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2008年10月の記事

2008.10.30

CSN&Y / Deja Vu のDVDを見る

●2006年に行われたCSN&Yの Freedom of Speech tour のドキュメンタリー・フィルムです。

 日本盤はまだ先みたいなので、安いアメリカ盤で買ってみました(リージョン1なので日本仕様のDVD機では見れません)。英語とスペイン語の字幕付き。96分。
 Shakey Pictures 製作で、当然監督も Shakey(二ール)。

▲
Deja Vu

 以下、ネタバレありです。

●良い作品でした。素直に感動。傑作だと思います。でも、どう書いてよいか難しいです。

 演奏シーンの割合が低く、そのシーンも断片的にしか登場しないので、曲・演奏自体をじっくり聴きたい人向けではないです。
 演奏聴きたい人はCDで。曲数が物足りない人はオーディエンス・ソースかブートを探しましょう(笑)。コンサート・フィルムと思って見ると激しく失望します。

●序盤は、専らツアーにまつわる話の概観。

 FOSツアーについて、クロスビー曰く、「CSNYは民主的でなく、むしろ独裁的に動いてるけど、それは悪意のない独裁なんだ。ニールがバンドを引っ張ってるのは、彼がそう要求したり、ボス然と振る舞いたくてそうなってるんじゃない。彼がこの問題をずっと考えて来た結果なんだよ」

 同じく、ニール。

「僕らの責任は、ショーを見た後、オーディエンスが、ラリったり、暖かい気分でいるようなショーをすることじゃなく、時代の転期が来てるということを感じてもらうショーをすることだ」

 こんなステージの光景が出てきます。巨大なマイクスタンドに結ばれた黄色いリボン。背後のスクリーンには無数の兵士のお墓の前ではためく星条旗。流れている音楽はジミのウッドストックでの「星条旗よ永遠なれ」。

Csny_yellow_ribbon_stage

 「ほら吹き大統領を弾劾しよう」とストレートに歌う Impeach The President で、オーディエンスに否定的な反応があるのはちょっと驚きました。会場から出てきたオーディエンスの1人が、「この国は戦争中なのよ!」と息巻いたり。この人なぜ、Freedom of Speech tour を見に来たんでしょう(笑)

●Ohio を演奏する昔と今のCSNYの映像などが流れ、ベトナム戦争とイラク戦争の違いを取り上げるあたりは興味深い内容になってます。

 紹介されるジャーナリストの意見。

「大統領が、民主的な生活を守るためと称してイスラムのファシストとの戦争を主張しても、彼は徴兵制を復活させることはしないだろう。それは政治的に高くつくからだ。それはイラク戦争の大きな相違点である。ベトナム戦争時は徴兵制があり、脅威を感じた学生達を団結させプロテストへ向かわせた。
 そのような事態を避けるため、ブッシュは同じ兵士達を何度も危険なイラクの戦場へ向かわせ、彼らが戦死し、障害者になる可能性を劇的に増大させている。それがベトナムとの違いだ」

 ニールの Ohio についての話、

「しばらく歌えなかったことがあった。自分が事件を利用し、不運だった人間の上で取引していたように思えて。自分たちの成功や、オーディエンスをノスタルジーに浸らせるためにね。
 だが、今は状況が違う。今の状況は歴史そのものなんだ。フォーク音楽がやるように、歴史を引っ張り出そうと思っている」

 文字だけ書くと、堅苦しい感じですけど。オハイオを演奏する昔のCSNYやフィルモア・イースト前の集会映像が出てきたりで興味深く見れます。

Csny_ohio

●当然、CSNY側、反イラク戦争の立場からの主張が多いですが、FOSツアーについてのメディアの賛否コメント(辛辣なものあり)を所々に印象的な形で挿んでいて、言いたいこと言ってお終いになっていないのはよいですね。

 ドキュメンタリーとしての構成の良さは、イラク戦争報道に現場で関わり、本作でも、documentary produced and written by として名を連ねる、Mike Cerre (作品内にも登場)の存在も大きいのかもしれません。

