ボブ・ディランの東京最終公演を聴く
●2010年日本ツアー最終日、3月29日、Zepp Tokyo。
ボブは最後だからって特別なことはしない人。でも予想に反し、今夜は特別でした。
●初の指定席見物。良く舞台が見えます。このクリアな視界はスタンディングでは味わえません。舞台上に書かれた円形模様はスタンディングでは見えない。ライブ中は10×25の双眼鏡でドアップのボブをずっと観察。
●前奏短くいきなり歌い出した Rainy Day Women ですでに場内大沸き。ついで、ギターを持って It's All Over Now, Baby Blue、オルガンに戻って Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)。
頭の3曲聴いて今日のボブは素晴らしく歌えてるぞ、と。あの歌い方ゆえ、しばし音楽の流れをブツ切りにしてしまうこともあるボブの歌ですが、今宵は気持ちよく音楽に乗って流れてました。快調確信。
●やっと出た、My Wife's Home Town。アルバムより遙かにエッジの効いたリズムを刻むバックに、センターマイクですごみのあるダミ声でたたみ掛けるボブ。もう背後に偉大なブルーズメンの霊が漂ってましたぜ、ボブ。
●でも今宵はジャムナイト。The Levee's Gonna Break、Highway 61 Revisited、Thunder On The Mountain でバンドがグルーブしまくり。こんなサウンドを、彼は60年代にも、70年代にも、80年代にも聴かせたことはなかった。
特に、The Levee's Gonna Break 後半の延々と続く大ジャム大会は当夜の白眉。誰かが傑出したソロを延々と聞かせるわけでもないのにこの興奮は何? おかげで、Highway 61 ですらおとなしめに聞こえたくらい。そして、両者に挟まったリリカルな When The Deal Goes Down の美しいこと。
Thunder On The Mountain ではオルガンのグリッサンドで勝手に自分だけ演奏終わらして中央にすたすた歩むボブ。続いてバンド陣がジャーンとエンディング(笑)。いやーかっこいい、68才。
●で、本編ラストの Thin Man かと思いきや、聞こえてきた音は、あのノワール感ある暗黒サウンドとはまったく別物。何じゃ?・・・・
ボブが、May God bless and keep you always と歌い出した瞬間、かすかに眩暈が。涙腺決壊寸前。あとは忘我の中で聴き惚れとりました。ああ、来て良かった。Forever Young
●アンコールの Like A Rolling Stone、Jolene が終わっても、ドニーが椅子から立たない。今日は「風に吹かれて」はないのか。その通り、また Watchtower に戻り。
でも、この瞬間「もしや」と思いましたね。こんなすぐに Watchtower に戻すはずがない(笑)。
●Watchtower 後、整列の挨拶。ボブは腰よりちょっと上の位置で両手の平を客席にむけて何度も動かしながらご挨拶。
退場しても止まない拍手。歓声の大きさが自分の聴いた2回とは違いすぎ。
はい、バンドの面々が一気にステージに戻ってきて、今ツアー初の2ndアンコール。場内ヤバイ興奮状態。ドニーはヴァイオリンを持って、はい皆さんの予想通り、How Many Roads.....と歌うボブでした。このあたりは完全に舞い上がっていたので演奏に対する細かな記憶がないです。
風に吹かれた後も、また整列の挨拶。ボブはうれしそう。サンキュー、ボブ。あんたの歌が好きだ。
●至福の夜。お台場の奇跡。我が音楽体験最高の一夜。聴きながらこの瞬間が永遠に続けばよいと、何度思ったか。
セットリストはこちら。
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Satoさん
自分が行けない最終日は意外にあっさり終わってくれるんじゃないかと言うちょっと捩れた淡い期待は物の見事にに打ち破られました。最後は"Knockin' on Heaven's Door=もうすぐお迎えが"なんかじゃない、"Forever Young=いつまでもお達者で"、それがありましたね。The Last Waltzの時もそうだった。そう考えると簡単に想像出来たはずでしたね。でも今度は68歳だ!21:30過ぎに帰宅途中でBob Linksに上がったSet Listの意味が解った時、歩きながらこみ上げて来る涙を堪えて夜空を仰ぎ爺の名を呼びました。(クサ過ぎますがホントなので仕方ありません・笑)
