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2010年5月の記事

2010.05.27

クラプトン・ウィンウッド公演ヨーロッパ・レグをネタにつぶやく -続編-

 物欲(財布)も冷え込んでるので、つぶやき系で。

●続行中の二御大SW&ECツアー欧州編。まだ5公演ですが微妙にセットが変化しとります。

 注目セットは、Midland Maniac の次にやる曲。

 カッコ良かったDon Nix のGoing Down が落ちて、Slide Song (A)という曲名不詳曲。文字通りスライドが印象的なこの曲、いまだに曲名がpendingですが、世界中の物好きが注目してるというのに未だに曲名が特定されず、ウィンウッドの公式サイトでも Slide Song (A)としか表記されてない不思議。どなたか博学で偉い人教えてください。

 と思ったら、この Slide Song(A)、バーゼルでは Crossroads という超平凡?曲に入れ替わり。お二人何考えとるんでしょ。Crossroads 登場は、なんとMSG初日以来2度目。

●ベルギー公演では、Pealy Queen の代わりに、これもびっくりの While You See A Chance 登場。オリジナル・アレンジのシンセバリバリののアレンジとは違い、イントロのシンセによるリフがECのギターに替わり、SWはハモンド。途中ギターソロがあったりと、なかなか新鮮です。

●さらに、パリから Gimme Some Lovin' が登場してのけぞってたら、これだけは落ちないなぁと思った Split Decision が落ちるわで、わけわからん。



●しかし、初日18日のバーミンガムと19、20日のロンドン2daysばかりか、23日アントワープ、25日パリの5音源がすでにTorrentで流通、フル・ショー聴けるとは。26日バーゼルも時間の問題でしょ。インターネット恐るべし。

●1週間で4カ国で公演できるヨーロッパは狭い共同体。ラストのイスタンブールまで残り10公演。

2010.05.19

18日に始まったクラプトン・ウィンウッド公演ヨーロッパ・レグでの初登場曲

●18日にバーミンガムでスタートしたクラプトン・ウィンウッド公演のヨーロッパ・レグですが。以下の3曲が初登場曲の模様。

Shape I'm In (The Band?)
Tuff Luck (これは2009年のUSレグでやってました)
Midland Maniac (Winwood)
Going Down (Don Nix?)

Midland Maniac 以外は誰の曲か今ひとつはっきりしないのですが・・・全セットリストはこちらで。

 つうか、日本にも来て。お願い。



(追記)
 TwitterでYoutubeにあると教えていただきました(ありがとうございます)。
 Shape I'm In はやはりThe Band でした。ちょっとユルいか。ウィンウッドのオルガン、かなりガースっぽい感じ。




 Going Down は Don Nix(ていうかFreddie King)。Tuff Luck は Big Maceo(ECのソロが素晴らしい)。

 もしかして、この中に新作 Whiplash で聴けるのがあるのかも。

2010.05.18

デレク・トラックス・バンドの新作ライブアルバム Roadsongs が6月に発売

●前作 Already Free から約1年半ぶりの新作は2枚組ライブ・アルバム。6月22日発売でタイトルは Roadsongs。

Roadsongs
Roadsongs

 去年の Already Free ツアーから、評判の良かった4月8日、9日、シカゴ、Park Westでの録音。全14曲。

●dtbは近年のスタジオ作も素晴らしいのですが、あの天に舞い上がるような高揚感が味わえるライブ演奏が正規盤で登場するのは大歓迎。いやー、うれしいなあ。

●現在、Archive.org では両日の音源はban扱いですが、8日の全セットはこちらで、9日の全セットはこちらで確認できます。

 オフィシャルサイトに上がってるCD収録曲を見ると、Billy Branch がハープで共演した9日のSweet Inspirationは残念ながら収録されていません。Youtubeでは一部見れます。


The Derek Trucks Band / Roadsongs

Disc1
1 I’ll Find My Way
2 Down In The Flood
3 Sailing On
4 Get What You Deserve
5 Days Is Almost Gone
6 Already Free
7 Afro Blue

Disc2
1 I Know
2 Down Don’t Bother Me
3 Don’t Miss Me
4 Rastaman Chant
5 Key To The Highway
6 Get Out Of My Life Woman/Who Knows
7 Anyday

2010.05.17

クラプトンの新作はカバー曲集の模様(タイトルはWhiplash?)