 後半に行くほど、ツアーよりもイラク戦争下のアメリカ社会を見つめる内容になってます。戦争がテーマですから泣けるところもあります。

 個人的にはお勧めしたい作品です。英字幕で見たので誤読があったらごめんなさい。

●ボーナスに、Living With War Today サイト(音楽が鳴るので訪問の際はご注意)で見れるビデオが収録されていて、高画質、高音質で見れます。ディスク以外のブックレットはなし。日本盤もそのうち出るでしょう。

 CDも出てますが、そちらは後ほど。

2008.10.15

ニール・ヤングのアーカイブス・パフォーマンス・シリーズ第3弾
Sugar Mountain-Live At Canterbury House 1968

●バッファロー脱退後半年、1968年11月9日、10日にミシガン州、Ann Arbor のThe Canterbury House で行われたソロ公演のライブ盤が出ます。アメリカでは11月25日発売。

▲
Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968

 ティアックの2トラックレコーダーで録音されたソースとのこと。
 2枚組ですが、Disc1はCD、Disc2はDVDと、先に発売されたフィルモア・イースト、マッセイ・ホール音源と同様の構成。DVDはコンサート映像ではなく過去2作同様イメージ映像のような例のパターンでしょう。

 セットリストは以下の通り。Winterlong が完全収録でないのはテープ・チェンジかと(泣)。(追記:聴きましたがテープチェンジではありませんでした)

●DVD10枚組(ブルーレイもあり。ただし、「リプリーズ・レコードの最新の声明によるとDVDのみでリリース(the latest word from Reprise is that "Archives" will be DVD only)」というロイター/ビルボード電あり (注)ブルーレイでも出ることになりました)とされる Neil Young Archives Vol. 1 (1963 - 1972)は、来年早々発売だそうですが、2月の頭あたりに日本公演があるようです。日本公演に先立つオーストラリア公演の日程はすでに公式発表済みです。(来日公演はありませんでした。泣)

Neil Young Archives 1 (1963-1972) (10pc) [DVD]
Neil Young Archives 1 (1963-1972) [DVD]

●今秋から来春まで、金がかなりかかりそうです。財布を引き締めてい・・・・けるわけないか。
 とりあえずポチります。トホホ。

Sugar Mountain-Live At Canterbury House 1968

(Disc 1 - CD)
1. On The Way Home
2. Mr. Soul
3. Expecting To Fly
4. The Last Trip To Tulsa
5. The Loner
6. Birds
7. Winterlong (excerpt)
8. Out Of My Mind
9. If I Could Have Her Tonight
10. Sugar Mountain
11. I've Been Waiting For You
12. Nowadays Clancy Can't Even Sing
13. The Old Laughing Lady
14. Broken Arrow

(Disc 2 - DVD)
1. On The Way Home
2. Mr. Soul
3. Expecting To Fly
4. The Last Trip To Tulsa
5. The Loner
6. Birds
7. Winterlong (excerpt)
8. Out Of My Mind
9. If I Could Have Her Tonight
10. Sugar Mountain
11. I've Been Waiting For You
12. Nowadays Clancy Can't Even Sing
13. The Old Laughing Lady
14. Broken Arrow
15. Neil Young Archives Vol. 1 Trailer



(追記)
 10月31日に英BBCでニールのドキュメンタリー Don't Be Denied(監督 Ben Whalley) が放送されるようです。関連ページはこちら

 また、二ールのアーカイブ・シリーズについての、ITmedia エンタープライズの興味深い記事「ニール・ヤング――じいさんはJavaを使う」はこちら。

2008.10.12

ディランのブートレッグ・シリーズ Vol.8 デラックス・エディション届く

●ボブの Bootleg Series, Vol. 8: Tell Tale Signs, Rare and Unreleased 1989-2006 が届きました。dylan.comで購入した bobdylan.com Exclusive:Limited Deluxe Collectors Edition です。
 色んな意味で溜息が出る代物なので、まず「物体」として粘着してみます。

 デカさがわかるようにvol.7と重ねてみました(左)。ゴツく厚いスリップケースに2冊詰め込まれてます(右)。想像してたより小ぶり。BobDylan.com 限定のビニル・シングル盤は2冊の間に挟まってました。

