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2007.09.02

P.マッカートニー、「ライヴ・イン・ザ・US 2005」DVDを見て戸惑う

●前回のエントリーで、ちょっとマッカ・モードに入ったので買いました。2005年の全米ツアーの記録。去年の11月発売ですけど例によって今頃。

ライヴ・イン・ザ・US 2005
ライヴ・イン・ザ・US 2005

●「戸惑う」などと書きましたが、本音は「怒る」です。

 前回同様、ショー全体をそのまま見せるというより、ドキュメンタリータッチ。これはまあいいでしょう。

 うんざりしたのが、音楽に集中しようとするこちらの気持ちをズタズタにしてくださる、マルチカメラのせわしなさ過ぎる編集。曲の構成なんてお構いなしに、頻繁に切り替わること切り替わること。演奏シーンだけでなく、楽屋その他のシーンも含め、5秒以上のカットを探し出すのがほとんど困難です。ほとんど支離滅裂なシークエンス。プロデューサー兼ディレクターは、前回同様、Mark Haefeli

 あまりにもヒドいんで、思わず、コンサート物の映像をいろいろ引っ張りだして見てしまいました。最近出た、ストーンズの The Biggest Bang も、マルチカメラのかなりスピーディーな編集ですが、こちらは冒頭から、ストーンズのショーにグイグイ引きずりこまれます。第1回クロスロード・ギター・フェスティバルも見直しましたが、なんと謙虚に演奏者達の姿を撮影していることか・・・

 いったいこの違いは何なんでしょう。簡単です。Mark Haefeli には、少なくとも音楽映像で人を感動させる才能がない(言っちゃった・・・)。ジョナサン・デミの撮った、ニール・ヤングの Heart of Gold でも見て少しは勉強してください。デミが、どれだけ謙虚に音楽の前でひざまづいているか。
 
 前回同様、演奏中にお客さんの姿が挿入されてますが、今回は度が過ぎてるのではないかという位多いです。「ほらほらポールの音楽に、みんなこんなに感動してるんですよ~」の押し売り。
 ポールが偉大なことなんてもうみんな分かってます。もうちょっと演奏に集中させてくださいな。I Will が始まるやいなや、接吻する馬鹿ップルなんて映されても萎えるだけです。客席にジャック・ニコルソンがいることがそんなに大事ですか?

●そしてとどめが、頻繁に登場する各界著名人のコメント。わたしゃ正直呆れました。

 スティーブ・ジョブズやビル・クリントンまで担ぎ出したあげく(トホホ)、皆さんのコメントが、ものの見事に結婚式の来賓祝辞なんですな。胸を打つコメントなんてほぼゼロ。
 エディー・ヴェイダーにコメントさせて、「ポールの音楽は現代のクラシックだ」・・・・んなこと、その辺歩いてるオッサンだって言えるでしょうが!
 一番悲惨なのが数回登場しては痛々しいコメントを繰り返す、カリフォルニア州立なんとかの教授ですが、コイツはもうどうでもいいです。わたしゃコイツをグーで殴りたい(怒)。ウソだと思ったら見てみてください。

 ドキュメンタリー仕立てながら、舞台外の人たちの言葉をちゃんと聞かせようという配慮もないです。前回の Back in The U.S.は少なくともその点はマシでした。

 なんてこと書いて、見て感動したという方には申し訳ないです。
 でもウソ書いても仕方ないので正直に書きましたです。m(__)m 

●とにかく、編集に落ち着きがない。結果として、25曲以上も収録しているのに、ダイジェストを見せられたような中途半端な印象が残るだけでした。

 ポールさん。何よりも雄弁なのはあなたの音楽なんですよ!

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