Allman Brothers Band / Boston Common 8/17/71
●デュアン・ファンにはまたもや随喜の涙の一枚です。
Hittin' the Note からのリリースで、71年8月17日、ボストンの Boston Common での野外公演のライブです。もちろんサウンド・ボード録音。
HTNからのデュアン在籍時の音源のリリースとしては、American University 12/13/70、Stonybrook, NY 9/19/71 に続く3枚目です
オールマンズ音源は詳しくないのですが、Hittin' The Web の Tour Dates によるとFM音源が流通していたようです。
●Hittin' the Note誌の John Lynskey氏の解説によると、「ABBに特別なつながりのある街というとまず思い起こすのはメイコンであるが、もう一つ、ボストンも彼らの活動にとって特別な街なのだ」ということですが、泣く子も黙る超絶名盤、Fillmore Easr の5ヶ月後のこのライブ。期待以上に凄まじい演奏でした。
荒っぽいオーバードライブ気味の演奏は興奮度満点。You Don't Love Me は何と25分。LizReed のデュアンのソロは控えめですが、Fillmoreより速めのテンポのリズム隊の迫力・・・
詳しくは語りませんが、一言で言うとノリノリです(おいおい)。
Hittin' The Web によると Stormy Monday で J. Geilsがギターを弾いたそうですが、残念ながら Stormy Monday は、当盤には収録されてません。また、本公演の3日前に亡くなった King Curtis への追悼として Soul Serenade も演奏されたという情報もあるようですが、こちらも未収録。
本公演の全セットリストをご存じの方フォローよろしくです。m(__)m
●音質は蔵出物としては申し分なし。エクセレントです。解説によると2種類の秒速7.5インチ、1/4インチ幅のマスター・リールを編集したということです。
もちろん Fillmore並とは行かず、若干音がこもり気味に聞こえたり、ノイズもちょくちょくありますが、おそらく気になる人はいないでしょう。人工的な編集跡のような不自然な箇所はないです。
スリーブの写真はデュアンだけで、ネック・ヘッドに煙草挟んだ写真が載ってます。クラプトンで有名なこの技(?)ですが、クラプトンってデュアンからパクったんでしたっけ・・・・
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