Set_2

 2冊正面図。左がCDの収納された本体。右がThe Collected Single Sleeves というシングル盤のカヴァー集。両者の体裁は共通のハード・カバー仕様。

Set1_2

 本体を開くとこんな感じで。

Inside1

 右側をぴらぴら開いていくと、こんな感じで3CDが入ってます(レーベル面が商品サンプルとは違って白)。

Discs

●CDの収納されている本体掲載の作家 Larry "Ratso" Sloman による解説は非常に興味深く、最初の方で、ロック史上初のブートレッグである、ボブの Great White Wonder (下写真の白カバー)を入手したときの体験を生々しく語ってます。

Gww

 彼によると、入手したのは、69年6月27日。プロコルハルムとバーズのショーを見るため、フィルモア・イーストの前に並んでいた時で、売人が行列を行ったり来たりしながら並んでいる客にセールスしてたそうです(笑)。
 値段を聞くと5ドル。その夜のフィルモアのショーの料金は3.5ドル。セールで買い集めたボブの旧譜は1.88ドル。高い・・・しかし買う。仲間ですな(笑)。

 ショーのあとディスクを聴くのを待ち切れず、アパートにダッシュ。side2収録の ザ・バンドとのウッドストック音源に興奮しながら、部屋にいた仲間と何度も繰り返し聴いたそうです。生々しい歴史的証言。
 しかし、Great White Wonder って何とも詩的で美しいタイトルです。

 他に、後に出たいくつかのブートについても触れられています。Thin Wild Mercury Music の写真が載ってたので、現物を重ねてみました(何やってんだか・・・)。

Wmboot

●これが物議を醸した?The Collected Single Sleeves の表と裏。画集ですわな、こりゃ。

Sleeves_2

 The Collected Single Sleeves の中身。

Single

 左は One too many mornings 収録のUK盤。絵下手すぎでしょ(笑)。右は It ain't me, babe (74年ライブ)のドイツ盤シングル。
 右に使われてる写真の撮影者は、今年、写真集 Real Moments を出したバリー・ファインシュタイン。私の好きな写真(74年ツアー)ですが、Real Moments にはこの写真は収録されてませんでした。

 こちらは、BobDylan.com販売限定の、45回転のボーナス・シングル。

Vinyl

 あと、最初の5000オーダー限定という、おまけのポスター

●以上のように、Deluxe Edition 自体は非常に美しい仕上がりで、まあ、よくここまで作ったなと呆れます。

 値段にうんざりしながら結局買ったわけですが、手にして感じる不思議な恍惚感。
 「ベトナム戦争に賛成してるジョン・ウェインにはうんざりするが、ジョン・ウェインの映画に感激してしまう」という不思議な?人間心理を語っていた高名な映画好きの文学者がいらっしゃいましたが。たぶん同じような心理状態です。ほんとかい・・・

 ということで、お安くはないブツですが、過ぎた決済はすぐ忘れる特技をお持ちの変態コレクターの方はお買いになってもよろしいかと。
 そのうち、通常の2CD版も買うと思います。トホホ。

●曲はこれから聴きます。収録曲の内訳等は大まかですがこちらに書きました。

 以上、未確認回転物体3CD観察ルポ。

2008.10.11

クラプトン、2009年3月のオセアニア・ツアーが発表

●クラプトンの、2009年3月オセアニア・ツアーが正式発表されました。以下の4公演です。

4th Auckland, New Zealand
7th Hunter Valley. Australia
8th Sydney, Australia
10th Melbourne, Australia

Ec2009nz

●チケット発売は24日からだそうですが、暖かいので休暇がてら行ってみますか。その前に日本にも来るんでしょうけど(笑)。

2008.10.09

中山康樹著「マイルスを聴け!8」

●好評のマイルス・デイヴィス・ディスクガイドのバージョン8です。文庫本の厚さとしてはそろそろ限界か(笑)。

マイルスを聴け!8
マイルスを聴け!8

 内容の一部は、アサヒ・コムの有料サイト、アサヒ・コム プレミアム掲載されたものが、転載されているそうです。

●写真(左)は初回文庫版と並べたもの。488頁→1153頁に膨らみました。それだけ聴ける音源が増えたということなので、素直に喜んでよいんでしょう。膨張分はほとんどブートですが(笑)。

