日本語字幕付きの Eric Clapton and His Rolling Hotel を見る
●1981年製作のドキュメンタリー・フィルムが、少し前に日本語字幕付きで出てたので買ってみました。IMP製DVD-R。75分版。
●画質は、宣伝文句では過去最高ということですが Very Good の上くらいという感じ。ストレスなしにみれますね。
オープニングはこんな感じです。以前から出回っているもの同様、脱色気味なのが惜しいです。
最初は、以前見てたVHS版とたいして変わらんと思ったのですが、実際比べてみるとさすがに昔のものよりかなり画質がアップしてます。
こちらで比べるとわかりますが、画面上方に映ってる家の形なんて昔のVHSとは歴然と差が出てます。タランチュラ製もあるそうですが、そちらは見てません。
音質はそこそこで、あまり期待しない方が良いです。疑似ステレオ化されてます。
●このディスクの素晴らしいのがウリの日本語字幕。今まで見ていて会話内容不明、隔靴掻痒だった不満が一気に解消。素晴らしい。喜びのあまり悶絶。
マディの Mannish Boy の対訳なんてちょっとエロ方面への意訳が過ぎるんでないかとも思いましたが、実際そういう歌なんでしょうなあ。イヒヒ。
このころは仲良しの2人。
●ロンドンで上映されたきりで、拡大公開されることのなかった可哀想な作品ですが、78年ツアーの雰囲気が良く伝わってきます。
当時は、レイドル、ジェイミー、ディックらの Tulsa Tops をバンドに従えていた時期の末期で、 EC自身、後々のインタビューで、この頃のバンド間の馴れ合い的な雰囲気に嫌気がさして英国人バンドにスイッチしたと語ってますが、その辺の心境にいたるグダグダ感みたいなものもよくわかります。79年に日本でも見れた英国人バンドの雰囲気とは大違い。
アンコール前に舞台裏に引っ込んだメンバーの会話なんて、今ではあり得ないような暴言連発。コカインもおふざけ調と言っては言い過ぎですが、脱線すれすれ。
コカインプレイ中のEC。今じゃこんな格好でギター弾かんでしょ。
いつかオフィシャルで、できれば長尺版で見てみたいです。この作品未見の方にはお勧めです。
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