●先日書いたローリングストーン誌日本版6月号掲載のジェフ・ベックとの共同インタビューで、本人が新作について話してたので、ちょこっとご紹介。

Rolling Stone 日本版 2010年6月号
Rolling Stone 日本版 2010年6月号

●タイトルは Whiplash(鞭紐、鞭打ちの意)。2枚組の大作カヴァーアルバムだそうで、やってみたかった曲をやっただけ、とご本人は申しております。ライ・クーダーに聴かせたら「皆、あまりの衝撃にムチ打ちになるぞ」と言われたそうです。

●近年のスタジオ作は、悪くはないのだけど出たときしか聴かないという感じでしたが、はたして次回はどうなることやら。ちらりと聞いた噂によるとドイル・ブラムホールがプロデュース面でけっこう関わっているとの話。

2010.05.13

ジョン・メイヤー、東京公演2日目を見る

Mayer_jpn●行ってきました、ジョン・メイヤー東京公演2日目。2月12日JCBホール。
 生ジョンは2年前にハイドパークのHard Rock Calling で見て以来。いやー、最高でしたよジョン君。

 お客さんはさすがにEC公演あたりと比べると若い人多し。特に若娘。でもちゃんと中高年もたくさん。この人の音楽の受容層の厚さを実感。

●自分はiPod に入れた2月12日のミシガン公演ばかり聴いていて、この日も最初の Heartbreak Warfare、Crossroads が同じだったので、「こりゃセットは同じで、アンコールは Who Says と Gravity だな」とタカをくくったら・・・全然違うじゃん。

 帰宅後、3月中のUSツアーのセットリストを確認したら、けっこうセット変わるんですね、この人。

●残念ながらドラムはスティーブ・ジョーダンではありませんでした。ドラム(Keith Carlock)、キーボード、ベースにギター3本とバック・ヴォーカルの女性2人という8人編成。ギターの1人はロビー・マッキントッシュ。

 高校時代に短期留学で日本の高校にいただけあって、日本語が出るわ出るわ。セットチェンジに時間がかかってると「チョットマッテネ」とか、「エイゴデハナソウカ?」とか(笑)。お馬鹿スレスレのユーモア感覚は最高。先日見た生真面目なギター青年然としたボナマッサとは大違い。

●うれしいことに、けっこうギター弾きまくり。上のミシガン公演が、Battle Studies 同様、軽めでポップな印象だったので予想外。もちろん大歓迎。

 Who Says の歌詞中、trip to Japan alone の箇所は Kyoto alone になってました。もちろんお客さんここで「Yeeeah!」と歓声。Gravity のアレンジも素晴らしかった。あれが落ちるか、という曲をやらなかったりしましたが満足。

 終演後、退場時に前列のファンにサインしまくりのお茶目なジョンでした。

●JCBホールはライ・クーダー公演に続いて2度目の体験でしたが、縦にバルコニーが重なる構造なので、キャパ2500人のわりにこじんまりしててちょっと大きめのライブハウス感覚。私は第1バルコニーの正面で見てましたが、ステージまでの距離はZEPP Tokyo の2階で見るより近いのでは。この会場けっこう気に入ってます。

●当日券はありますから、迷ってる方は行かれた方が良いです。わたしゃますますジョン・メイヤーという人が好きになりました。次回の来日はぜひあの素晴らしいトリオでよろしく。

-set list-

12th May, JCB HALL,
Tokyo Japan

01 Heartbreak Warfare
02 Crossroads
03 No Such Thing
04 Slow Dancin' in A Burning Room
05 Perfectly Lonely
06 Stop This Train
07 Your Body Is A Wonderland
08 Jam (shouting "Gan Batte Yo" in Japanese) > Vultures
09 Who Says
10 Friends, Lovers or Nothing
11 Half of My Heart (inc.Drum Solo)
-Band Introduction-
12 Jam > Gravity

