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2007.07.29

「細野晴臣と地球の仲間たち」に行く

●行ってまいりました。7月28日、日比谷野外音楽堂。
 国内の野外公演なんて、いつ以来でしょう。隣に居るのが娘からオヤジに変わりましたw

Hosonotribute_2

 サブタイトルが「~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~」。ようするに、細野さんの還暦記念コンサートです(笑)。
 前半90分ほどが、春先に出たトリビュートアルバム参加ミュージシャンのセット。休憩はさんで後半1時間ちょいが細野さんのバンドのセット。

●オープニング担当が竹中直人(笑)。続いてYMOの三人が登場してご挨拶。
 薄暮の蒸し暑くけだるい野音に響いた栄えある一曲目は、ストリングス付き、ヴァン・ダイク・パークス指揮、ゲスト・ヴォーカルがサンディーの「イエロー・マジック・カーニバル」という超豪華セット・・・・ですが、拍子抜けするほど、まったり始まりました。

 先に後半の細野バンドについてお話すると、同じことの繰り返しがキライな細野さんらしく、今度はカントリーで(笑)、9月発売の、ハリー・ホソノ&ワールドシャイネスによる FLYING SAUCER 1947 を先だって生でご披露した模様です。「Pom Pom 蒸気」 もガラッと変わってカントリーアレンジ。

 途中、ヴァン・ダイク・パークスが加わって、なんと Discover America 収録の The Four Mills Brothers ご披露。ヴォーカルはヴァン・ダイク爺。これを人前で歌うの初めてだそうで。しかも原曲からがらっと変わって、仰天のどカントリーアレンジ。たしかこの曲では坂本龍一がキーボードに参加。
 ヴァン・ダイク・パークス、64才。ファースト・アルバムの頃のインテリ風美青年は、猫背で歩く小太りのおじいちゃんになってました。

 「さっ、早く終わらせて帰ろ」など細野ジョーク連発でしたが、アンコール最後は、当夜参加のミュージシャン総参加で演奏の、「さよならアメリカ さよならニッポン」。ヴァン・ダイク・パークスはアコーディオン弾きまくりですよ、って、くーったまらん状態。
 今回ヴァン・ダイク出演なので、当然彼がプロデュースしたはっぴいえんどのラスト作 HAPPY END からの曲も期待してました。「さよなら~」は、アルバムでは大滝詠一氏がヴォーカルだったんで、「うーん、やるかな・・・」でしたが、やってくれました。

 その後、みんなで、HAPPY BIRTHDAY を歌って、バースデーケーキが登場して大団円。 
 セットリスト書きたいところですが、備忘録代わり?に回した○○の○○○が抜けてたので(泣)書けません。

●怠け物の私がほとんど知らない、若いミュージシャン中心の前半のトリビュートセットも、まったりと楽しめました。ただし、披露されたのはアルバムの全曲でなく、10セットのみ。

細野晴臣トリビュートアルバム
細野晴臣トリビュートアルバム

 皆良かったですが、一曲だけ挙げれば、ワールドスタンダード + 小池光子の「三時の子守唄」。小池光子の声、ほんと素晴らしいです。蝉時雨+隅田川花火大会取材ヘリの爆ノイズに負けず、美しく響きました。
 それにしても、この曲、こんな奇麗な曲だったのですなあ・・・

 セット・チェンジの合間に、竹中直人+高橋幸宏の漫才コンビなどもあり(笑)。
 
●パンフは3500円でしたが、内容が濃くなかなか面白いです。入場時に配られた団扇には、WE ARE NOT ALONE 2007.07.28 の文字が。

Hosono_uchiwa

 うーん、イイ晩でした。よかったなぁ・・・幸せ。

(追記)
 会場でメモっておいた前半のセットです。演奏者はトリビュートアルバムをご参照。
 「終りの季節」は、原田郁子が FUJI ROCK に出演のためイシイモモコに変わり、モモコちゃん演奏後、思わず「郁子ちゃん、ありがとねー」(笑)

「イエロー・マジック・カーニバル」
「風来坊」
「ミッドナイト・トレイン」
「終りの季節」
「ブラック・ピーナッツ」
「北京ダック」
<竹中直人ギャグ>
「日本の人」
「三時の子守唄」
<竹中直人ギャグ>
「Turn Turn」
「風の谷のナウシカ」

撮影用のカメラが数台あり、マイクが林立してたので、そのうち映像で拝めるでしょう。

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コメント

娘からオヤジに変わったイリュージョニストです(^^;)

若い才能ももう少し聴こう!と思いました。とりあえず,高田漣あたりから・・・。

ところで,幸宏と竹中直人のボブ彦,テル彦ですが,結構古いんですね。「流しの二人」という曲があります。
http://www.excite.co.jp/music/disc/4518295010094

あと,幸宏の前に竹中直人と絡んでいたのは,この人らしいす。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8B%E7%94%B0%E5%BA%B7%E4%BA%BA

土曜はお疲れさんでした>ほちょのさん

>ところで,幸宏と竹中直人のボブ彦,テル彦ですが,結構古いんですね。「流しの二人」という曲があります。

昔の深夜番組が元ネタみたいでDVD化されてます。もう売り切れですが。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000AS20KK

90年代終わりってTV見なくなって久しい頃なんで知らんかったです。

ボブ彦,テル彦はこれですな。http://images.amazon.com/images/G/09/detail/review/b000as20ku_2.jpg

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2007/07/28 18:00 なんとも、贅沢すぎるステージでした。 [続きを読む]

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