The Johnny Cash TV Show DVD を見る
●発売が決まった時にちょっと書きましたが、現物届きました。
Best Of The Johnny Cash Tv Show
1969年から1971年にかけて、ジョニー・キャッシュがホストを務めた米ABC放送の音楽番組 The Johnny Cash Show からの蔵出し映像集。
道楽者ゆえ当然2枚組版購入。商品分類は Columbia Legacy でした。 ソニー系の米盤DVDの通例で、リージョンはフリー。
計4時間にも及び、とてもまだ全部は見きれないので、一部だけの感想です。
●まずディラン。残念ながら1曲カットの2曲収録で、しかも少し画質劣化してます。
アコースティック・ギター1本(バックはカラオケ)で立って歌う I Threw It All Away は、下のキャプでは分かりにくいですが、ビデオの経年劣化特有の横縞が出てます。しかも背景が黒いので目立ちます。縞以外も画質ちょい荒れ気味です。
ただ、今まで見た中では最高のクオリティ。当然ですけど。
●つづいて、お目当てドミノス。
これは凄い・・・画質の劣化もなく、ほぼ完璧。アップ時の生々しさはもちろん、クラプトンの背後でドラムを叩くジム・ゴードンの表情もよくわかったりするので、演奏から受ける生々しさというか、目に飛び込んでくる情報の量が従来の流失映像の比ではありません。
音声はモノラルですが、極めて鮮明。It's Too Late サビの、EC、ホイットロックによる She's Gone の掛け合いをヘッドフォンで聴くと、ECのヴォーカルがやや右、ホイットロックのヴォーカルはやや左よりに聞こえ、完全なモノラルとは、ほんの少しですが違った音質になってます。
●もう1つ、サッチモ。
こちらも映像が生々しく、まるでまだ生きてるルイ・アームストロングのライブ・ショーを見るかのようです。
この映像初めて見たので、正直感動しました。これは米アマゾンの本DVDのページで動画が見れますので、まだDVDをご覧でない方は是非体験してみてください。
その他、若き日のリンダ・ロンシュタットの激ミニスカ太股ムチムチ姿もスパーブ・クオリティーで拝めます。それだけでも買いです(おいおい)。
ダイジェスト盤の1枚物も出てますが、こちらはドミノス入ってないようで・・・(現物未確認ですが)DVDの裏面写真を見る限りドミノスも1曲入ってるようです(10/1修正。ごめんなさい)。
●難点が1つ。ディスクを着脱部から非常に取り出しにくく、割れそうでコワいです。
週末に全編ゆっくり見るぞ、と。
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