Miles8

 写真(右)は、この種のディスクガイドとしては、画期的だった、松本常男著「ビートルズ海賊盤辞典」(講談社文庫)と並べたもの。「ビートルズ」は、文庫本としては当時(昭和60年)破格のブ厚さでしたが、「マイ聴け!8」はそれすら追い越しました。

 ちなみに、ビートルズの方は2400円で、25年後の「マイ聴け!8」も2400円(本体2286円+税)。「ビートルズ海賊盤辞典」が厚さだけでなく、値段も破格だったことがおわかりになると思います。

 発売当時「文庫本が2400円って何じゃ~」と思いつつ買いました(笑)。まあ内容が素晴らしかったので。

●マイルス・ブートはそれほど買っておらず、自分の食指が伸びるのはウェイン、ハービー、ロン、トニーとの第2期クインテット~隠遁前の音源ですが、大変便利で助かります。読み物としても面白すぎます。
 けして万人受けするような「客観的な」視点で書かれた本ではないですが、中山氏のぶれない視点が素晴らしいですね。

 一箇所引用。


「マイルスのような世界遺産の場合、残された音源は、どういうかたちにせよ、すべて出す必要がある。それを聴く・聴かないは別問題。さらにブートレッグということに関していえば、文字通りミソもクソも出そうという意思がなければ、また実際に出さなければ、ダイアモンドが出てくる可能性もそれだけ減少する。大量に出す。その中に宝石がある、すなわちブートとはそのようなものであり、最良最上最強のブツばかり出つづけるということは、ありえない」(490頁)


 ここまで言い切られると清々しいです(笑)。

 さて、今後どこまで文庫化に耐えられるでしょうか。分冊化の日も近い?(笑)

2008.10.08

Layla and Other Assorted Love Songs のSACDハイブリッド盤

●アルバム自体は葵の御紋的存在ですが。2004年リリースのSACDハイブリッド盤です。米Amazonのマーケット・プレイスで買いましたが、ポチって3日後に届きました(速すぎ仰天)。

Layla_sacd

 SHM-CD についてネット上でいろいろなご意見を眺めてみたところ、賛否両論。中にはゴミ呼ばわりも(笑)。
 否定論の方の中に、「SACDハイブリッド盤の通常のCD層の方が音が良い」という意見が少なくなかったので買ってみました。

●音の良さその通りで、予想を超えてました(Layla のSHM-CDは未聴ですが)。

 SACDの再生環境がないので、通常のCD層の音を聴いただけですが、私的には、最初期のCDはもちろん、レイラ・セッション時のリミックス盤、後のリマスター盤のどれよりも良し。

 特にギターの艶っぽい音は素晴らしいです。なにせギター音が肝ですから、このアルバム。それと、ジム・ゴードンのドラムがアナログ時代に聴いていた音に一番近いかなと。
 I am yours 冒頭のアコースティック・ギター音や続くボンゴ、ベースの音はゾクッときます。It's too late は96年リマスターと同じくイントロ前声入り。

Layla_sacd_inside

●SACDハイブリッド盤の通常のCD層はDSD(Direct Stream Digita)という方式でアナログ信号をデジタル化しているそうですが、技術的な詳細は私のオツムで読んでもよくわかりません。

 DSDの原理上、そのままでは編集(ミキシングやイコライジング)ができないそうですが、そのせいか、このレイラ盤、かなりヒスノイズが目立ちます(なかなかイケてる96年リマスターもそうですが)。
 でも楽音は素晴らしいわけで、下手に編集しないことが音質的には逆によろしかったのかも知れません(単なる推測ですが)。
 ただし、古い録音は、アラというか当時の技術的な限界までさらけ出してしまう感じです。それを差し引いても素晴らしい音ですけど。

●商業的には不成功と思われがちなSACDハイブリッド盤ですが、クラシック系CDの新譜はSACDハイブリッド盤で出るものが結構あります。私も数枚持ってますが、新譜なので当然ながら旧盤CDとの音質比較ということができず、「こんなものかなと」と思ってましたが、まさかこれほどとは。

