NIKI に乗るの記
●舌噛みそうなタイトルですが。
あちらに滞在中、ウィーン、ザルツブルグ本拠にヨーロッパ中心に飛んでる格安航空会社 NIKI に乗ってみました(ウィーン・フランクフルト間)。
ドイツの大手格安航空会社 Air Berlin が NIKI の株式の24%を所有していて、Air Berlin と提携関係にあります。フライトの予約サイトも共通ですが、NIKI のサイトもあります。
(余談ですが、なかなか良かったドイツの格安会社 dba も、Air Berlin に統合されてしまいました)。
会社を起こしたのは、かの有名な70年代の偉大な F1 チャンプ、ニキ・ラウダ。NIKI の名はもちろん彼の名から取られたもので、ラウダさんは機内にあるショッピングカタログにも登場して、ご挨拶してます(離陸前の機内ビデオにも登場)。
ラウダはかってラウダ航空を起こしましたが、経営難などを経て現在では手放し、ラウダ航空自体はオーストリア航空の傘下に入ってるそうです。
●以前に乗った Air Berlin はサンドイッチの機内サービスがありましたが、同グループの NIKI でもちゃんと出ました。あちらのスターバックスで食ったら 3ユーロ以上取られるような本格的なサンドイッチです。もちろんドリンクも無料。
運賃が安いのに、ちゃんと利益出せるのか気になってしまいます。
ちなみに、ベルリン・ウィーン間のルフトハンザのエコノミー席で配られたのがこれ(しょぼい・・・)
●新規参入会社とあって、ウィーン空港のチェック・イン・カウンターは別棟。搭乗ゲートも冷遇されてて、最近あまり経験しない地上からバスで飛行機に向かう方式。搭乗開始まで待たされ(椅子が少ない)、バスに乗るまで待たされ・・・
と、あまり客にはありがたくないのですが・・・ゲートのお姉さんはまったりしてて、果物食べながら仕事してました(おいおい)。客にまで「食べる?」とか言って配ってるは(おいおい)、便名のアナウンス間違えて客に突っ込まれるは(おいおい)・・・
でも、なんかほのぼのしてて憎めないんですなあ。Air Berlin はもっと事務的でしたが、国民性の違いでしょうか(少ない体験で簡単に総括しちゃいかんでしょうけど)。
●ちなみに、木曜夕方の便でウィーン・フランクフルト間が53ユーロ(日によってかなり変動します)。ANAで調べてもらったオーストリア航空の最安便(約30分後の便)が2万円ちょい。
今まで数回利用したドイツの格安航空会社の運航時間が非常に正確だったので迷わず前者に。自社帰因の遅延、欠航がどれだけあるかは知りませんが、財布スカスカの自分にはありがたいです。
少し前に見た NHKのドキュメンタリーによると、ヨーロッパの格安航空会社の登場は、EU 圏内居住者の生活環境まで変えてしまったということで、フランスの田園地帯に家を買い、仕事は英国でしているという英国人が紹介されてました。
旅行者にも大変ありがたい存在です。今じゃ大手もバジェット・プライスのチケット出して対抗してます。
●ということで、NIKI に乗るの記でした。
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コメント
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Satoさん
おかえりなさい♪
ご紹介のあったNIKIの件、妻との欧州一周旅行の際に参考にさせて頂きます!
・・・・・って、いったい何時行けるんやぁ?爆
投稿: すろーはんど M谷 | 2008.01.21 07:38
すろはんさん、ども。
>ご紹介のあったNIKIの件、妻との欧州一周旅行の際に参考にさせて頂きます!
そういう大事な旅行なビジネスクラスで行かきゃなダメですよん。
時差ボケがいつになく酷くボロボロです。
(T.T)
投稿: Sato | 2008.01.21 20:28