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2009年5月の記事

2009.05.31

クラプトン、2009年ロイヤル・アルバート・ホール公演第10夜を見る

●5月29日、ロイヤル・アルバート・ホール公演見てきました。セットリストはこちらで。

09rah29

●すでに音源も出回ってますが、一応封印して現場に臨みました。

 RAH公演が始まってからセットリストを眺めていたときは、「このリストで楽しめるんかいな・・・」と微妙な印象でしたが、意外や意外。かなり楽しめてしまいました。

●新鮮な Going Down Slow や Key To The Highway のアレンジ、流れるようなOld Love でのソロ(途中 As The Years Go Passing By のフレーズあり)、久しぶりの Got To Get Better In A Little While(ウィークスのソロの素晴らしいこと)、Badge...

 ソロ演奏だと思ってた Driftin' がトリオ演奏だったり、生で聴きたかったThree Little Girl が聴けて喜んだり(イントロですぐ分かりました)、シャッフル感の強い Lay Down Sally に「ほー」っとなったり。いつもはちょっと退屈な後半の「定食セット」もドイルが出てくると思うと妙に期待したり。これはホラー映画でお化けが出てくるのにドキドキするようなもんか(笑)。
 Laylaの終盤のソロも良かったです。さすがに Wonderful Tonight はなんの記憶もないですが(苦笑)。

 Not Dark Yet は落ちてしまいましたが、正直あの曲の世界はECのものではないと思います。ダメ出しするほど悪くはないですが・・・

Ec4

 今回復帰したアンディですが、Cocaineでは派手なアクションでステレオタイプとは遠く離れたところで素晴らしいソロを聞かせてくれました。間違いなくショー全体の聴き所の一つと思います。アンディとドイルは演奏中ニコニコとアイ・コンタクトとったりして楽しそうでした。

Ec1

●オープニングは Arc Angels.

 ドイルよりチャーリの方が目立った感じで、ショーの進行コメントもチャーリー担当です。客席に愛想振りまいたり。さすが元アイドル(笑)。
 演奏途中でお互いのギターを交換してそのまま続けるようなアクロバット的なパフォーマンスもありましたが、ポップとか派手な印象を受けるバンドではないと感じましたがどうでしょう。

Arc2

●どこかストイックな印象だった先の日本公演に比べると、健康的でハッピーなショーかなと・・・強引にまとめるとそうなります。

Ec3

 日曜のラスト・ナイトも見物予定。

2009.05.30

ティーレマン、ミュンヘン・フィルのウィーン公演を聴く

 結局、ロンドンまで来てしまいましたが。

●ちょっと迂回して、クリスティアン・ティーレマン指揮ミュンヘン・フィルのウィーン公演を聴いてみました。5月28日、ムジーク・フェラインザール。曲はブルックナーの8番。

Soldout

 売り切れ。チケットがあっという間になくなってしまい茫然としましたが(泣)、直接メールで問い合わせたら1枚ならあると言われ購入。

 Balkon-Mitteという2階の正面でしたが(下写真)、この位置だと他の客の頭が視界に入り指揮者がほとんど見えないので、視覚重視の人向けの席じゃないです。椅子幅も狭い。自分は下の階両サイドのLoge席の方が良いです。椅子も好きなように動かせるし。

C_balcony

●この人のブルックナーはちょっと神経質というか、聴き始めはもっとゴツゴツやってほしいと思うのですが、聴いているうちにどんどん引き込まれ、最後は降参という感じ。スケルツォで改訂版みたいに演奏する箇所がありましたが、まあいいです(笑)。
 数年前に東京で同じくミュンヘン・フィルとの5番を聴いた時と同じ印象。まあ、同じコンビ、作曲者なんで。
 
●2階正面で聴く音は、最初ちょっと低音が足りんかなという感じでしたが、3、4楽章では無問題。特に素晴らしかったのは終楽章で完全に圧倒されました。ホール全体がガンガン響くという感じで。終楽章開始直後に左右のバルコニー席後列で聴いてる人たちがあちこちで立ち上がりだしたのがちょっと可笑しかったです。

