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2007年3月の記事

2007.03.25

第2回クロスロード・ギター・フェスティバル

 ちとバタつきまして。更新さぼってました。
 続行中のECバンドUSツアー2ndレグですが、3月23日のヴァンクーバー公演で、久しぶりに I Shot The Sheriff 登場です。

●すでにご存じのように、7月28日に第2回クロスロード・ギター・フェスティバルが開催されます。場所はシカゴの TOYOTA PARKです。

 第1回の2004年から3年ですが、クロスロード・センターの運営には莫大な資金が恒常的に必要なわけで、おそらく定例行事になるような気がします。

 前回の3日開催に比べ、今回は1日開催と規模は縮小されてますが、すでに発表されたメンバーは充分豪華です。

●気になるのが、出演者リストにS.ウィンウッドがいることです。

 ブラインド・フェイスの再現というのは、あり得ない話ではないようで、Rolling Stone誌Web版の3月22日付けの記事によると Clapton plans to reconnect with Steve Winwood for a mini-reunion ということです。

 a mini-reunion ということは、ECバンドのセット中の一部にウィンウッドが参加して数曲・・・という予感がしますがどうでしょう。
 もしや、30年振りに Presence of The Lord が聴けるかもしれません。ヴォーカルはウィンウッドのブラインド・フェイス・ヴァージョンでしょうけど中間部のギター・ソロは堪能できます。自分はあのリズムの反復を聴いてるだけでイキそうになるので妄想半分に期待しておきます。

 R.グレッチのことを調べてみたら、90年に43才の若さで亡くなってたんですね・・・知りませんでした(合掌)。

 ドイルとデレクも出演者リストにあるのでクラプトン・バンドの面子は今のツアーと同じかもしれません。
 上の記事によると「ドイルは僕に近くて、デレクはデュアンのよう。どちらとも上手くできるよ。今回のレイラはレコードみたいだろ。素晴らしいよ」だそうです。

チケットは3月31日発売で90ドルとお手頃な値段です。行けるわけないのにまたイケない妄想がむくむくと。航空運賃が高い時期なのが痛いですが、ホテルは早めに手配しておきますか(オイオイ)。
 
 下は前回のパンフレットです。行ってないですけど、これだけもらいました。
 ご丁寧にサイン欄がありますが「ミュージシャンに近づけるかもよ」ってことなんでしょうか。

 Cgf2004_book

2007.03.18

J.J. Cale が クラプトンのサン・ディエゴ公演に参加

●3月15日のサン・ディエゴ、ipayOne Center でのクラプトン公演に、噂通り(笑)、J.J. Cale が参加しました。
 写真付きのレポートはこちらで見れます。

 J.J. Cale が参加して演奏したのは The Road To Escondido から Anyway the Wind Blows, Don’t Cry Sister Cry, Who Am I Telling You の3曲のほか、After MidnightCacaine でも参加したそうです。

 写真を見る限り Sit Down セットで、J.J.が参加したように思えます。Driftin' で始まる例のセットは、この日はナシかもしれません。

 自分の車で行けるところにしか行きたがらないらしい J.J. Cale ですから(笑)、おそらく、この日が one and only の参加と思われます。いいなあ~

●リンク先のレポートによると、The show was recorded for an upcoming DVD release とありますが、DVDで通常の Sit Down セットが見れないというのは、ちょっと残念な気がします。個人的には、サン・ディエゴ のJ.J.パートは、ボーナス・トラックにして欲しいです。
 まあとにかく、当ツアーのDVDが見れるらしいのでホッとしてます。

 この公演、私の知人が見に行ってるんですが・・・・羨ましい。写真くれるかな(笑)



(追記)
 当日のセットリストがいまいち不明でしたが、Where's Eric によると、Sit Down セットは以下の通りです。
 J.J.の参加は Sit Down セットのみでした。
 
-Sit Down Set (w/ J.J. Cale)-
Anyway The Wind Blows
After Midnight
Who Am I Telling You?
Don't Cry Sister
Cocaine

2007.03.16

Neil Young / Live at Massey Hall 1971

●Fillmore East がようやくリリースされた昨秋、果たして次は何年待たされるかと思いきや、なんと、わずか数ヶ月で第2弾リリースです。1971年1月19日、トロント、マッセイ・ホールでのライブ(Late Show)

 マッセイ・ホールの名は、この盤のおかげでジャズ好きなら知らない人はいないでしょう。あちらの人の発音聞くと「マッシー」みたいですが・・・どうでもいいですね(笑)

 当然、DVDの付いた2枚組の方を購入。

Live at Massey Hall 1971
Live at Massey Hall 1971

まずDVDから。

 前回のFillmore East のDVD が、静止画のスライドショーだったので、今回はどうなるか半信半疑で期待したわけですが、一応ちゃんとした動画でした。

 ただし、フィルムは16mm(8mm?)を思わせるように荒いです。

 しかも、すべてが演奏シーンではなく、椅子に置かれたテープレコーダが回っているという不思議な再現?シーン(もちろんニールの姿はない)や、他の映像、写真が挿入されるシーンがかなりあります。
 これは、そもそも一部しか撮影されなかったのか、撮影されたフィルムの劣化等で使用できる状態ではなくなってしまったのか、それとも意図的な編集なのかはよくわかりませんが、ちょっと残念です。

 Archives では、同年の Johnny Cash Show 出演時の演奏が2曲見れます。その他、インタビュー、当時の新聞記事のスクラップ、未発表フィルム等が見れてなかなか楽しいです。

CDの方は素晴らしい音で、若々しいニールの声も素晴らしいです。

 この音源は少し前にサウンドボード・ソースが流通していて、ブートにもなっていますが私は買ってないので音質的な違いはわかりません。ブートについては、じみへんさんのブログ「廃盤日記」(増補改訂版)詳しいレビューがあります。

