CSN&Y / Deja Vu Live を聴く
●最初あまり食指が伸びませんでしたが、DVDが良かったので買いました。
全16トラックで、ニールのLiving with war から7曲、その他が7曲(バッファロー、CSN&Y(CS&N)、ソロ)。Living with war のインストゥルメンタル版が2トラック。
●映画のサウンドドラックという位置付けで、Freedom of Speech tour 公演のフルでのセットリストの半分ほどの曲しか聴けませんが、1CDとしての全体の構成はよいです。
オーディエンスと一緒に唄う、クロスビーの What Are Their Names? のアカペラ・ヴァージョンで始まり、その後は、ピアノが美しい Living with war のインストゥルメンタル版2つに挟まれた曲が13曲。
Living with war のインストゥルメンタル版は、DVDで、ツアーに対するメディアのコメントを紹介する場面で印象的に使われてます。
曲間がフェイド・イン、アウトする部分が多くフル・ショウの体験感からは遠いですが、不思議と散漫な感じはしません。Living with war のピアノ中心のインストゥルメンタル版がしみじみと美しくいいです。
やはり素晴らしいのがニールのLiving with war 収録曲。
対して、非ニール曲は正直なところ緩めの演奏。まあ今頃、4 way street ばりの演奏を期待するのも無茶ですけど。4人の中でスティルスが一番不調っぽく、DVDの方を見ても、心配になるくらいかなり不健康そうな風貌です(実際、病気ですが)。
●写真は、Find The Cost of Freedom 演奏場面(Wikipedia英語版より。PD)。背後の映像は、DVDのボーナスとして収録されてます。
個人的には、DVDから受けた感銘が大きかったので、CDも満足して聴いてます。
でも、DVDを見ずにこれだけ最初に聴いてたら感想は微妙だったかもしれません。
なんか、淡泊な感想ですが。
結局気に入ったんで、良いか。
CSN&Y / Deja Vu Live
1 What Are Their Names?
2 Living with War - Theme
3 After the Garden
4 Military Madness
5 Let's Impeach the President
6 Deja Vu
7 Shock and Awe
8 Families
9 Wooden Ships
10 Looking for a Leader
11 For What It's Worth
12 Living with War
13 Roger and Out
14 Find the Cost of Freedom
15 Teach Your Children
16 Living with War - Theme
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