-encore-
13 Bigger Than My Body
14 Wheel

-Band Member-
John Mayer (Guitar, Vocal)
David Ryan Harris (Guitar)
Robbie McIntosh (Guitar)
Charlie Wilson (Key)
Sean Hurley (B)
Keith Carlock (Dr)
Julie Delgado (Backing Vocal)
Melanie Taylor (Backing Vocal)

2010.05.12

ローリングストーン誌のベック・クラプトン独占インタビュー

Rsjpn201006●本家米国版にはちょっと遅れましたが、日本版にも掲載されたので買ってみました。980円。

 2人揃ってのインタビュー(於ジェフ邸)は初めてだそうですが、予想以上に面白かったです。大御所同志、余裕というか、ひょうひょうと良い味だしてます。

 ヤードバーズに入ったばかりの頃について、ベック曰く、


「耳にするのは前任者の話ばっかりだった。『エリックなら、こうはしない』とか『エリックなら、ああはしない』とか。いいかげん頭にきて、はっきり言ってやったよ。『うるせえ!エリックはもうやめたんだ』!」

 あるいは、クラプトン曰く、


「ジェフは、ヤードバーズで僕の代わりだった。でも正直、僕の代わりなんているはずがないと思ってたんだ。だから抜けた。『やめてやる。僕がいなければ、バンドは潰れるに違いないって』。なのにジェフが入って、バンドはかえってよくなったし、前よりも売れたんだ」


 話題は色々。適当にちょっかい出し合いながら、和気あいあいという感じ。

●あまり記事を紹介すると営業妨害になってしまうのでやめますが、興味深かったのは引用されてるデレク・トラックスがECについて語った言葉で、


「エリックのプレイには“抑制の美”がある。デュアン(・オールマン)もそうだったけど、エリックのほうがさらに上だね。常に余地を残しておく。すべては出さずに、もっと聴きたいと思わせる。あれは作曲する人の弾き方なんだ」


 さすが才人デレク、「作曲する人の弾き方」だなんて、言うことが凡人とは違います。

●下の写真と同じ物が、六切り大サイズの厚手光沢紙でオマケについていてます。

Rsecjb

●RS誌の日本版は、毎号US版の記事を完全翻訳だそうで。他に、先日亡くなった名カメラマン、ジム・マーシャルの追悼記事(J.メイヤーの Where the Light is を撮ったDanny Clinch がドキュメンタリ作成中だそうです)、B.ウィアとP.レッシュの新プロジェクトとか、日本の音楽誌の記事とは一味違います。

 まもなく始まるニール・ヤングのツアーで前座を務めるバート・ヤンシュですが、ニールのAmbulance Blues が、バートの Needle of Death を一部拝借してることについて、「ニールが罪の意識を感じる必要はない。チャンスがあるなら、“ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド”を彼と共演したい」と語ってるそうで。

 優しいな。誰かと違って(笑)

 EC、JB関係では、それぞれ85年と80年のバックナンバーに掲載されたインタビューも再録されてます。

●日本版はILM社発行。音楽誌に限らず雑誌ビジネスはキビシイ時代らしいのに、広告が少な目で採算は大丈夫なのかと心配してしまいます。大量販売が見込めるジャンルではないと思いますが、頑張ってください。

2010.05.01

461オーシャン・ブールヴァードのレアリティーズ・エディション

461re●週末にディスク・ショップのぞいたら並んでました。

 見慣れたカバーが帯付きで並んでたので「なんだ?」と思ったら、既発の2枚組デラックス・エディションのdisc2だけ別売りした商品。

デラックス・エディションはスタジオ録音部分が重複するから買わなかったという頑固な禁欲主義者の方と、ダイハード・コレクターの方は買うのかも知れません。

●でも、461って、disc1の方にもボーナストラックが入ってるので、通常の461とこれを買うだけじゃコンプにはなりません。マニア向けの企画なのになんとも中途半端。たしかシングルスリーブ。

 こういうときはデフ・ジャケにでもして物好きを釣ればいいんです。それなら自分は棚の肥やしに買ったかも。

●EC物では、他にクリームの Disraeli Gears もレアリティーズ・エディションが同時発売。お店にはレナードスキナードのも並んでました。

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