 最後の一音が鳴りやんだ後の、いつまで続くんだと思う場内の沈黙のすごいこと。演奏中に居眠りしてる爺さん婆さんはいても、フライングでブラボー飛ばす馬鹿はいません。
 オーケストラ退席後も一般参賀1回あり。場内大歓声。ウィーンでは(でも)大変な人気者ですね、ティーレマン。

 ティーレマンとミュンヘン・フィルは2010年に来日公演が予定されていて、ブルックナーの8番もプログラムの中に入ってます。とりあえずそちらも行くつもり。

 余談ですが、この日はポディウムというステージ上の席に、○泉○一郎元首相にそっくりな人がいました。たぶん私の錯覚・・・

●この日、初めてバルコニーの階に上がったので開演前にちょっと探検。

 3列ある両サイドのバルコニー席は1列目以外は見切れ席扱いで、実際こんな感じにしか見えません。

Left_balcony

 特に、ステージ背後、オルガン横のバルコニー席は、最前列でもステージが見えません。

Organ_balcony

 どうしてもオルガン横しか席が取れない場合は、最後列の一番壁側の席を取って演奏中は立ち見するのがよろし・・・それなら最初から安い立ち見席で見た方がいいか。

 2008年にここで聴いた時の探検報告はこの辺に書きました。

 でした。

Ticket

2009.05.24

Clapton and Winwood Live from Madison Square Garden のCDも買う

●CDの方も買ってみました。これで iPod に入れられます。

Swec_cd

 ブックレットは超シンプル。トラックリスト、スタッフ等の簡潔なインフォメーションのみで、素材もDVDの使い回し・・・

Swec_dvdcd

だけなら良いんですけど、トラックリストまでDVDのを使い回していて、CDの方にはトラック2に入ってる Low Down がクレジットされてません(苦笑)。次回プリントからは修正されるんでしょうけど。
 各トラックもdisc毎のトラック番号でなく、1から20までの通し番号だし。適当じゃの~、とほほ・・・(ケース裏面、ディスク面上の表記はちゃんとなってます)

●ちなみに、Slowhand Digest へのSteve さんという親切な方の投稿によると、各トラックの収録日は以下の通りです(DVD・CDは同じテイクとのこと。ただし、DVDでは収録されていたステージでのコメントがCDではカットされてます)。

Hard To Cry Today-26th
Low Down-28th
Them Changes-26th
Forever Man-26th
Sleeping In The Ground-26th
Presence Of The Lord-26th
Glad-26th
Well Alright-28th
Double Trouble-28th
Pearly Queen-26th
Tell The Truth-26th
No Face, No Name, No Number-26th
After Midnight-28th
Split Decision-26th
Rambling On My Mind-25th
Georgia On My Mind-26th
Little Wing-28th
Voodoo Chile-26th
Can't Find My Way Home-28th
Dear Mr. Fantasy-26th
Cocaine-26th

 DVDのボーナスに入っている、Kind Hearted Woman Blues は28日、Crossroads は当然25日(しか演奏されてないので)。

 ただし、Little Wing の後半は26日のテイクが編集でつなげられていると思います。他にも編集テイクがあるかもしれません。

2009.05.19

Clapton and Winwood Live from Madison Square Garden DVD を見る

●まだ輸入盤のみですが待望の発売。リージョンはオールなので日本向け民生用プレーヤーで再生可能です。
 自分の買ったのは通常の2DVD盤で、ディスク以外のブツは簡単なインフォメーションのみが記載された見開きのペラ紙一枚封入というシンプルなもの。

Live From Madison Square Garden[DVD]
Live From Madison Square Garden[DVD]

●すでにForever Man のプレビュー映像を見て分かりましたが、映像は非常にオーソドックス。客席は時々映る程度で演奏に集中するのに申し分ないです。録音も良し。
 曲間にコメントやインタビュー映像が挟まる箇所がありますが、コンサートの流れを遮るほどではない節度あるもので、曲に関連するものが多く興味深く聞けます。
 例えば、Them Changes の箇所で、バディ・マイルズが病気だったことは全く知らず彼の追悼となったことは偶然だったと語るクラプトンの話とか、スティーヴが語る60年代英国でのブルース発見ムーブメントの話の後に、Double Trouble とか。お互いのディスコグラフィを確認してたらエリックのは俺の3倍あったと語るスティーヴとか(笑)。

