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2007.10.03

ニッポンロックアーカイヴス復刻シリーズで THE APRYL FOOL を聴く

日本コロンビアによる日本のロック黎明期の重要盤紙ジャケ復刻シリーズ「ニッポンロックアーカイヴス」というのが始まりました。怠け者の私は渋谷のCD屋さんの陳列を見て初めて知りましたが。

 自分の食指が動いたのは1枚。THE APRYL FOOL のデビューアルバムにして最後のアルバム、APRYL FOOL.
 理由は単純で細野さんが参加してるから。

Aprylfool

 ジュウェル・ケース盤は、すでに94年に出ていて今も在庫ありのようですが、怠け者の私は全然知りませんでした(ガク)。

 メンバーは、小坂忠(vo)、菊池英二(g)、ヒロ柳田(Key)、細野晴臣(b)、松本隆(ds)。

発売は1969年9月ですが、聴いてみてびっくり。もろサイケデリック・ロックだったので。

 裏表のカヴァー写真が、エリオット・ランディ(Elliott Landy)が68年にウッドストックで撮った The Band の一連の写真に雰囲気が良く似ていたので、てっきり、もっとDown to Earth なサウンドかと勝手に思いこんでしまいました。ちなみに、アルバムに使われている写真は荒木経惟氏によるもの。

 楽曲・演奏のクオリティは非常に高く、同時代の米英のサイケデリック・ロック系のバンドに比べて遜色はないです(と言いつつ、そっち系の音楽はあまり知らんですが・・)。
 当時の日本にアメリカ同様のサイケデリック・ムーブメントが存在したかは微妙、というか「ノー」だと思いますが、少なくとも、作品は完全に同時代のロックシーンの音でびっくりしました。

 日本語詩は一曲のみ。ディランの Pledging My Time のカヴァー以外はオリジナル曲。英語詩曲での小坂忠のヴォーカルが上手いのも驚き。

●ストレンジ・デイズの山田順一氏による付属の解説によると、細野、松本はあとからバンドに加わっており、バンドのサウンドは2人以外のメンバーの指向で決まったもののようです。この後、2人が若干の曲折を経て「はっぴいえんど」に至るのはご存じの通り。
 
 解説は今回の復刻にあたってあらためて書かれたものですが、非常によく書かれていて、このアルバムについてほとんど無知だった私は大変勉強になりましたです。

表カヴァーの写真は、ランディによる The Band のこの写真と非常に雰囲気が似てますが、当時のメンバーや荒木氏はランディの写真を知っていたのでしょうか。知らずにこれらの写真が撮られてしまったのだとしたら、ちょっと驚きというか不思議というか・・・・

 ということで、私には色々と驚きの1枚でありました。

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