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2008年6月の記事

2008.06.29

Hard Rock Calling のクラプトン公演に行く

●ロンドン、ハイドパークでの野外フェスティバル Hard Rock Calling の初日28日のトリを務めたクラプトンのステージを見てきました。

Hrc_ec

●セットリストはちょっと短縮されましたが、日替わり化してた曲は、カーティスの Here But I'm Gone でした。
 これかなり良い感じです。個人的には、Pity や Little Wing でなく、これで続けて欲しいです。

 アンコールはいつものMojo でなく、ランドルフの他、シェリル・クロウ、ジョン・メイヤーの3人が加わってのジャム大会。なかなか聴き応えありました。

●気になる、新ドラマーのAbeさんですが、個人的には二重丸。エッジの効いたタイトなリズムで、バンドに新たな生命力を注入したと感じました。Why Does などでは S.ジョーダンとは別の強烈なグルーブを叩きだしていて、私なんぞ、ちょっとドミノス時代のジム・ゴードン思い出したくらい。

 ちなみに、08サマーツアーのプログラムに載ってるAbeについての、ECのコメントは、

「長年賞賛に値すると思ってきたプレイヤーで、バンドにもたらしてくれるだろう新たなグルーブを感じるのを待ちきれない」(a Musician I have admired for a long time, and I can't wait to feel the grooves that I know will evolve)ということです。

 余談ですが、EC先生、Why Does の頭で思いっきり歌詞間違えてました(笑)。

 とりあえず速報。

(setlist)
1 Tell The Truth
2 Key To The Highway
3 Hoochie Coochie Man
4 Outside Woman Blues
5 Here But I'm Gone
6 Why Does Love Got To Be So Sad

-sit down-
7 Driftin'
8 Rockin' Chair
9 Motherless Child
10 Travellin' Riverside Blues
11 Running On Faith

12 Motherless Children
13 Little Queen of Spades
14 Before You Accuse Me
15 Wonderful Tonight
16 Layla
17 Cocaine
-Encore-
18 Crossroads (with R.Randolph, J.Mayer, S,Crow)

2008.06.22

クラプトン、ダブリン公演で Isn't It A Pity を演る

●21日の書き込みの続きみたいなものですが。

 なんと、21日のダブリン公演で、Little Wing が落ちて Isn't It A Pity ですと。
Why Does はコーク公演同様ご披露。sit down の頭が Driftin' に変更。

 USレグとたいして変わらんかなと思った欧州レグですが、いろいろ楽しめそうで。

 うーん、土曜は公園に行ってみよう。



(追記)
●なんか、4曲目は日替わりみたいですね。何やるか分からんくらい、いろんな曲やって欲しいものです。


Conception 21日の書き込みにいただいたコメントで、今ツアーの新ドラマー、Abe Laboriel Jr.がECと共演歴があると教えていただいので、該当曲を聴いてみました。

 曲は、ConceptionというタイトルのS.ワンダー・トリビュート・アルバム収録の Higher Ground

 なんと名手J.ケルトナーをパーカッションに追いやり?、Abeがドラムの主役です。
 やはり、Abeさん、叩きまくってました(笑)。ECもつられてか年甲斐もなくオーバー・シャウト気味です。この曲、今はなきB.プレストンがキーボードなんですね・・・

 さてさて、ショー全体でAbeさんが、どんな調子なんでしょうか。怖さ半分、楽しみ半分であります。

2008.06.21

クラプトン、サマーツアーのメンバー変更される

●20日に、アイルランドのコーク(Cork)で始まった、クラプトンのサマーツアー2nd leg ですが、なんとバンドメンバーが変更になりました。

Willie Weeks (bass) !!!!!!
Abe Laboriel Jr. (drums)

 Willie さんの復活は大歓迎ですが、Abe Laboriel Jr さん、ってポール・マッカートニーのツアーで見た、怪力系ドラマーじゃあ、あーりませんか。

 うーん、あの体育会系?(失礼)パワフルドラムが、あのセットリストというか、クラプトンの音楽にどう馴染むことやら・・・

●まあ、これは一聴にしかず、ということで。来週末のチケット1枚あるので自転車で行ってき・・・

Hrc_tix

●以下、コーク公演のセット・リストですが、7曲目、今ツアーの肝の Don't Knock My Love をあっさり落として Why Does ってホントなんでしょうか?????

