の Clapton というアルバムは、当初はJ.J.ケールとの共作第2弾のような感じで始まったようで、昔のJJのアルバムのような音楽をクラプトンが望んだというのが出発点だったようです。

 JJはそれに対して、曲をクラプトンが作るならいいと。ドラマーも使わず、リズムはJJ風にリズム・ボックス使用で始めたけど上手くいかず。
 あれこれ考えながら 新曲ではなくクラプトンが昔からやりたかった曲を選曲。頭の中で60年間やり続けてたような曲だったのでやってみたら、そのままスムースに、という感じだったと。

●あの1曲目のLil Son Jackson のちょっと風変わりな曲は15歳頃に初めて聴いたそうでして。レコード店を探して買ったブルーズのコンピレーションアルバムに入ってたと。それ以来ずっとやりたいと思ってたというから、やはりこの人普通じゃない。

●アルバム製作の途中で胆石の手術をすることになり(Rock'n Roll Hall of Fame のアニバーサリー公演の出演をキャンセルした原因)、ミキシングやオーバーダブは病院から電話でやりとり。アラン・トゥーサン参加のニューオーリンズ・スタイルの曲はドイルが指揮を取ってニュー・オーリンズで録音。トゥーサンがECがどんな風に歌うか知りたがったので、ヴォーカルを録ってmp3にして送り、現地でそれを再生しながら録音した、とかいう興味深いエピソードも。Making mp3 on my phone ということはスマート・フォン使ったのかな(笑)。

 病院からいろいろ指示を出したが、ニュー・オーリンズの現場にいたかったと語るECでした。

●「普通は最先端の音楽をやろうとするが、自分の意識は逆だった。古い音楽に戻りたかった」ようなことを語ってますが、こういう先祖返り意識というのは、ボブ・ディランあたりと共通するのかも知れません。

●当初2枚組と伝えられたアルバムが1枚になるまでにはやはり曲折があったたようで。

 最終的に仕上げた曲は26曲。2枚組はレコード会社が了承しない、レコード会社曰く、「最近のやり方は、あとからiTune で小出しにリリースするんだ」とか(笑)。

 クラプトンはそういうの好きじゃないそうで。ビジネス的な見地から最終的に落ち着いたのが14曲。4曲ほど小出しにされて未発表は8曲と。

●「枯葉」は元々JJに歌ってもらうつもりだったとか。最近一緒にやってるキーボードの Walt Richmond はJJの紹介、タルサ出身の人だそうです。

●「ライブでもアルバムでも反応は気になるが、自分のやりたいことをやるしかない。やりたいことに限界はない」等々、他にもいろいろ語ってますが、キャリアの長い超ベテランミュージシャンのたった一枚のアルバムがこの世に出るまでには、こんなにもの物語があるのだなと。ますます、あのアルバムに対する愛着が深まった私でした。

2010.10.23

Bob Dylan In Concert Brandeis University 1963 を聴く

●Amazon UK より、モノラル箱のプレオーダー特典としてモノラル箱と一緒に届きました。発送通知から1週間かからず。あいかわらず早いです。

Bob_brandeis63

 小ぶりのシンプルなスリップケースにCD1枚が裸で入ってます。以前ボーナスで付いた63年のカーネギーホール公演のCDと同じですね。

 ちなみに、このブランダイス大学のライブCDですが、海外では10月26日から単発でも売られることになりました。英Amazon のオーダーページはこちら。 プレオーダーではオマケだったことを考えるとちょっとお高いですが、日本からなら2000円台で入手できるはずです。独Amazonはこちら。今日現在価格不明。

●1963年5月10日、マサチューセッツ州のブランダイス大学で行われたフォーク・フェスティバルに出演した時の録音ですが。当夜についてのクリントン・ヘイリンの説明についてはこちらに少し書きました。

