やっと届いた Hitting The Note の オールマン・ブラザーズ・バンド40周年ビーコン公演ライブCD
●もはや到着を楽しみにする気も失せて、どうせそのうち来るだろ状態でしたが、ようやく届きました。2009年3月に、NYのビーコン・シアターで行われたオールマン・ブラザーズ・バンド結成40周年の連続公演ライブ。
クラプトン参加日の2日分だけはさっさと発送してましたが、私はリヴォン・ヘルムの出た初日もオーダーしてたので今頃到着。当初の発表よりほぼ半年遅れ。遅れの原因は、大量にゲスト参加したミュージシャン達の権利関係の処理だったようです。
私の買ったのは3月9日、19日、20日の3公演。1セット27ドルが3個+送料20ドルの計101ドル。円換算でいくら請求があったかは待ちくたびれてとうに忘却いたしました。
●パッケージはチープなソフトケース仕様でがっかり。せめて Instant Live シリーズ程度のデジパック仕上げであって欲しかったです。しっかり1つは内部破損してるし。
●音質は当然moogis落としのストリーム音源とは比べものにならない素晴らしさで、ミキシングやイコライジングで下手にいじくり回してない各楽器音の生々しさは格別です。
初日音源を聴いてますが、Leave My Blues At Home の爆演は「初日からこれかよ」という感じで、ABBの歴史上最強のバンド・ラインナップはデュアン時代ではなく今だ、という人がいても私は頷いてしまうかもしれません。Taj Mahal が参加しての 44 Blues 後半の盛り上がりとか、スゴすぎ。
Ophelia、I Shall Be Releasd、The Weight という強力なザ・バンド・セットを歌う Levon はかなり声が苦しそう。なんぼでもケチ付けられるヴォーカルですけど、よれよれの声で歌う I Shall Be Releasd に私は泣いてしまいます。The Weight の演奏なんて一部破綻してますが、よくこのまま出してくれました。
購入はこちらで。国内の一部ショップでも買えますがかなり割高です。
●音飛びなんぞもあったようですが、これだけの規模の連続公演の全セットをよくぞ正式に発売してくれました。感謝、感謝。クラプトン参加日はこれからじっくり聴きます。
ホント、初日からこれかよ。
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