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2009.11.08

マイケル・ジャクソン This Is It を見る

●見てきました、フライデーナイト@TOHOシネマズ六本木。全席完売満員。公式サイトはこちら

Mj_thisisit

 これだけきちんと映像が残っていたわけですから、幻に終わったO2ショーの記録映像と共に公にすることを前提で撮影していたのでしょう。残念ながらこのような形での公開になりましたが。

●自分はマイケル・ジャクソンという人の熱心なファンであったことはないし、O2でのショーの日程が変更されたときも、「いったいあのコンディションで本当にステージが務まるのかしらん。最終的には全日程キャンセルされるんでないの」と冷ややかに思ってました。実際オフステージの彼の姿は健康的とはほど遠かったので。

●ところが、とんでもなかった・・・・

 This Is It を見て驚いたのが、リハーサルを重ねる彼の姿が、肉体、精神とも不健康とはかけ離れていたこと。
 そこにいたのは、自分のステージがどうあるべきか明確なイメージを持ち、全体をコントロールしていくディレクター、マイケル・ジャクソン。スタッフ、ダンサー、ミュージシャンに指示を与える姿の自信に満ち満ちた姿・・・ああ、あなたは本当にあのマイコーなの?

 「本当にステージに立てるの?」なんて馬鹿な心配をよそに、なんとすごいステージが実現しようとしていたとは。彼の死に対するセンチメンタルな感傷抜きに見ても、このショーの持ってたポテンシャルは凄まじいものがあると思わせます。
 でもセンチメンタルな感傷抜き、なんて無理ですね。私ですら涙腺ゆるみましたから。

 このショーが実現していたら、ポピュラー音楽史上に残る、途方もない大金字塔になってたかと。まさに、This Is It

 ここには、死の影など微塵もないです。

●お客さんは見ながら拍手、終わって拍手。日本なので皆さん反応は控えめでしたが、アメリカのシアターあたりでは凄い状態なんではないかと。

 マイケル、あなたはもっとこの世にいるべきでした。

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コメント

マイコー!サイコー!!

Satoさん こんばんは
いつも楽しく拝見させていただいています。
「今」マイコー観てきました!
感傷的な気分に浸らぬように、冷静に観ようと思いながらも…ボロ泣き!
リハーサル映像でこの凄さ!ロンドン公演が実現していたら…!!
本当に才能に溢れる偉大なアーティストだなあと改めて実感しました。
舞台裏でのマイコーの姿、完璧を追い求める、歌も演奏もダンスも!!
自信溢れる的確な指示、それでいて謙虚な人柄。
世界中から選び抜かれたダンサーを前にしても、飛び抜けてカッコイイマイコー!!

エンドロールが終わるまで、明かりがつくまで誰一人として席を立たない映画は始めてでした。

映画を観て涙し、Satoさんのコメントでまた涙。

あと一回観に行こうかな。

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