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2009.09.19

The Beatles In Mono 届く

●Amazon UK より The Beatles In Mono 届きました。ステレオ箱だけでいいと思ったんですけど、結局モノも買っちまったか・・・

Beatles_mono1

 オーダー翌日に発送通知。通知から5日で到着。Amazon UKの人はいつも仕事早いです。

●装丁だの紙ジャケだのにあまり執着する人間ではないのですが、実際ブツを見ると感嘆の溜息。もはやこれは工芸品ですね。
 ディスクはポリエステルの保護袋入り。紙の袋は付いてるだけで、出荷状態ではディスクは入れられてません。日本製だけあって扱いがデリケートです。

Beatles_mono2

 モノ・ミックスのない Let It Be と Abbey Road は当然なし。Help! と Rubber Soul の2つは Original 1965 streo mix 付きでモノとステレオの両収録。

●ややポンド安に振れたこともありますが、円換算の請求は2万6000円台後半。全11アルバム(うち2つは2CD)で1アルバムあたりの価格は2500円弱。マニア向け商品なので、不当にお高いということはないのかもしれませんね。あくまで1アルバムあたりですけどね、ははは。お金のある方は国内盤でどうぞ。

●だが、なぜモノで聴くのか。

 ビートルズ自身がモノ・ミックスにしか立ち会わなかったとか、初期アルバムのステレオ盤はいかにも未成熟な左右分離型ミックスだったといった事情はあるわけですが、Help! 以降はステレオ・ミックスにサウンド的な不自然さはないです。
 少なくとも、華麗なるサウンド絵巻が激しく進化していく Revolver、Sgt Pepper、Magical Mystery Tour は素直に考えればステレオ向きなわけで。これらはモノ・ミックスを止めた Let It Be、Abbey Road よりサウンド的にはるかに複雑です。

 とりあえず、サージェント・ペパーでアシスタント・エンジニアだったリチャード・ラッシュのお言葉。

「『SGT PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』の本当のヴァージョンは、何といってもモノ・ヴァージョンですよ」とリチャード・ラッシュ。「モノ・ミックスはすべてビートルズの立ち会いのもとに行われました。アルバムの録音を完了してから、ジョージ・マーティンとジェフ(エマリック)と僕が数日でステレオのほうをやっつけたときは、ビートルズのメンバーは誰ひとり現れなかったな。モノ・ヴァージョンには、ステレオに入っていないエフェクトが、そこそこで使われているんです」  ジェフ・エマリックもこの証言を裏書きし、ビートルズのレコーディング・セッションの大半(『SGT PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』を含めて)において、コントロール・ルームのモニターは、ステレオ・ミックスを行う場合を除き、モノ・スピーカー1台きりだった、と指摘する。「スピーカーはちゃんと2台あったけど、右のやつしか使わなかった。両方のスピーカーをモニターに使うことは禁止されてたんだ。オーケストラのステレオ・レコーディングのために取ってあるんだって!」(Mark Lewisohn / The Beatles Recording Sessions 旧版133頁)


 禁止云々はたぶん言い訳で、無視すればできたでしょうに(笑)。60年代後半になっても、なぜ彼らはモノ・ミックスを作り続けたのか。

 とりあえず、ペパー軍曹から聴いてみましょうか。

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