1 Tell The Truth
2 Key To The Highway
3 Hoochie Coochie Man
4 Little Wing
5 Outside Woman Blues
6 Double Trouble
7 Why Does Love Got To Be So Sad
8 When You Got A Good Friend
9 Rockin' Chair
10 Motherless Child
11 Travellin' Riverside Blues
12 Running On Faith
13 Motherless Children
14 Little Queen of Spades
15 Before You Accuse Me
16 Wonderful Tonight
17 Layla
18 Cocaine
-Encore-
19 Got My Mojo Working (with Robert Randolph)

2008.06.17

STOLEN MOMENTS / ディラン、63年タウン・ホール公演完全版

●正規リリースが予定されたもののお蔵入り、その後ブート、オフィシャルで一部聴けた、ファンには有名な1963年4月12日、NY、タウンホール公演の完全版(2CD)。
 ブートは日々出れど、こんな物まで出ますか。数年に一枚の驚愕級。

Stolenmoments1

 63年のタウンホール公演音源については、以前、特典盤の Live at Carnegie Hall 1963について書いたときに触れましたが、ついに全長盤の登場。初出は11曲(たぶん)。

●時間みつけてまた書き足します。
 

2008.06.15

ディランの I'm Not There

●ディラン絡みで話題?の映画、トッド・ヘインズ監督作 I'm not there ですが、自分はまだ見ていません。

 すでに出てからだいぶ経つサウンド・トラック盤も、同じくカバー集だったMasked and Anonymous(邦題「ボブ・ディラン頭の中」)のサウンド・トラックが非常に面白かったのでそれなりに興味はあるのですが、こちらもまだ買ってません。

 ただ、サウンド・トラック盤は、オフィシャル初登場の Basement Tape音源の I'm not there が収録されているので、これだけ iTune Music Store で買って聴いてみました。例によって、日ソニーはストア不参加なので、米アカウントで米ストアより。

 以下、ブート音源との比較。使用ブートは A Tree with Roots

Not_there_with_roots_3●頭の欠けたように Thing's all right.... と突然に始まるのはブート(写真下)で聴ける音源と同じ。全体の演奏時間は5:14で、手持ちのブートからリッピングしたトラックの5:12とほぼ同じ。

 ブート音源は、ガースのオルガンが左側から聞こえる以外は、ボブのヴォーカルも含め、全楽器がほぼ中央に寄ってるのに対し、オフィシャル音源は、ヴォーカルとギターが右、ガースのオルガンが左から聞こえ、リック・ダンコのベースはほぼ中央から大きめの音で聞こえます。

 オフィシャル音源はフェイド・アウトして終わりますが、ブート音源の方はブチっと切れて終わります。たぶん元のテープのブチ切れ終了をごまかすために、オフィシャルはフェイド・アウトでごまかしたんでしょう。

●うーん・・・個人的には、ボブのヴァーカルが中央からド迫力で聞こえるブート音源の方が好みですが。
 オフィシャル音源で一番目立って聞こえるのがリック・ダンコのベースです(笑)。まあ、両者そんなに違いはないです。

 ということで、あまり新しい発見はないという、時期遅れのしょぼいネタでした。

2008.06.13

大阪フェスティバルホールに行く

●残念ながら今年での閉館が決まった大阪フェスティバル・ホールに先日行ってきました。

 関西エリアに在住の方には存在することが当たり前のホールなのでしょうが、生まれてこのかたずーっと関東者の私は、遅すぎた初体験でありました。

Festivalhall1

 聴いたのは1958年から続いている大阪国際フェスティバル(今年がちょうど50回)の公演の一つ、大植英次指揮大阪フィル。曲は、モーツァルトの「リンツ」とマーラーの「巨人」(6月7日)。