 ホール・エコーが多めの音ですが録音状態は良く、ヴォーカル、楽器音ともに生々しい音で聴けます。少なくともヘイリンの言う、poor acoustic な感じはありません。

 お客さんは静かにじっくり聴いてますが、Masters of War では大拍手、ジョン・バーチ協会の歌では客席沸いてます。残念ながらcut in で始まりますが The Freewheelin' 収録の Honey Just Allow Me One More Chance が、ライブ・ヴァージョンで聴けるのもうれしいですね。休憩後の一曲目にやってる「第3次世界大戦を語るブルース」も冒頭はcut in 気味。

ヘイリンの本 A Life in Stolen Moments では、休憩前にボブが登場したような記述ですが、このCDを聴くとボブのショー自体が休憩を挟んで行われてるようです。

●モノ・ボックスの方はそのうち。

 モノ音源は、1CDの Best of The Original Mono Recordings もリリースされ(輸入盤のみ)、これにはボックス未収録の Positively 4th Street のモノ音源も収録されてます。ただし、モノボックスを買った人は、この音源をダウンロードできるURLとパスワードが書かれた紙が入ってるのでダウンロードで入手可能です(もちろん無料)。

 Witmark Demo の方もなんか書けたらそのうち。

2010.10.20

ブルーレイでストーンズの Ladies and Gentlemen を見る

●待ちに待ちすぎた葵の御紋、ストーンズ様最強72年ツアー映像 Ladies And Gentlemen がようやく公式発売。私は輸入盤通販購入。送料込みで1900円ちょっと。

Stones_lag

 上の絵には写ってないですが、米盤同様スリップケース入り。

●輸入盤の米盤DVDはリージョン1だったそうで、Amazon UK にオーダーした私は「BDがもしやヨーロッパ仕様のリージョンBで再生できなかったら禿鬱だ」と思いましたが、無事リージョンフリーでした。ボーナスのインタビューで日本語字幕はありませんが、英語字幕が出るのでまあいいかなと。

 BDは、映画ですら7割以上のソフトがリージョンフリーだそうですが、音楽物でリージョン設定してるBDソフトってあるのかしらん。

●期待した画質は正直今一つ。ブートで見れたのよりも全体的に暗めなのはすでに皆さんご指摘の通り。この3年前に同じく16mmで撮影したメイズルス兄弟の Gimme Shelter に負けてる感じで、この画質ならDVDでも十分かも。演奏のテンションの高さでは L&G の圧勝ですが。

●音質は十分満足。TOHOシネマズでのあの糞サウンドはいったい何だったんでしょ。
 音だけiPodに入れて日常的に聴きたいんですがさてどうするか。

●内容は、マニアの皆様がすでにさんざん語られてるのでこのくらいで。ブートで見てきた冒頭の真っ暗シーンは本当に真っ暗だったんですね(笑)。今回の発売にまつわる製作ノートみたいな解説があれば良かったんですけど残念ながらなし。

2010.10.19

クリームの解散コンサート映像について

●CS局の MUSIC AIR で、10月22日からクリームの解散コンサートの映像が放送されます。

 映像自体は有名なもので、ビデオ、DVDでも普通に見れたものですが、番組の予告編を見たら従来DVD等で見れたものより画質がずっと良いのでちょっと驚きました。

Cream_farewelldvd_2●自分の持っている45分版と80分版両方を収録したDVD(左)では、どちらの版も保存状態の良くないフィルム映像のようで、画質がどんよりと暗く細部がつぶれたような映像ですが、Music Air の予告編で見れる Sunshine of Your Love の断片を見ると、アップで写るジャック・ブルースの顔が従来のDVDとは比べものにならないほど鮮明。

 画質は小画面のストリーム映像ですがこちらで確認できます。

●高画質映像はユニバーサルのClassic Artists シリーズで出たクリームのアンソロジーDVDでも一部見れて、このDVDが出た時にちょこっと書きました(今読み返すとちょっと大げさ)。

