MESSAGE FROM ERIC
●ハイドパークでの Hard Rock Calling でも、ECの今ツアー用プログラムを売っていて、当然買いました。
フェス全体用のプログラムは簡素なミニサイズの冊子のようなものしか売ってませんでした(こちらは買わず。値段忘れました)。
●表はこんな感じ。
●内容は、メンバー紹介はもちろん、WHERE'S ERIC の Tony Edser の書いたECの最近の活動まとめ(CGF、J.ベックとのロニー・スコッツでの共演、ウィンウッドとのMSG公演等)、年代毎に使用してきたギター紹介(写真はクリスティーズ提供。未確認ですが、たぶん各コメント部もクリスティーズのオークションカタログからの引用かと)となかなか良い出来です。
これで10ポンドはお値打ちでしょう(笑)。現地の人には1000円台前半くらいの感覚では。
ちなみに、フェスのチケット代(ホスピタリティーなしのノーマルチケット)は50ポンドでした。
メンバー紹介中のベースとドラムは、もちろんウィリーとエイブになってます。
冒頭に MESSAGE FROM ERIC というEC本人の言葉が載っていて、その中でもウィリーとエイブについて語っている箇所があるのですが、ピノとイアンがメンバーだった先のUS・カナダーツアーでは、どんなプログラムが売られていたのでしょう?ちょっと不思議です(笑)。
●それはともかく、MESSAGE FROM ERIC の部分が印象に残る文章なので、最後にご紹介します(一部略)。
またツアーに出る時がやってきた。前回の時ほどハードではないが、それも比較すれば、と言うだけの話だ。すぐに、ホテル、食事、枕(最近じゃ自分の枕を持ち歩いてるくらいだが)等々のクオリティについて、ブツブツ文句を言い出すだろうことは目に見えてる。だが、そんなことは贅沢な悩み。実際ツアーに出るのが待ちきれないのだから。家族と離れるのは本当に辛い。可能な時は、家族と一緒にツアーできるようにしたいと思う。それでもツアーに耐え、待ちきれない気持ちになるのは、音楽が生み出してくれるものに対する期待があるからだ。幾つかやってみたいと思うことがある時だって、それはツアーが生み出してくれるものにはかなわない、というのが自分の経験だから。
今回のステージでも起こるだろう多くのことは、自分が選んだバンドのメンバーがもたらす結果だ。今回は本当に小さな変更しかしなかった。エイブが新たに加わったくらい。彼については長い間素晴らしいと思ってきたし、彼がバンドにもたらしてくれるだろうグルーブを待ちきれない気分だ。
今回のステージで共演するメンバーは、自分が一番聴きたいという理由で選んだ。
(以下、各メンバーについてのコメントについては略)。もちろん、バックステージにはいつもの完璧な技術陣、プロダクション担当のスタッフ達がいる。彼らがいるからこそやって行ける。皆、仕事仲間であると同時に友人でもある。家族サーカス団のツアーみたいなものだ。
自分は恵まれた人間だということを、見てもらえればと願っている。音楽を楽しみに、また来てください。
ERIC C
●恥ずかしながら、読んでちょっとウルっときました。
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コメント
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おかえりなさい♪
この日を待ち望んでましたよ♪♪
プログラムのECのお言葉は、あの自伝の続きのように感じてしまい涙腺緩みました。何度も何度も繰り返し読ませていただいています♪
感激です♪♪ありがとうございます!!
今後していただけるであろう英国紀行のお話も、ものすごく楽しみで期待していますが、急がず無理せず程よくやってくださいね☆
投稿: fujii | 2008.07.03 01:47
>音楽を楽しみに、また来てください。
このワン・フレーズ。。。
パンフの前書きだけでなく、もう一度俺の目の前で直接言ってくれ!
もう一度、俺の目の前で。。。
「音楽を楽しみに、また来てください。」
何度でも必ず行くよ!
あんたの「音楽」を楽しむ為にね♪
投稿: すろーはんど M谷 | 2008.07.03 07:40
コメントありがとうございます。m(_ _)m
>fujiiさん
無事戻ってきました。
私ごときの道楽&ヘボ記録に、ありがたいお言葉、どもです。
紀行というより奇行に近いですがw、若干のネタがあるので、そのうちチョボチョボ書かせていただきますです。
ec御大は人格者には程遠いと思いますが(笑)、発する言葉の「質」が何年か前から確実に変わってる気がします。
>すろはんさん
まいど、どもです。
酒を止めたら言ってくれると思いますよ(爆)。
実は、ここの原文、enjoy listening and come again でして。「音楽楽しんでね。そんでもって、またショーに来てね」というのが正しい訳だと思いますが、まあ適当に書いちゃいました。
08ツアーを見る幸運に恵まれ、早く日本でもこのメンバーで見たい気が強まりました。
今回のツアー、USファンには申し訳ないですが、間違いなくAbeの参加が肝だと思います。それくらい、バンドのサウンドが変化してます。Why Does の快速化なんてかなり強烈で、デレクの不在をカバーして余りあります。
ということで早く日本に来てね、と。
投稿: Sato | 2008.07.04 21:13
Satoさん
>ec御大は人格者には程遠いと思いますが(笑)
同感っ!
でも、そんなecが大・大・大好きな訳で。。。
>酒を止めたら言ってくれると思いますよ(爆)。
そりゃ、一生無理だぁ~!泣
>「音楽楽しんでね。そんでもって、またショーに来てね」というのが正しい訳だと思いますが
わたすにとっては、もう既にSatoさんの適当訳(爆)が頭にこびり付いてしまって放れまへん!
投稿: すろーはんど M谷 | 2008.07.05 14:00