Swec1

Swec5

 個人的にはちょっと冷静には見れないという事情もありますが、あらためて素晴らしいショーだったのだなと。当時の現場ネタはこのあたりにちょろちょろ書きました。

Swec2

●Forever Man が26日(2日目)の演奏だったので、他の曲もピックアップしてオーディエンス・ソースと聴き比べて見ましたが、どの曲が何日と簡単に特定できるほど単純ではありませんでした。

 Rambling on My Mind は25日(初日)、Georgia on My Mind が26日(2日目)の演奏。
 Them Changes は、28日(最終日)の演奏前のウィンウッドによるバディ・マイルズ追悼コメントが収録されているので、28日の演奏かと思いきや26日の演奏でした(ちなみにマイルズが亡くなったのは26日です)。

 Little Wing は中間のソロまでが28日の演奏ですが、その後に26日の演奏をつなぐというつぎはぎテイクになってます。私はシンクロしながら聴いていたので気付きましたが、普通にDVDだけ聴いていたら絶対そんなことに気付かない編集で、映像・音声とも継ぎ目の痕跡のかけらもありません。テクノロジー恐るべし・・・

 ということで、とても全部特定させるのは短時間では無理のような気がして匙を投げました。どなたか挑戦してみてください。

●現場では、Can't Find My Way Home や Dear Mr. Fantasy 演奏時に聴衆が歌いまくるのにけっこう感激しましたが、DVDで聴くとオーディエンスの歌声がまったく聞こえないのがちょっと残念。まあ、そういうのを味わえるのがオーディエンス・ソースの醍醐味なわけで、その辺は棲み分ということでよろしいかと。

Swec3

●SW、ECのインタビューが聴ける約37分のボーナス映像に日本語字幕はもちろん英語字幕も出ないので、内容をちゃんと把握したい方は6月に出る国内盤がよいでしょう。

 満足。

2009.05.12

クラプトン、5月のアイルランド・UKツアー開始

●5月11日にダブリンのThe O2で開幕したアイルランド・UKツアーですが、なかなか興味深いセットでした(出典はwhere's eric)。


 1. Going Down Slow (あっさり意表ついてきました)
 2. Anything For Your Love (何で今、Journeymanからコレやる?)
 3. Key To The Highway
 4. Old Love
 5. Hoochie Coochie Man
 6. I Shot The Sheriff

-sit down-
 7. Driftin'
 8. Lay Down Sally (何年ぶり?)
 9. Not Dark Yet (たまげた!言葉なし)
10. Anytime For You (戦前ものは外せない最近です)
11. Somewhere Over The Rainbow (もう終わりかよ、と思った人もいたでしょう)

12. Badge (これも何年ぶり?)
13. Little Queen of Spades
14. Before You Accuse Me
15. Wonderful Tonight
16. Layla
17. Cocaine

-encore-
18. Crossroads


●最大の驚きが、sit down で登場のディランのNot Dark Yet で、現場で聴いてたら多分卒倒してましたねワタシャ。同じく sit down でのLay Down Sally も興味津々。Over The Rainbow 復活ですか、うーん。

 対する、sit down 終了後は、相変わらずほぼお約束ですな。Arc Angels メンバーとしてオープニングに出演したドイルの参加はなかったようで。

●メンバーも変わったので演奏自体も興味深いですが、親切な人がそのうち放流してくれるでしょう。
 先の日本ツアーから一部入れ替わったクラプトン以外のメンバーは以下の通り。

 Andy Fairweather Low - guitar
 Chris Stainton - keyboards
 Tim Carmon - keyboards
 Willie Weeks - bass
 Steve Gadd - drums
 Michelle John - backing vocals
 Sharon White - backing vocals