 そちらの映像と解散コンサートのDVD映像を比較するとこんな感じです(上がClassic Artists CREAM の DVDで、下が上の解散コンサートのDVD。前者は9:6画面用にトリミングされてます)

Cream_farewell

 この映像、フィルムみたいな画質でさんざん見せられてきましたけど、マスターはビデオ収録なのではないでしょうか。解散コンサート映像を監督したトニー・パーマーのインタビューでは、はっきり「2インチ・テープ」と言ってます。高画質のビデオ・マスターが残っているならブラッシュアップしてきちんとリリースして欲しいです。以前、ドイツ語バージョンが出てたと思うんですがそちらの画質はどうだったんでしょう。

●放送日程はこちら。初回は10月22日で全7回。

 MUSIC AIR はまだスタンダード画質放送なのが残念ですが、Musikladen、Beat Club の珍しい映像や、ジュールズ・ホランド・ショーも定期的に放送してくれるので、なかなかあなどれません。



(追記)

 見ました。タイトルは CREAM farewell concert from the Royal Albert Hall, London で52分。画質はビデオ映像で既発のDVDよりずっと良いです。ただしドキュメンタリー風に仕上がっていて曲は完奏されてません。

 最後に Directed by Tony Palmer BBC TV というクレジットがあるので、これがこの映像の初出の形(69年1月5日にBBCで放送)なのかもしれません。それに手を加えないままという感じ。現在の配給はABC Entertainment という会社。

 11月30日深夜にWOWOWでも放送しますが、放送時間から考えるとこちらは従来画質版かもしれません。

2010.10.14

フィル・コリンズのモータウン・カバー集 Going Back

●特にジェネシス、フィル・コリンズのファンというわけではないのですが、面白そうなので買ってみました。と言っても、ジェネシスやプログレ系が好きな人はむしろ買わんのかもしれませんが。

Going Back
Going Back

●カバー曲中、多く取り上げてるのがマーサ&ザ・バンデラス(5曲)、ついでS.ワンダー(4曲)、テンプテーションズ(4曲)。他に、ミラクルズ、フォー・トップス、マーヴィン・ゲイ、シュープリームスという感じです。
 シュープリームスの曲が少ないのが意外な感じですが、昔耳タコで聴いた、フィルの最初のモータウン・カバー You Can't Hurry Love の残像のせいかも。

 厳密には、モータウンの曲だけではなく、インプレッションズ、ロネッツ、キャロル・キング等の曲もやってます。タイトル曲の Going Back(Goffin-King)は誰のバージョンに一番近いんでしょ。

●オリジナルのアレンジで演ってる曲が多く、ロネッツの Do I Love You? なんて、もろ wall of sound 仕様。
 収録されたコリンズ・ヴァージョンももちろん悪くないのですが、元の曲、歌がどれも素晴らしいので、あらためてオリジナルを聴いてみると、「やっぱこっちの方がいいかな・・・」と思うのが正直なところです。でも比べちゃいけませんね。

Pc_roseland1_2●フィル・コリンズは、アルバム発売よりも早い6月に、NYの Roseland Ballroom で、Funk Brothers のメンバーも参加して、このアルバムを生で披露するショーをやっていて、レコード・コレクター誌10月号でその時の模様が詳細にレポートされてました(左写真)。

 こんなショーを生で拝めるとは羨ましいと思っていたら、ありがたや。DVD(BDも)で発売されるではありませんか。Eagle Rock Entertainment 偉い。安いのでBD盤をさっそくポチっと。

Going Back: Live at Roseland Ballroom NYC [Blu-ray]
Going Back: Live at Roseland Ballroom NYC [Blu-ray]

