サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

聴け!

無料ブログはココログ

index

« ウィンウッド/クラプトン・バンドが再度6月にアメリカで14公演 | トップページ | クラプトン日本公演2009 東京3日目を見る »

2009.02.17

クラプトン日本公演2009 東京初日を見る

●2009年2月15日日本武道館。

Ec09tokyo1

 良いショーでした。大阪初日はこちらの好奇心が分散してしまい、断片的な印象だけ残った感じでしたが、この日はアリーナ後方でショー全体をまったり味わえて満足。初日に不可避の不安定なところもなし。

 武道館のお客さんはほとんど座ったままでしたが、拍手の感じは大変よろしかったです。お客さんが自分の音楽をどれだけ聴いてるか、ブルースやロックの古典にどれだけ通じてるか、というのはステージ上のおじいちゃんもちゃんと分かってくれてることでしょう。

 WOWOWのパスを胸につけた人を場内に見かけたので収録の準備はもう始まってるんでしょう。

 以下ちょっと感想(セットに触れてるのでリンク先に)。

●sit down 2曲目の Traveling' Alone はもちろん知らなかった曲で、戦前ブルースかなと思って調べてみたら40'-50'年代に活動した Melvin Lil' Son Jackson という人のヴァージョンとほとんど同一でした。
 和声的な禁則を犯しまくってるような不思議な、というか調子っぱずれな(笑)印象を与える演奏ですが、Jacksonのようにソロでやるならまだしも、バンド・アンサンブルこの曲をやると、さらにその感じが増します。このバージョンをバンドでやろうというECの発想はかなりブッ飛んでるのではないかと。大阪2日目では Lil' Son Jackson とはっきり紹介してたそうです。

 Sheriff のバック・ヴォーカルは、ボブ・マーリーのオリジナル・ヴァージョンと同じように歌わせてますが、クラプトンのリード・ヴォーカルとちょっと合わないのではないかという印象でした。少なくとも大阪初日、武道館初日ともクラプトンは合わせ難そうなところがありました(特に大阪)。まあいろいろと冒険してくれます。

 話題の Abe のドラムですが、大阪初日後、お仲間から「ブルースを叩くドラマーとしては、この人あかんのでは」というシビアなご意見をいただきました。ブルース曲でのドラミングなんてことを自覚したことなかった自分は、思わず唸りましたが、武道館初日の Traveling Alone と That's Alright でのややデリカシーを欠いた叩き方に少々違和感を覚えたのは事実。あれならドラムレスの方がよろしいかなと。自分にはブルース的教養が欠落してるので、自信ありません。
 逆に、Motherless Children や Why Does Love のような16ビートを叩く曲でのドライブ感は丸。sit down の Motherless Child は、95年のブルース・ツアー時のようなプリミティブな味わいはなく、音数の多いスクエアなリズムを刻むので、人によっては違和感があるかもしれません。

 あと、ウィリーのベース音をもうちょっとまともな音で聴きたいですが、大音響PAでは致し方ないのかもしれません。

 まあ、こんなところで。「感想」というより「気になったこと」になってしまいましたが、触れてない箇所は十分堪能してます。素直に聴くには自分はスレすぎました。2、3年毎に1、2公演聴いて感激というのが健全なのかなぁ・・・無理だけど(笑)。

 お粗末。

セットリスト

« ウィンウッド/クラプトン・バンドが再度6月にアメリカで14公演 | トップページ | クラプトン日本公演2009 東京3日目を見る »

Clapton」カテゴリの記事

コメント

Satoさん、どうも♪
       
3年ぶりの武道館コンサート、良かったですね!
sit-down set の新披露 blues 2曲は、やっぱ、御大趣味で超絶良いですネ~~♪♪
             
Travelin' Alone、ギターのフレーズがどうのこうのじゃなくて、唱の節回しそのものを自身で演りたいと感じているから演った!みたいに私には伝わってきます♪
             
話は大きく横道でゴメンちゃい。
金融危機に端を発し、のたうちまわる今の全世界の(経済)状況ですが、ほんの1年前には、別に日本じゃなくて、ギャラで云えば、ドバイだの、独裁者の国(爆)だの、数多のオファーがあったと思うのですが、そんな中でも、2009 の歌い奏でる場所として、相も変わらず我が国日本を選んでくれる ec さんに、私は感謝です~♪
               

              

Satoさん

>武道館のお客さんはほとんど座ったままでしたが、拍手の感じは大変よろしかったです。

>お客さんが自分の音楽をどれだけ聴いてるか、ブルースやロックの古典にどれだけ通じてるか、
>というのはステージ上のおじいちゃんもちゃんと分かってくれてることでしょう。