 写真はこちらに。ギター変わってますね。



(追記)
 5月13日のリバプール公演での Not Dark Yet がこちらで見れます(情報ありがとうございました)。

 この曲をクラプトンがやるのは初めてと思いこんでましたが、1999年、MSGでのクロスロード・コンサートにゲスト出演したボブのバックでやってたんですね。DVD未収録だったので失念してました。こちらは完全にボブ・ヴァージョンですが。

2009.05.10

The Derek Trucks Band / Already Live (EP)

●デレク・トラックス・バンドの2008年のライブ録音5曲を収録したミニCDです。

Alreadylive

 アメリカのレコードショップ年1回恒例のキャンペーン Record Store Day 向けの商品として4月に限定発売され、アメリカ在住以外のファンは「またアメリカだけかよ、けっ!」状態でしたが、無事、dtbの公式サイトでオーダーできるようになりました。8ドル。

 ただし海外発送は送料が高く、普通便が$15.21、お急ぎ便は$19.51です。
 米Amazonでもオーダーできるので、そちらで買えれば送料はお安くすみます(トータル15ドルくらい。ただし5月10日現在発送は1-3週後)。日Amazonは現在在庫切れですが、買えるようになればもっと安くすむでしょう。

●私は先走って米Amazonのマーケット・プレイスで買ってしまったので、送料込みで約3000円でした。1曲600円、トホホ・・・まあ、演奏は素晴らしいので良しとします。

 収録曲は以下の通り。

1. I Know (4:55)
2. Get What You Deserve (4:12)
3. I Done Got Over (6:34)
4. I'll Find My Way (6:21)
5. My Favorite Things (17:31)

Recorded at:
Track2: 2008年9月21日、カリフォルニア州サンタ・バーバラ、Lobero Theatre
Track1,3,4 &5: 2008年9月17日、モンタナ州ミズーラ、Wilma Theatre

2009.05.02

「ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック」(ミュージックマガジン刊)

●2005年1月号から2008年4月号にかけてのレコード・コレクター誌への連載をまとめたもの。連載時のタイトルは「Once Upon A Time In England~ピーター・バラカンが語る十代の音楽体験」。

ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック
ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック

 全40章。若干の加筆と、所蔵してる当時のコンサートのチケットやポスター紹介が巻頭にあり。

 レココレ誌は興味ある号しか買っておらず、自分が読んだことがあるのは一部だけだったので、こうしてまとめて読める喜びは大きいです。全部読んでても買ったでしょうけど。

●ほとんどが当時の身辺雑記や音楽体験の個人的な回顧なんですが、なんたって60年代から70年代にかけてのロンドン。「身辺」で起こってたことが凄すぎるわけで。当時ロンドンで暮らしていた若者と同一目線で Swinging London を仮想体験できるのですから面白くないわけがない。

 69年のワイト島フェスティバルに行ったときの記述なんて淡々と語ってるだけですが、現場体験者だけが語れる興味深い内容。70年のバス・フェスティバルで土砂降りにたたられて、当時も今も苦手だというZepの演奏に合わせてやけくそでヘッド・バンギングしているうちに体が暖まり救われた、とか。

 他に、マーキーでのジミ・ヘンドリックス体験、クリームの解散コンサート「体験」、「Ready Steady Go!」「Old Grey Whistle Test」のリアルタイム体験、ジョン・ピールの話、当時のラジオ放送事情と海賊放送局等々・・・溜息。

●連載時は知りませんでしたが、ピーターさんご自身は、自分の語れる話のうち読者にとって何が面白く、何がつまらないかわからなかったので、レココレ誌編集部の人による質問、聞き取り形式で文章がまとめられていったそうです。そのため本誌も若月眞人さんとの共著扱い。
 でも、「何が面白いかわからない」って・・・たぶん全部面白いと思いますよ(笑)。

 聞き取り場所は、去年取り壊されたキャピトル東急ホテルにあったカフェ「オリガミ」。自分も行ったことありますが、あそこが現場でしたか。「オリガミ」は近くのエクセル東急ホテル内に移転してまだあります。

●ちなみに、ピーターさんの初のコンサート体験は、63年にフィンズベリー・パークのアストリアで見たビートルズのクリスマス・ショーだそうで。

 日本人がかなうわけないわな・・・

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