●自分の買ったCDは通常盤より収録曲が7曲多く、DVDも付いてる Ultimate Edition。

 DVDの内容は、クリップ2曲の他、レコーディング風景のドキュメンタリー(90分ほど。英字幕が出せます)、約20分のフィルを含む録音関係者のインタビュー。
 「古いレコードを作りたかった」というフィルの話は、白人歌手がR&Bを歌う難しさを含め非常に興味深いものばかり。皆楽しそうで、このドキュメンタリーを見ると、このアルバムに対する愛着が増すのでは。

 脊髄の故障で一時はドラムをもう叩けないと伝えられたフィルで、本人もドラムパートの録音はプログラミングによる部分があると語ってますが(ただしクレジット上は単に Drum、Percussion)、シンプルなドラムセットも叩いてます。

Pc_dr

 PCにぶち込むとWAVとmp3をローカルドライブにコピーしてくれるという太っ腹なDVDでもあります。

●それにして、素晴らしい歌の数々。こういう「歌」はもうなくなってしまいました。ノスタルジーと言ってしまえばそれまでですが。

2010.10.09

ジョン・メイヤー、VH1 Storytellers のDVD

●単体のリリースではなくてBattle Studies のおまけに付いたDVDです。Expanded Edition という盤。でも今頃出されたら当然オマケが目当てということになるかと。

Battle Studies
Battle Studies

●DVDの内容は、今年の1月に放送された VH1 の Storytellers (約50分) と A Trip To Japan Alone (約7分)というクリップ風ビデオ。

 Storytellers で演奏してるのは6曲。語りやファンの質問コーナもあるので英語がもっと分かればさらに楽しめるんですけど。

Jm_vh1a

 スティーブ・ジョーダンは時々横向いて演奏してます(笑)。

Jm_vh1b

●会場埋めたオーディエンスは娘ばっか。しかも日本基準だとかなりケバい。ところどころに混ざってる男が変質者に見える(笑)。自分の知る限りJMのファン構成はかなり広いんですが、本当のところどうなってるんでしょ。

●A Trip To Japan Alone の方は、タイトルから、公式サイトでも見れた去年お忍びで来日してた時の映像かと思ったら、これ今年のジャパン・ツアーの時の映像ですね。
 全然 Alone じゃないですが、渋谷で遊んでる映像とか面白いです。JCBホール公演の映像も断片的に出てきます。前の方で見てた人、ばっちり写ってますよ。

●7分ちょっとと短いですが、けっこう楽しめます。ホテルの部屋で弾く Half of My Heart と Who Says シーンがメインですが、挿入されてるスナップショップ風の映像が面白いです。最後の方に出てくるJMを追っかけて走る娘とか青春してます。クソ映画のワンシーンよりもずっと美しい。

 こちらは、渋谷駅前のストリート・ミュージシャンに興味を持ったJM

Jm_japan1_2

 真顔でプリクラ(笑)。

Jm_japan2_2

●あちこちで蔓延してる同じ物を何度も買わせる商法ですが、DVDの内容は良いしそんなに高くないので、まあいいかなと。

2010.10.02

クラプトンの新作 Clapton を聴く

●JJとの Road To Escondido 以来4年ぶりの新作。ソロ作に限れば Back Home 以来5年ぶり。録音に要した期間は2年というクラプトンにしては異例の長さ。プロデュースはECとドイルの共同名義。

Clapton
Clapton

 自分はけっこう気に入ってます。表カバーは昭和のムード歌謡みたいですが(笑)。ベースは、14曲中なんと8曲がアップライトベースでの演奏。そういう音楽。

当初、2枚組でタイトルは Whiplash になると伝えられたこのアルバムですが、ブックレット中のTHANK YOU'S に、(thank) Ry Cooder for the prompt for 'Whiplash' album という意味深な言葉があります。ライは参加してませんが、Hard Times Blues、That' No Way To Get Along なんてライ色が濃厚。いったいライは、ECにどんな prompt をしたんでしょう。