ホントに今回のバンドは最高でした。ドラムのGeorgeが力強いんでバルブ全開のロックになります。Charlieはその上で旧めのギターを取っ替え引っ替え御大を伺いながら縦横無尽。カントリータッチの曲ではストリングベンダー付きテレを駆使して。Tonyはいつもの通り。御大に一番近いDonnieは常に間合いを取りながらとても愉しそう。大男Stuだけ我関せずと一人で黙々リズムを刻む。
March 29, 2010 Zepp Tokyo(気が付けば一応自分の18度目の結婚記念日!笑)、間違い無くBob爺自身の、そしてロック史上に燦然と輝く伝説の館での伝説の夜となりました。
On a Night Like This! それをナマで体験された皆さんは羨ましい限りです。
投稿: Steve | 2010.03.30 07:43
私は中盤の数曲に、空腹もあってだれてしまいました。
さて、格好いいThin Manでアンコールだなーなんてのんびり構えていたら、
吹き飛ばしていただきました。
イントロがNot Dark Yetっぽく感じたので、"Shadows are falling"と頭の中で始めたところ…。
Forever Youngの最中は、無性に念力を送りたくなっていました。
"いつまでもお若くどうぞ"と。
そんな力なんて、これっぽっちもありゃしませんけど。
> でも、この瞬間「もしや」と思いましたね。
> こんなすぐに Watchtower に戻すはずがない(笑)。
Donnieがバイオリンを持ったなかった時点で、私は確信でした。
これは2ndアンコールが来るに違いない!
もちろん、根拠はありません。
ところで、ステージ左端にあった台は、他の日にもあったのでしょうか。
昨日は特に気になってしまって、まさか有働氏が出てきて
花束贈呈じゃないだろうなーとか勘ぐってしまいました。
行き損ねて散々羨ましい日々もありましたが、何だかんだで楽しかったです。
投稿: Catpochi | 2010.03.30 12:38
フ〜、禁断症状もようやく治まったか。苦闘の10日余りじゃった。
実は先の日曜と月曜は休みだったので、東京に行こうと思えば行けたんじゃよ。帰りは火曜の早朝に東京を立ち、昼ごろ出勤というのもできない相談ではなかった。
が、5回も観たことだし、もうこの辺でカンベンしといたるわ、という気分だったの。その結果がコレ、ね(笑)。
運命のひとひねり、という言葉はこういうときに使うんじゃろうな。
やったことのある人なら分かると思うが、遠征を伴う追っかけ、とくに歳とってからのそれは、本当に疲れる。楽しいことをやってはいるのだが、しかし体を休めることにはならない。今回はその気分に負けたと言える。年度末の慌ただしい時期で息抜きがしたかったというのもある。
ひとつ確かなのは、これがクラプトンだったら、疲れようが何だろうが絶対に遠征していたろうな、ということ。その辺で、ワシは結局ディランよりもクラプトンのヒトということになるんじゃろうな。
投稿: ブルー爺 | 2010.04.01 01:19
みなさんこんばんは♪Jimiです。
Satoさん
ボブディラン東京公演最終日のリポート楽しく拝見いたしました。
ありがとうございました♪
私は最終日の朝
妻から「帰りにボブディランに寄ってきなさいよ?後悔するわよ!」と言われました・
月曜日だし
それも仕事帰りになんとなく行きたくなくて・
いつもの飲み屋でホッピー飲んで帰りました。
いまとても後悔しています。
でもブルー爺様のおっしゃるとおりこれも♪運命のひとひねりと
自分に言い聞かせています。
ブルー爺様
はじめましてJimiと申します。
ブルー爺様
教えていただきたいのですが・
エリッククラプトンが70年代に妻(その当時妻だったのかは
わかりませんが・)のパティ・ボイドさんと初来日公演の際の記者会見で(前置きがながくなりすみません)
エリッククラプトンは
「私が尊敬する人はボブディランとマイクブルームフィールドです」と語ったそうですが?
