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2007.10.07

ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネスによる FLYING SAUCER 1947を聴く

細野さんの最新作です。

FLYING SAUCER 1947
FLYING SAUCER 1947

 今年7月に、日比谷野音で見た還暦記念祭「細野晴臣と地球の仲間たち」では、ほぼカントリースタイルの演奏に徹してた(と思う)ので、単純に「カントリーアルバム」という先入観で聴き出しましたが、とんでもない。

 そんな単純な分類などできる音楽じゃありませんでした。

●確かに、モロ「カントリー」って曲もあります。

 うち、私が一番気に入ったのが、Sportsman のカントリー・ヴァージョン。これぞ「せーの!」で皆一緒に演奏するバンド演奏の醍醐味。短いですが、中間部のバンドのカントリー・ノリのグルーブなんて最高。高田漣のフラットマンドリンも素晴らしいです。
 細野さん自身、「多重録りでない一発録りの面白さに目覚めた」旨のことを言ってましたが、これを聴くと、その言葉に完全に納得させられます。

 かと思うと、まったく逆に、全楽器一人で多重録音なんて曲もあり(以前、森高千里に提供した Miracle Light)。

 Close Encouters は、あまりにも有名なスピルバーグ映画でのジョン・ウィリアムス作の例の「タ・タ・タ・タ・ター」をモチーフにした曲ですが(作者のクレジットもジョン・ウィリアムス)、いったい、あの単純なモチーフをこんな曲に仕上げるなんて世界中の誰が考えるでしょう。Body Snatcher の新アレンジも秀逸。

●各曲について、Jazz風だの、昭和歌謡風だの、テクノ風だの、形容しようと思えばできますが、そんな分類が虚しくなるくらい、多くの音楽のミックスぶりが素晴らしいです。
 異論を承知で言うと、聴いてるうちにライ・クーダーの音楽を思い浮かべました。「チキン・スキン・ミュージック」あたりが好きな人が本作を聴いたらどんな感想をもつでしょう。

アートワークは素晴らしく、上質紙による綴じ込みのブックレットは、細野氏の序文、コシミハル嬢との対談の他、各曲の歌詞、関連写真付き。さらには曲毎に細野さんが簡潔なコメント寄せていて、見てて楽しい気分になります。

Fs_1947_3

 全12曲で、40分ちょい。CD時代になって、1ディスクあたりの収録可能時間がアナログ盤の倍近くになったわけですが、私にはこのくらいの長さがちょうど良いです。

●アマゾンの「DEEP DIVE」というコーナーに興味深いインタビューが載ってます(でも、文章はちゃんと校正しましょうね)。

 日本のポップ・ミュージックの至宝ですわ。

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コメント

亀なコメントですが,バンド,ソロ含めて通して聴くとこんなにバラエティに富んだ音楽やる人って,世界中探してもいないんでないかと思います。世界は全く知らないですが(爆)。
でも,個人的にはエレキベース持った細野さんが一番かっこいいと思うのです。

全然亀じゃないす>ほちょのさん
亀と言えば亀谷・・

はともかく、「こんなにバラエティに富んだ音楽やる人って,世界中探してもいない」でしょう。ワン・アンド・オンリー、言葉本来の意味でユニークです。

でもYMOはイマイチ苦手・・・
といいつつ今日SWITCH誌を買って帰宅。(^^;

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