リトル・フィート、ディキシー・チキンの Mobile Fidelity 盤
●最近出たので買ってみました。1973年作で彼らのサード・アルバム。ナンバリング付き限定盤。
Dixie Chicken [Limited Edition]
歌詞掲載のブックレット付きの見開きペーパースリーブ仕様。日本盤のLPも持ってましたが、これってシングル・カバーだったような記憶が。
使われてる紙質が上質でなく、数回見開いただけで背の部分がへたってます(泣)。ま、肝心の音が良ければ良いんですが。
●Mobile Fidelity盤を買いあさる趣味はないので、同シリーズのマスタリング傾向はよくわからないのですが、本盤の音はとてもよいです。CDぽい平べったい音でなく、音が立体的に立ってるといいますか。個々の楽器の音も生々しくよく鳴ってます。
旧ワーナー盤のCD(非SHM-CD)と比べようと思ったら行方不明で、記憶上の比較しかできませんが、明らかに本盤の音が上かなと。
●プロデューサーはローウェル・ジョージで、各曲のアレンジの緻密さは音の良い本盤で聴くとよく実感できます。
フィートの代表作として真っ先に挙げられることの多い名盤ですが、有名すぎるタイトル曲は別として、すぐ心地よく響く曲はむしろ少ないです。Sailin' Shoes あたりの開放的な明るさと比べると、音楽はグルーミーというか内にこもる感じの曲が多し。
Mobile Fidelity 公式サイトの当盤紹介ページはこちら。
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