これは真実なのでしょうか?
エリッククラプトン命の
ブルー爺様
御回答よろしくお願い致します♪
みなさん
個人的な話ですみませんが・
実は娘が今度の土曜日ディズニーシーで演奏することになりました。
興奮のボブディランのライブの次が
Jimi家のお嬢様のライブだなんて・
これも
♪運命のひとひねりですね(笑)。
投稿: Jimi | 2010.04.01 18:29
>>Jimiさん
イキナリでなんですが、それはガセです(笑)。
いや、ECがディランを尊敬し、故マイク・ブルームフィールドに一目も二目も置いていたのは、折々に触れての発言から間違いのないところです。
ただ、Jimiさんの挙げたシチュエーション「パティ・ボイドさんと初来日公演の際の記者会見」というところなんですが、そもそもECが、1974年から2009年にかけて行われた18回の来日(プライベートを含めればもっと数は多くなりますが)のうち、記者会見を開いたのは、1991年のジョージ・ハリスンとの来日ただ一回だけです。この時点ではパティと離婚(1989年)したあとなので、パティが会見に出席した事実はありません。
投稿: ブルー爺 | 2010.04.02 00:48
みなさんおはようございます♪
Jimiです。
ブルー爺様♪
お返事ありがとうございました。
嬉しかったです♪
もしかしたら?
当時の音楽誌のエリッククラプトンのコメントだったのかも知れません?
確認せずにお話してご迷惑おかけしました
すみませんでした。
ブルー爺様♪
またまた古い人の話で申し訳ありませんが・
教えていただけませんでしょうか?
エリッククラプトンが
デラニー&ボニーを手伝っていた頃
同じツアーメンバー?でギターを弾いていたDave Masonさんがいました。
もしかしたら?
Dave Masonさんはデレク&ドミノスで
演奏していたかも知れないと・
何かで?読んだ記憶があります・
(またまた
確認せずに書き込みしています。
すみません)
そのデレク&ドミノスで共演?した
音源は存在するのでしょうか?
Dave Masonさんはまだ元気にギター弾いているのでしょうか?
ブルー爺様♪
新年度でお忙しいところ
甘えて申し訳ありません。
もしお時間がありましたら
教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願い致します♪
投稿: Jimi | 2010.04.02 06:16
みなさんこんばんは♪Jimiです。
Satoさん♪
ブルー爺様との
お話のなかで
マイクブルームフィールドの名前を書き込みましたけれど・
数年前に発売されたDYLANというタイトルの3枚組のボブディランのCDがありました・
その中の曲
♪The Groom's Still Waiting at the Alterで
スライドギターを弾いているのがマイクブルームフィールドだったと最近知りました。
確かに鋭いスライドギターの音色が聞こえてきます。
残念なのは
これからソロという時に曲がフェィドアウトして終わってしまう事です。
それにしても
この曲のボブディランのボーカルは力が入っていて素晴らしい♪
もしもこのセッションの未発表曲が他にあれば嬉しいですね・
Satoさん♪
教えていただきたいのですが・
Jimi Hendrixは
ボブディランの曲を何曲?録音しているのでしょうか?