この↑↑言葉、私も武道館の客席に居て、全く同じ思いが頭の中に過っていました。

全員総立ちとか、全く誰も立たないとか、そういう次元では無くて、オーディエンスがどれだけ
自分達の演奏に聴き入ってくれているか?どんなに楽しんでくれているか?・・・でも受け狙い
なんて野暮な感覚では無く、もっと素直な感覚でステージ上のおじいちゃんは捉えて、そして
自分で感じて、ギターに、歌に「何か」を込めてくれているんだな・・・と。
そして客席のオーディエンスも皆、其々が「何か」を感じたくて・・・「何か」を感じて居る、「何か」を
感じて帰っていってるんだな・・・と。

そんな思いが、フっと過った2/15(日)武道館初日公演でした。

Satoさんのこの言葉、本当にあの場の或る瞬間を捉えている言葉だと思います。

satoさん

ご無沙汰しておりました。
goodwillです。

今夜 私も武道館行ってきました!

さっそくのセットリストありがとうございます。(あまりの早さにちょっとビックリ・・・)

よかったです!前回の日本公演時は私には不完全燃焼だったので、結構感激して帰ってきました。

ギターの人は前の人のがよかったなー。

みなさん、コメントどもです。


>スパーキーズさん
3年ぶりの武道館コンサート、良かったですね!
sit-down set の新披露 blues 2曲は、やっぱ、御大趣味で超絶良いですネ~~♪♪

足掛け3年経過なんて信じられないくらいあっという間でしたね。
エレクトリック・セットはあまり変わってないですが、sitdownの2曲って地味に冒険してますよね。特に、Travelin'の方。
ギター的な聞かせどころはドイルに任せて、まさに、

             
>Travelin' Alone、ギターのフレーズがどうのこうのじゃなくて、唱の節回しそのものを自身で演りたいと感じているから演った!みたいに私には伝わってきます♪

という感じです。
             
>2009 の歌い奏でる場所として、相も変わらず我が国日本を選んでくれる ec さんに、私は感謝です~♪

感謝2getで。
ご一行様はオフステージも楽しんでるようですが。
35年前に見ず知らずの不思議な場所だったこの国の占める大きさというのが少しずつ彼の中で広がっていったのだとしたら、ほんとうれしい限りです。昔は酔っ払って、shutup!とか言ってたのに(笑)。
    
           
-------
>すろーはんど M谷さん
全員総立ちとか、全く誰も立たないとか、そういう次元では無くて、オーディエンスがどれだけ自分達の演奏に聴き入ってくれているか?どんなに楽しんでくれているか?・・・でも受け狙いなんて野暮な感覚では無く、もっと素直な感覚でステージ上のおじいちゃんは捉えて、そして自分で感じて、ギターに、歌に「何か」を込めてくれているんだな・・・と。
そして客席のオーディエンスも皆、其々が「何か」を感じたくて・・・「何か」を感じて居る、「何か」を
感じて帰っていってるんだな・・・と。


私のことはさておきまして・・・
たくさん見る人の熱い思いがビシビシ伝わってきましたぜ。

何度も来てるのに、「こんばんわ」「どーもありがと」くらしか覚えない、この人の媚びなさ加減。ちゃんと演奏すれば、ここのお客さんには余計な説明なんていらないよー、って感じでしょうか。
去年のキャロル・キングがコミュニケーション取ろうとカタコトで喋りまくってたのと対照的です。

ツアーがあればたいてい日本にもくるので、ECなんていつでも聴けて、下手したら「また来日かよ」みたいな不遜な錯覚をしがちですが、もっと有難がって聴かないといけませんよね。ECだって永遠にギターを弾けるわけではないんで。

ということで、残りも頑張りましょう(笑)。


-----
>goodwillさん

前回は不完全燃焼だったそうですが、今回は感激とのこと。
ホッとしました。

忙しいデレク・トラックスは他に仕事がありECバンドを離れましたが、ドイル君はしっかり残ってます。
ドイルはちょっと不思議なタイプのギタリストで、すぐに好きになるタイプではないかもしれませんが、そのうちスルメのように効いて来ると思いますよ。じわじわと。

もしまた聞く機会があれば、彼のプレイもよろしく。もちろんECも(笑)。

今日さいたま行ってらしたんですねー?
感想楽しみにしてます!!

無粋な話ですみません。
記憶うろうろなんですが、前回公演の時、私がかっこいいー!と思ったのはデレク・トラックスだったんですね。
そういえば2人ギタリストさんがいたんだったか・・・そのもう一人が今回のドイルさんだったんだー。なるほど・・・
では、するめのように味わってみます!!ありがとうございましたー

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クラプトン日本公演2009 東京初日を見る:

« ウィンウッド/クラプトン・バンドが再度6月にアメリカで14公演 | トップページ | クラプトン日本公演2009 東京3日目を見る »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アルバム(作ってみました)