Sly & The Family Stone / リイシュー盤 Stand! を聴く
●2003年に、リマスターのベスト盤、Essential Sly & The Family Stone が出ましたが、個々のアルバムは放置状態だった、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの旧作品が一挙発売。4月の発売からちょっと時間経っちゃいましたが。
CD2枚しか持ってないのですが、とりあえず大好きな Stand! を買ってみた感想を少々。といっても5月に買ってようやく封切ったんですが(情けな)。
●1曲目、Stand! 冒頭のシンバル音のあまりの生々しさに衝撃を受け、「こりゃ凄まじいリマスター効果だわ」と思い、旧規格の CD を取り出して聴いてみましたが、旧規格盤の音もそんなに悪くないですね(情けな)。格段に違うわけではないです。
ただ明らかに音はクリアになっていて、そのせいか音がちょっと前に出て来るような感じに鳴ります。
ちなみに、外盤のシールド面に貼られたシールには、NUMBERED LIMITED EDITION とだけ書かれていて、付属のブックレットにも REISSUE CREDIT として Produced for Reissue By Bob Irwin、Mastered by Vic Anesini とあるだけで Remaster の文字はどこにもありません。でも間違いなくリマスターでしょう。
2003年の Essential Sly & The Family Stone は持ってないので、同盤でリマスタリングされた曲は、今回そのまま流用されているのかどうかはわかりません。
●スライ(というか Sly and The Family Stone 名義)のCDは、Stand! と 「暴動」(There's a Riot Goin' On)しか持ってないのに、スライを語るなどおこがましい気もしますが、作品は、もう何度聞いても圧倒的に素晴らしいです。
乱暴な言い方ですが「白い」んですね。もちろんメンバーに白人がいたからなんて単純な理由ではなく、信心深い中流家庭出身のスライが、60年代に、サイケ全盛のサンフランシスコで過ごしたキャリア(ラジオ局のDJ で、白人のロック流しまくってた)はデカいんでしょう。んなこと、今さら私が言わなくても、ですが。
ちなみに、今回の Stand! を PC のドライブに放り込んでiTunes と接続するデータベースのジャンル分類を見ると Rock でした。当ブログのカテゴリーは無難なとこにしときます。
●今回出たオリジナル旧譜は、ボックスでまとめ買いすると安いので、重複買いになりますが、やはりポチしてまうのか・・・・
もう泥沼、音楽奴隷。
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