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2010.04.18

『現代思想』臨時増刊号「総特集=ボブ・ディラン」(青土社)

●こういう文芸誌の特集になってしまうのですから、偉大な人なのでしょう。自分は彼の音楽が好きで聴いているだけですが。

現代思想2010年5月臨時増刊号 総特集=ボブ・ディラン
現代思想2010年5月臨時増刊号 総特集=ボブ・ディラン

 今まで「現代思想」で特集されたポップ・ミュージシャンっているんでしょうか。たぶん類をみない売れ行きになることでしょう(ほんとかい)。ちなみに一つ前の臨時増刊号はドストエフスキーでした。さすがはノーベル文学賞候補(笑)。

●主な内容は青土社こちらのページで確認できます。本邦未訳だったLAタイムズの2004年インタビュー、菅野ヘッケル+ピーター・バラカン対談といった、音楽雑誌に載っても不思議でないものから、仏教学者ポール・スワンソンによる「ディラン・イン・ジャパン その魅力と言語の壁」といった、なかなか興味深い記事もあります。

●週明け、4月19日発売です。月曜は昼休みに書店にゴー。ひきこもりの人はポチリと。

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コメント

サニーデイ・サービスというバンドをご存じですか。曽我部恵一のワンマンバンドで、久々の再結成で新譜をだしたのですが、一曲目、ディランのアイ・ウォント・ユーをリサイクルしています。なんか、うれしくなってきます。
拓郎も、ディランも、みんな昔の曲のエッセンスを盗んできたわけだし。
曽我部恵一は昔のフォークやロックをうまく再利用して、現在に伝える名人です。
ヒットに恵まれず、失敗したバンドだと思われてるけど、30万枚くらいは売れてたんだよと書いてました。
ちなみに、はっぴいえんどは当時、1万枚くらいだったそうです。

今の時代に、ディランの香りのする音楽なんか作っていて、商売としてどうなの?とは思うのですが。
次のCDが出せる程度には売れて欲しいなとおもいます。

サニーデイサービスは聴いたことがあります。ラジオでちょこっとだけですが。

30万売れるというのはすごいのでは?(笑)
演奏する方も聴く方も枚数なんてそれほど気にしてないように思うのですが。

ディランのカバーでは真心ブラザースが面白かったです。この現代思想に載ってるスワンソンさんも興味深い指摘をされてました。

真心ブラザーズがカバーすると、拓郎の曲だったっけと思うところが、笑えます。
日本でディランが売れたのは、拓郎なしでは考えられませんから。
経済的貢献度からいって、拓郎は感謝状ものだと思います。
ディランも 愛ある窃盗 ですものね。
リスペクトも経済的貢献もなく、ただ単に盗んだだけの美川憲一「さそり座の女」とはちょっと違うように思います。(デイブ・ブルーベックからのそのまんまの盗作です。娘に聴かせると、お父さんジャズファンじゃなかったの、なんで、さそり座の女かけてるの?って言われました。アメリカでは超有名でも、日本ではテイク・ファイブの大ヒット以外にはあまり一般的ではない人だし、彼の数多いレコードの中ではCD化されるのもかなり遅かったあまり目立たない、知る人ぞ知る盤の片隅に入っている曲なので。こんな曲パクっても誰もわかりゃしないだろうって思ったんでしょうね。)
まあ、確かにジョニ・ミッチェルの独創性は大した物だと思いますけど。
ディランに比べると、窃盗度が少ない。
(ディラン自身は、俺はメロディメイカーじゃなくて、詩人だ と言っています。)

ブルースってどれ聴いても、みな同じなんですけど。ブルースの領域じゃ、盗作っていう概念そのものが成立しないんじゃないでしょうか。
ブルースとかヘビメタとかカラオケ演歌とか、水戸黄門みたいに様式美を追求する種類の音楽での盗作ってなに?
だだだだん! をモチーフに曲を作ってやろうと考えたベートーベンの方がよっぽど、パンクだと思うのです。
あまり詳しくないのですが、おそらく前例はないはず。

ところで サニーデイ・サービスであって、サニーデイサービスでもサニー・デイサービスでもありません。
デイサービスとなると、老健施設みたいだからじゃないかと邪推しています。

ボブディランファンの

あっ
今は一応クラプトンファンでもあるJimiです。

私の場合
最初から直接ボブディランのしゃがれた声を聞けたのでラッキーでした。


今回東京のZEPPにいらしていた
細野晴臣さんが
YMO(笑)・はっぴいえんどの前1969年頃に在籍していたエイプリルフール(こういったバンド名?だったと思いますが・
なにせ古い話なので・)というロックバンドが♪Pledging My Timeを演奏しています。

まっ・ブルースっぽい曲だから演奏しやすかったのでしょうね・


拓郎は
ディランの♪ハッティキャロルの替え歌で自分の別れた女のどうでもいい歌を長々と歌っていましたね・

拓郎の♪春だったね
ボブディランの♪メンフィスブルースアゲインのパクリだったと今でも思っています。


ボブディランファンは
結局ボブディランしか聴かないので・

誰かがボブディランの曲を歌ってくれたら・

ボブディラン風に
自分の曲を歌ってくれたら・

それは涙をながしながら聴くと思います。

私は涙はながしませんが(笑)

春だったね の件です。昔ラジオの深夜番組で、拓郎と小室等の「僕たち懺悔します」のコーナーで、拓郎が、ディランのメンフィス・ブルース・アゲインを聴きながら、田口淑子さんが送ってきてくれた詩を読んでいて、できてしまった、こんな詩を送ってくるのが悪いと爆笑していました。
実はパクリだじゃなくて、確信犯です。
ディランの方は、頭の中で昔の民謡だとか、賛美歌だとかが流れていて、それに自分の詩をのっけていくんだと語っています。それって、盗作じゃないんですかと聞かれて、良いメロディを使い廻すのがフォークの伝統だと語っています。
サブテレイニアン・ホームシック・ブルースはチャック・ベリーのトゥー・マッチ・モンキー・ビジネスだとも。
師匠も弟子も全く同じやり方で盗むんだと知って笑ってしましました。

同じアイルランド民謡を、ディランが盗むか、ポール・サイモンが盗むかで違う曲になっちゃうのが面白いですね。
ディランの自伝の中で、若い頃のディランを評して、スポンジみたいになんでも吸い込んで自分のものにしてしまうやつだ という表現がありました。
全て家へ持って帰る 愛ある窃盗 ですからね。
要するに、文化は真似る、盗むという行為が必須ってことですね。

こんばんはボブディランファンのJimiです♪

mmmさん
貴重なご意見
ありがとうございます♪


人それぞれに解釈があり・
どなたの意見も正しいと思います。

私自身は
ただのボブディランファンであって・

ボブディランの曲についてあれこれと掘り下げてまで聞きたいとは思っていません。


ボブディランも
あと数年で
芸能生活50周年を迎えます。


きっとその時には世界中の
ボブディランファンは
涙を流して祝福することでしょう・

私達ファンも年を取って涙もろくなっていますからね(笑)

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