 なんてことは知ってる人はとっくに知っていて、高音質を謳歌?していたわけですか・・・ちくしょー、出遅れた(笑)。
 96年リマスター盤があれば、よい子の皆さんはわざわざ買わなくてもよいと思いますが、個人的には買って良かったかなと。
 
●クラプトンでは他に、461 と Slowhand の2枚がSACDハイブリッド仕様で出てるので、愚か者の私はポチってしまいました。ジョージのLive in Japan も同仕様で出てますが、こちらはすでに持ってました(旧盤と音質は違いましたが、旧盤も悪くはない音でしたんで)。

 461は、これで7枚目。はいはい、アホ、アホ。

461fool

 だんだん音質馬鹿に・・・

2008.10.06

ロバート・ジョンソンの新写真について

●2枚しか現存しないとされてきた、ロバート・ジョンソンの写真ですが。

 米Vanity Fair 誌のWeb版11月号に、3枚目の写真を巡るPortrait of a Phantom-Searching for Robert Johnson という記事(by Frank DiGiacomo)が出てます。

 その写真も拝めますので興味のある方はどうぞ。

(時間と気力があれば、追記します)

2008.10.02

クラプトンの Just One Night のSHM-CD を買う

●まあ、いちおうファンの端くれととして気にはなってたので、これだけ買ってみました。ご存じ、1979年日本武道館でのライブ録音。

Ec_jon_shm_front_2

●帯の表記によると、1999年マスター使用ですが、やはり、SHM-CDの音良いです。
 特に自分の持ってたのは、厚い2CDケースに入った初期の西ドイツ・プレス盤(番号が 800 093-2、下の写真)だったのでなおさらです。まだ、西ドイツです(笑)。

Ec_jon_old_2

 後のリマスター盤を持っておらず、99年マスターの通常規格CDとの比較はできませんが、製盤に使う素材(液晶パネルに使うポリカーボネート樹脂)でこんなに音が変わるかという感じです。
 中低域がたっぷり鳴る分厚い音で、高域も薄っぺらに鳴りません。After Midnight のワウ音も気持ちいいです。

 見開きのスリーブ内側がちゃんとカラー写真なのも嬉しいです。私の持ってたのはモノクロでしたんで。

Ec_jon_shm_2

●1979年の武道館公演は2回(12月3日、4日)行われましたが、ディスク化された録音は、「自分の気に入らなかった方(3日)がレコードになった」というクラプトンの発言を根拠に、初日の録音というのが定説になってたかと思います。
 Marc Roberty の Recording Session 1963-1995でも、3日の録音とされ、4日の録音はすべて unissued とされてます。でも、3日のデータに Double Trouble の記録がない(笑)。

 ただし、以前に、オーディエンス・ソースを聴き比べて検証された方が、4日の録音がかなり混ざってると言われていたのをファン・サイトで見た記憶があるのですが・・・詳細は忘れました(ご存じの方教えていただけると助かります)。

●私は初日の公演を見てますが、2階席左右の東西スタンドは前方にしかお客さんがいなかったです。当時のクラプトンの人気はその程度でした。

 当時の切符。S席3800円安いなあ(笑)

Ec_79budokan_ticket

●同時に出た、461オーシャン・ブールヴァードにも興味がありましたが、2CD仕様なので止めました。こういうのは旧アナログ仕様の体裁を求めるファンの方が多いように思うんですが、どうでしょう。SHM-CDに惹かれて買いそうですが(笑)。

 音が良いので、今月下旬リリースのドミノスも買おうかな。



(追記)
 上の文中で書いた、Just One Night 収録日についての疑問ですが、コメントで情報をいたただきました。やはりすでに解決済みの問題でした。

 情報によると、Just One Night は、12月3日のテイクと12月4日のテイクの混合アルバムで、収録曲のうち、Tulsa Time、Early In The Morning、After Midnight の3曲が12月3日のテイクで、残りの曲は4日のテイクというのが真相のようです。
 つまり本アルバムは、12月3日の録音とする Roberty 本の記載とはまったく異なり、多くの曲が12月4日録音です。

 詳細はコメント先のリンクをご覧下さい。

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