よろしくお願いします♪
投稿: Jimi | 2010.04.03 00:52
おたずねの件ですが、デイヴ・メイスンは、ドミノズのデビュー・ギグ(1970/6/14、ロンドン、ライシアムでのチャリティ・ショウ。4時30分と8時の2回公演)に参加しています。彼がドミノズのライヴで一緒にプレイしたのはこのときだけです。
ただ、彼が当初の正式メンバーだったかのように書かれている記事をよく見かけますが、ポスターには単に"Clapton, Whitlock, Radle and Gordon"と書かれていて(Derek & The Dominosというグループ名はショウの当日、グループがステージに登場する直前に、出演者のひとり、トニー・アシュトンが思いついたと言われています)、メイスンの名前は見当たりません。
音源に関しては私の知るかぎり出回っていません。
メイスンの77年初来日と80年再来日は観ましたが、77年はすばらしかったです。私が体験したオールタイム・ベスト・ライヴのひとつに入りますね。
今は何をしてるんでしょうね(笑)。
投稿: ブルー爺 | 2010.04.03 13:21
デヴメねたが出て来たので反応(爆)
ブルー爺さん:
> 今は何をしてるんでしょうね(笑)。
今でもアメリカ国内でクラブギグをずっとやっていますよ。確かに新譜が出ていないので日本で話題になることは少ないですが、お元気そうです。
最近の演奏で聴いたのは、昨年の9/1にシカゴでABBの演奏に客演し2曲(Only You Know And I KnowとFeelin' Alright)やっています。これはABBのInstant Liveで聴く事ができますね。
今年の3/13にニュージャージーで演奏した音源も出回っています。セトリは以下の通り。
Feelin Alright
Let It Flow
40,000 Headmen
World In Changes
Look At Me Look At You
We Just Disagree
Shouldn't Have Took More Than You Gave
Let Me Go
Good To You
All Along The Watchtower
Dave Speaks
How Do I Get To Heaven
Only You Know And I Know
投稿: mars | 2010.04.04 09:08
90年代には一時期Fleetwood Macのメンバーにもなっていたというこちらも未だにNever Ending Tour続けてますよ〜!(笑) さすがにもう日本ツアー実現は興行的に難しいんでしょうかね?当時から懸念されていた(?)オツムの方は予想通りすっかりサッパリされて。(笑) 新譜もちゃんと出されてますし、私は結局まだナマで観たことないんですが、ライブなんか結構イイ感じなんじゃないかと察しますが。
http://www.dave-mason.com/home.html
無理矢理Dylan関連に話を戻すと、HendrixのAll Along the Watch Towerの録音にも参加しているMasonですが、Domino前夜ではこんなのもありましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=ir2eAEhtXvE&feature=PlayList&p=43DF69103D1CE121&playnext_from=PL&playnext=1&index=16
でD&B関連では例のGeorgeから貰ったAll Rose "Let It Be" Tele弾いてGeorgeとEricも映ってるこんなのも。
http://www.youtube.com/watch?v=8EOxy3TF3OY&feature=related
そして最後にやはりコレですかね!(笑) コテコテ演歌調オヤジに挟まれて"これを聴いて粗育って来ました!"的にMatch Boxのソロを決める25歳の好青年ぶりがなんとも。(涙)
http://www.youtube.com/watch?v=Q1fXhLVaBBY
ブルー爺さんにはすでにお馴染みのものばかりかと思いますが。実は私何を隠そうドラちゃんのお友達なもんで...。
Bob関連から話が外れて申し訳ありませんが、一応EC関連も守備範囲とされている管理人さんのことですからお許しいただけるかと。
投稿: Steve | 2010.04.04 09:36
みなさんおはようございます♪
昨夜はブルー爺様へのお返事を書きながら眠ってしまいました♪
お返事が遅くなりました。
すみません♪
いまこちらの
お部屋を覗いてみましたら・
marsさんとSteveさん先輩方からもコメントをいただきまして本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
みなさんのコメントを拝読しまして
DaveMasonさんが今も元気にツアーを続けている事を知りホッとしました。
marsさんから教えていただきました2010年現在のセットリストには驚きました・
♪We Just Desagree・
この曲はボブディランが70年代のインタビューでいい曲だねと言ってました・
私も大好きな曲です。
私はDaveMasonさんのレコードでは
♪ライブ情念が好きでした。
あの頃は凄腕の黒人ベーシストともう一人たしか?ジム何とかというリードギターを弾く人がバンドメンバーにいたと思います・
(名前がすぐに出てこなくてすみません・)
このレコードでは
♪All Along The Watchtowerも演奏していますし最高のライブ盤でした♪
(この頃?ジョニーウィンターのライブレコードも好きでよく聴いていました♪)
ブルー爺様は
この頃の
最高のDaveMasonBandを生で体験なさったのですね?凄いです!