●このホールの響きについては、昔から非常に評価が高かったわけで大変楽しみにしてました。

 果たして、素晴らしいホールでした。東京のサントリーホールのような間接音豊かな柔らかい響きと比べるとむしろデッドな響きですが、余計な+も-もしない楽器本来の素の音の素晴らしさが聴けるホールでありました。混濁のないクリアな音が遠い席にもすーっと伸びて聞こえてくるのは快感です。特に中低域の抜けの良い音は素晴らしい。

Festivalhall4

●基本的にクラシック音楽用に作られたホールですが、ご存じのように、ロック系でも名公演の現場になってきたこのホール。あまりにも有名すぎる76年ニール・ヤング初来日公演のオーディエンス・ソースのエクセレントな音質は、録音された方のスキルもさることながら、このホールの素性の良さの証でしょう。

 75年のクラプトンの大阪公演の聴きやすい音源が残ってますが、クラプトン自身、75年来日時のインタビューでこんなことを言ってます。


インタビューアー:あの会場(大阪フェスティバル・ホール)のどこに座っても、音のバランスは完璧でしたよ。

EC:それは僕にもわかったよ。女の子達がソロで歌う時、僕はうしろの方にさがっていたんだけど、それでもハッキリ聴こえたからね。多分、昨日のホールは特別にいい会場だったんだろうね。
(THE DIG 33号に再録されたミュージック・ライフ誌75年12月号のインタビュー)


 ということです(笑)。ツェッペリンの71年初来日公演の会場もここですね。フェスティバルホールで、Zep、ニール、ECを生で聴けた方々は幸せですね。

●冒頭にも書いたように、このホールはエリアの再開発による取り壊しが決定しています。このホールを愛する山下達郎氏は、「ここを壊すのはカーネギーホールやオペラ座を壊すのと同じこと。愚行です!」と語っているそうですが(Wikipedeia、「フェスティバルホール」より)、この名ホールはわずか50年でその歴史を終えることになります。

 asahi.comの再開発計画についての記事によると、このエリアには2本のタワーが建ち、新たなホールが作られます。古ぼけたホールの保存に優先する大人の事情があるということなのでしょう。新ホールのイメージ図を見ても虚しい限りです。

 私が大富豪なら買い取って、どこかに移築しますが・・・虚しい妄想です(笑)。

Festivalhall2

 でした。

2008.06.05

Wolfgang's Vault がユニバーサル・ミュージックと提携

●主に70~80年代のフィルモア他でのライブ音源のストリーム、ダウンロードで楽しませてくれる Wolfgang’s Vault がユニバーサル・ミュージック・グループと提携契約を結んだそうです。

Wv_universal

 契約締結についての Wolfgang’s Vault 側のアナウンスメントによると、we expect to make many more recordings by great UMG artists from the Bill Graham, King Biscuit and other catalogs available for download (ビル・グレアム、キング・ビスキット等のカタログ中にあるユニバーサル所属アーティストの音源をダウンロード用に提供できることを期待する)ということです。これまで、権利関係の問題でストリームやダウンロード販売の障害になっていた音源がザクザク出てくるといいですね。

 過去のロックの遺産を商売のために利用しているなどとミュージシャン側からの批判もある Wolfgang’s Vault ですが、少なくともメジャーのレコード会社も無視できない存在になったということでしょうか。まあ、生ぬるく?期待することにします。

( Wolfgang’s Vault Newsletter によるアナウンスメント原文)
Wolfgang’s Vault is pleased to announce a major agreement with Universal Music Group. Soon, we expect to make many more recordings by great UMG artists from the Bill Graham, King Biscuit and other catalogs available for download. We will continue to stream for free thousands of recordings from all types of artists.

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