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2007.09.06

たった一枚のパヴァロッティ

●昼間に携帯電話で見れるニュースで、ルチアーノ・パヴァロッティが故郷のイタリア、モデナで亡くなったニュースを知りました。などと呑気に書いていられるくらいですから、もちろん自分は彼のファンであったことはありません。

 クラシック物はCD、DVD併せて4桁超える枚数に散財してきたものの(トホホ)、帰宅後あらためてCDラックを眺めて見ても彼のCDは一枚すらない体たらく・・・

 いや一枚だけありました。これ。

Pavarotti & Friends for War Child
Pavarotti & Friends for War Child

 戦禍に巻き込まれた子供達を救済するためのチャリティ・ーコンサートのライブ。たしかこれが第1回だったかと。私は持ってませんがDVDも出てます。

●自分がこのディスクを買った目的は、クラプトン絡みの曲が3つ収録されてたから。ごめん、ルチアーノ。

 その3曲は、パヴァロッティとECの Holy Mother、ECとシェリル・クロウのデュエット Run Baby Run(この頃はムフフの仲?)、EC単独のThird Degree. Holy Mother は、パヴァロッティが歌い出した瞬間、噴き出す人もいるかと思われるような「水と油」な演奏。私は楽しめましたけど。

●でも、私がこのディスクで一番仰天したのが、シェリル・クロウとパヴァロッティが歌う、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の二重唱曲「お手をどうぞ」(La ci darem la mano)
 シェリルはクラシックの唱法でなくファルセットで歌ってますが、これがべらぼうに上手い。彼女がモーツァルトのスーブレット役独特のコケットリーを完璧に表現していることに驚かされます。やはり才人というのは音楽の内容を直感的に理解し表現してしまうものなのでしょうか。シェリルの本名はシェリル・スザンヌ(Suzanne)・クロウですが、もしやイタリア人の血を引いているのかしらん。

 ディスクに入ってる折りたたみ式のブックレットにはこんな写真もありました。今見ると、しんみり・・・

Luchiano_sheryl

 全然追悼になってませんね。
 ごめん、ルチアーノ。

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コメント

Satoさん、こんにちは!

シェリル・クロウと聞いて(見て)ついつい飛びついちゃいました!
他に誰が参加しているかと調べたら、ジョーン・オズボーンまで参加しているじゃないですか!
デビュー後の来日公演、一人で見に行ったのですがそれ以来も好きなアーティストの一人です。
今度買う候補に入れておきます。

U.M.Aさん、まいどどうも。

>シェリル・クロウと聞いて(見て)ついつい飛びついちゃいました!
>他に誰が参加しているかと調べたら、ジョーン・オズボーンまで参加しているじゃないですか!

お、シェリルもいけますか。
しかも、ジョーン・オズボーンの来日公演まで見てるとは。

自分のオズボーン体験は、モータウンのバックバンドに光を当てた「永遠のモータウン」って映画に出てるのを見てイイ歌手だなーって思ったのが初めてです。CDは買ってませんが。

今度いろいろ教えてくださいね。(^^;

Satoさん、またまた御邪魔します。

シェリル、大好きですよ。
でもまだ一度もLiveに行った事無いのです・・・(爆)

オズボーンと書かれちゃうと、どうしてもオジーを想像しちゃいますよ!(笑)
ジョーン・オズボーンで良いのは1stです。
TSUTAYAに行けば腐るほどありますよ。
あんな傑作なのに・・・

>「永遠のモータウン」

やっぱりSatoさん御持ちでしたか~。
私も買いましたが、買った一番の目的はMeshell Ndegeocelloが出ているからです。
この人のグルーブはサイコーですよ。
是非とも2ndを聴いて下さい。もしくは1st。
3rdだったかで、Doyle君もGuest参加していますよ!
是非とも氷山の一角に入れてあげて下さい(爆)

パヴァロッティさん亡くなりましたか…。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。

実は私もパヴァロッティのCDってあんまり持っていないんですが、Satoさんのお話にあった"For War Child"はECからみということで買ってあります。パヴァロッティってこうしたチャリティコンサートにはとても積極的で"何回も出演していますね。

パヴァロッティの歌い方は独特の声の張り上げがあって「キング・オブ・ハイC」と賞賛されることも、また逆に「声がしつこい」と辛口の批評をされる方々も多かったように思います。ただ舞台に出た時の存在感は格別のものがあって、例の「三大テノール」も、この人がいたから更なる華やかさが出たといえるのではないでしょうか。

2006年2月のトリノ五輪の開会式に登場して、プッチーニの「トゥーランドット」からの名アリア「誰も寝てはならぬ」を歌っていましたが、これがほとんど最後の晴れ舞台だったようですね。この人の十八番をもう聴くことができないのは、やっぱり淋しいものです。

U.M.Aさん、ども。

「永遠のモータウン」は、映画館で見てウルウルして、サントラ盤買って、とどめにDVD買いました。
オズボーンもNdegeocelloも映画見るまで知りませんでした(恥)

>ジョーン・オズボーンで良いのは1stです。

Relish サンプルで聴いてみました。ディランのカヴァーもやってるんですね。
とりあえずwishlistに入れときました(何せwishが多すぎまして・・・)。

>買った一番の目的はMeshell Ndegeocelloが出ているからです。
この人のグルーブはサイコーですよ。

こちらもちょっと調べて、サンプル聴いてみました。
「モータウン」の、You're really got a hold on me が普通?でしかも大人しそうだったので、こんな才人とは知りませんでした。お恥ずかしい・・・
ちょっと首突っ込んでみます

しかし、最近の人のこと何も知らんです(ガクッ)

Kazuさん、どもです。

>また逆に「声がしつこい」と辛口の批評をされる方々も多かったように思います。

日本のオペラ批評は、美声に単純に酔うのを軽蔑するような傾向がありますからねえ。
日本以外じゃ大スターだったサザーランドなんてバカにされまくりでしたから。
なんて私が言う資格ないですが(冷汗)。

>例の「三大テノール」も、この人がいたから更なる華やかさが出たといえるのではないでしょうか。

いや、ほんとそうです。一声で人を虜にするなんて簡単なことではないですよ。
あの美声はリアルに生で聴いたら昇天ものでしょう。

「川の流れのように」まで歌っちゃった三大テノールの興行って、バカにされがちですけど、元々オペラなんて大衆娯楽です。昔のカルーソーなんて、当時じゃポップスター並の人気だったわけですしね。

けっこうバカにしてた私にそんなこと言う資格ないですが(自爆)。

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