うらやましいです。
今はDaveMasonさんはどんなバンドメンバーで演奏しているのでしょうか?
セットリストを見ていたら無性に見に行きたくなりました。
Steveさん♪
珍しい映像を教えていただきありがとうございました。
若いエリッククラプトンは本当に格好いいですね♪
ひとりでゆっくり楽しみたいと思います。
みなさん
もうひとつ教えていただきたいのですが・
DaveMasonさんはJimi Hendrixの曲♪Crosstown Trafficではコーラス
♪All Along The Watchtowerでは12弦ギターで参加していますが・
他にもJimi Hendrixの曲に参加しているのでしょうか?
みなさんよろしくお願いします♪
ブルー爺様♪
ZEPPで見たチャーリーセクストンの姿・
私にはマイクブルームフィールドに見えました・
本当にチャーリーは格好よかったですね♪
投稿: Jimi | 2010.04.04 11:45
私も"情念"派でした。アレはヨカッタ!何を隠そう見張塔もDylanでもJimiでもなくアレで覚えた。(笑)
Daveのホームページに貼ってある動画で最近の彼のテレビ出演時の様子が観れますね。
私は24日のZeppで"見張塔"を聴いている時に白いデカヘッドのストラト抱えたJimiが空から降りて来て一緒に愉しそうにジャムってる姿がはっきり見えたのですが、皆さんには見えませんでしたか?(狂・幻覚?)
同じ様な体験では06年のEC w/Derek Trucksで武道館でLittle Wingを35年ぶりに突然聴いた時、DuaneとJimiが舞い降りて来たわけですが。(笑)
あと95年赴任先のオランダで観たEC Nothing But the Blues公演の時に、Signature Whiteyと335をこれでもかとバリバリに弾きまくるECの影に数々のBlues Man達が。あれはECのベストパフォーマンスだったか?
GibsonからSignature Les Paul出てたMike Bloomfield and Al KooperのHighway 61コンビのライブ盤もイイなあ。(笑)
投稿: Steve | 2010.04.04 12:34
みなさんこんばんはJimiです。
Steve先輩
ありがとうございます♪
事情通の先輩からは教わる事ばかりです。
これからも
よろしくお願いします♪
子供の頃・
初めてクリームのベスト盤を買いました。そのレコードジャケットに使われていた
エリッククラプトンの写真が好きでした。
長袖のTシャツ姿でギターは335でした。
それから後・
ブラインドフェイスの頃ひざまづいて335を弾いているエリッククラプトンの写真を見たことがあります。
数年前NHKのBSで見たブラインドフェイスのエリッククラプトンは白いテレキャスターを弾いていました。
Steve先輩♪
ZEPPのチャーリーセクストン・
私も過去に亡くなられたギターリスト達の姿に見えました。
ボブディランバンドの演奏は
きっとこれからも進化を続けて行くことでしょう。
私はこれからも
このバンドを見続けたくなりました。
今回の来日公演のコンサート評で
ひとつ気になった点は
例えば4月1日の読売新聞では
「68歳健在示したボブディラン」となっています。
ボブディランにしても私達にしても
年齢なんか意識しながら生活していませんし・
人は自分の年齢を意識した途端に老いるのではないでしょうか?
ボブディランは
いつまでもボブディランです。
投稿: Jimi | 2010.04.05 00:34