●相変わらずJJへのリスペクトは強く(2曲参加)、all the joys and inspiration に感謝とまで言ってます。JJ曲のカバー River Runs Deep は Vocals:J.J.Cale となっていてJJによる多重録音のヴォーカルみたいですが、これECも歌ってませんか?ECぽい声がちょっと聞こえますけど。

●このアルバム、曲毎に参加メンバーの表記がありますが、クラプトン本人の名前が省略されてるところ多し。フラット・マンドリンを弾いた Hard Times Blues でクラプトンの表記があり、ブックレットにもフラット・マンドリン弾いてる写真が載ってますが、顔が見えない写真。なんか意味深じゃないですか(笑)。

 That' No Way To Get Along はド派手なギターソロはないですが、JJ、ドイル、ECが点描的に要所要所で入れてくるギターが良いです。デレクの言う「弾き過ぎないギター」を皆がやってる。いいなあこういうの。この曲、ライ・クーダー風のアレンジと、後半に盛り上がり、最後はニュー・オリンズ調で閉める構成が素晴らしいです。

●Judgemnt Day はドイルのアレンジによる男性コーラス(Terry Evans もいる)が面白く、2001年のインプレッションズとの共演を思い出すような内容で楽しいです。やはりドイルは才人。なんでこの人、他人の触媒になるときはこんな素晴らしいんでしょ。彼が作曲に関わった Diamonds Made From Rain も美しい佳曲。

 先のウィンウッドとのツアーでご披露された Run Back To Your Side はEC、ドイル、デレクの3人のソロが聴け、スパーブだった2006年のバンドを思いだします。アルバム中唯一のストレートなロックぽい曲。

●ブックレットの裏カバーはブラッキーの裏側の写真がどーん。でも、「ストラト」「ブラッキー」が連想させる音楽とは無縁なのが面白いです。

 いろんな音が隠し味的に使われながら、丁寧に作り込まれていて聴く度に発見あり。大声でわめく人は1人もいない。アラン・トゥーサンやマルサリスだって控えめなプレイをするだけ。全員が音楽の中に溶け込もうとしている感じ。

 好きも嫌いも聴く人の自由ですが、こういう音楽は簡単には作れないと思いますよ。「枯れた」とか「地味」なんて言って済むアルバムじゃないかと。

●このアルバムについて語ったMOJO誌のインタビューは、静かな歌い方はJJから学んだとか、ニュー・オリンズ流のセカンド・ラインに言及したり、もう曲はそんなに作らないとか言ったり、いろいろと興味深い内容。

2010.10.01

映画館でストーンズ「レディース・アンド・ジェントルメン」見学

Ladygen●8日間限定で上映ということなので見てみました。於TOHOシネマズ六本木。ARTという一番小さなシアター。しかもBD上映。まあ、毎月1日は1000円で見れるので。

●驚いたのが音がよろしくないこと。低音がこもり気味でミックのボーカルだけがオン。しかも、ミックのボーカルが入ってくる瞬間に、バンド全体の音像が変わり不自然なこと。

 以前、米Amazonで一曲フルで見れた All Down The Line のストリーム映像の音質はもっと奇麗な音だったし、ヴォーカルの不自然な強調もなかったんですけど。BD上映でこれってことは、まもなく出るDVD、Blu-Ray もこんな音質なんでしょうか。それとも、今回用いられたNTTによるサウンドシステムのせい?

●映像の方は元が16ミリでの撮影なので、画質はそんなに良くなりっこないのですが、全体的に暗め。ステージ上で動くメンバーや楽器以外はかなり暗闇のなかに潰れてしまって見えません。色の濃淡が強めなので一見発色がよいキレイな絵に見えるんですけど。

●といってもブートの映像に比べれば、クセはあるものの圧倒的に高画質なわけで。素直に期待を込めて、DVD、Blu-Ray の発売を待つことにします。

 発売のニュースを聞いたときは、ブートもこれで不要になると思ったんですが、ブートもしぶとく残りそうで。

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