 カバーは前回のFillmore同様紙ジャケで、ディスクは剥き出しで入ってます。今年中に発売予定の The Archives Vol 1 1963-1972 を告知するペラ紙も入ってました。

●と、今回も楽しませてもらいましたが、今自分が聴いていて「熱さ」に揺さぶられるのは Living with War の方なんですね・・・・比較するのはほとんどナンセンスですが。

 でも、Journey Through The Past を聴いてると泣けてきます・・・going back to Canada と歌うところで拍手が出るのもいいですなあ。

2007.03.14

Dylan / Don't Look Back: 65 Tour Deluxe Edition を見る

5月に、無事ソニーから日本語字幕入りの国内盤が出ることになった、Don't Look Back: 65 Tour Deluxe Edition ですが。

 輸入盤で見てみました。リージョンは旧盤同様ALLです(ブートとの関係などについては以前こちらに書きました)。

undefined
Don't Look Back: 65 Tour Deluxe Edition

紙製ボックスの全体はこんな感じです(発売元のDocurama社のサイトにArt Download というリンクがあるのでおそらく著作権フリーであろうと勝手にみなし使わせていただきました)

Nvg982407

Parapara おまけの1つが、消しゴム位のサイズの、Subterranean Homesick Blues のパラパラ写真(パラパラ速めくりすると映画みたいになる例のやつです)。
 単三電池と並べると小ささがよくわかります。まあ、大人のおもちゃ?といいますか。

 もう1つのおまけが、映画のトランスクリプションを159頁の本にしたもの。
 こちらは良くできていて、これだけ本として単独で売っても十分通用すると思ったら、実はこれ、69年に実際に本として発売されていた物の復刻だそうです。

Dlb_book

 ただ今回のように、DVD自体に字幕が付いてしまうと、ホームビデオすら普及しておらず、Don't Look Back を作品として見れなかった時代に比べ実用的な価値はかなり下がってしまうのは否めません。

Disc1の本編は、英語字幕が出るようになった点が、旧盤との大きな違いです。会話の字幕だけでなく、「Applause」 みたいなシーンの説明もあり、トランスクリプションをそのまま字幕化したという感じです。英語のお勉強には便利でしょう。

 他は、メニュー画面のデザインも含め旧盤と同じ。Discography は、ちゃんと最新作 Moden Times まで追加されてました。

●そして、お楽しみ。Disc 2の、BOB DYLAN 65 REVISITED と名付けられた未発表映像集ですが。

 収録は約65分。メニュー画面上で完全に撮影場所と日付を確認できるようになっていて、発売に先だって公開された It's All Over Now, Baby Blue は、5月1日のリバプール公演のものでした。

 何でもかんでも詰め込んで散漫な印象があったブートDVD "DON'T LOOK BACK OUTTAKES"と異なり、上手く編集されて、BOB DYLAN 65 REVISITED というもう一つの作品に仕上がってます。残念ながら、こちらは英字幕は出ません。

 驚いたのが、Subterranean Homesick Blues の3つめのヴァージョンがさらにあったこと。有名な「工事現場編」(マスターテイク)、旧盤にも収録されていた「公園編」の他に、なんと「ビル屋上編」がありました。

 まだ時間がなくてザーッと流し見しただけでありまして、あまりネタばらしするのもあれなんで、こんなところで。

●私は先走って、輸入盤買っちゃいました。しかも盤面があり得ないような傷だらけ。ちゃんと品質管理してくれ~(泣)

 国内盤も買いそうな気が・・・・



(追記)
 Subterranean Homesick Blues の「ビル屋上編」ですが、後日、スコセッシの No Direction Home を見直したら、しっかり使われてるのに気づきました。ほんの一部だけですけど。
 ちゃんと見なきゃいかんですね(お恥ずかしい)。

2007.03.09

サディスティック・ミカ・バンド再結成公演を見た!

 3月8日、NHKホール。セットリストは3月8日のエントリーをご参照ください。

Smbnhk_1

●やはり本番のテンションの高さは違いました。客の熱気も。前日の公開リハーサルも、充分楽しめる物でしたが。
 セット・リストだけでなく、MCも基本的に本番とゲネプロは同じでした。

 仕掛け系では、背面のスクリーンに映像が映ることがあるほか、カエラちゃんが舞台後方から NARKISSOS のCDカバーと同じ蓮にくるまれて登場する仕掛け、中盤に下りてくるシャンデリアがあったくらいで、照明もシンプル。
 これらは5月3日、WOWOWの放送で確認できるでしょう。

●で、内容ですが。

 まず、セットリストの配列がお見事だったと思います。全体の構成がお見事なのでライブ盤は全曲収録を切望します。もちろんWOWOWの放送も。

 序盤の黒船セット、中盤の NARKISSOS セット、その後のファーストアルバムからのブギー・ロックンロール・メドレー。そして奥田民生のゲスト参加(リハにも参加しました)。それぞれまったく飽きる瞬間もなし。あっという間の2時間。特にファーストからのブギー・メドレーは場内大盛り上がりで、コンサートの1つのピークだったと思います。

 黒船(嘉永六年六月~が終わったあとに、加藤氏が、「これでおわりです」とギャグをかますのはゲネプロと同じ。
 驚いたのが、黒船(嘉永六年六月~に頻発する変拍子が、クリス・トーマスの編集で人工的に作られたものだという話で、生演奏時にあのリズムを出すのに苦労したそうです。当時、クリスはアナログテープのハサミ編集であのスゴイリズムを作っちゃったわけで、あらためてプロデューサとしての凄腕さに驚かされました。

●カエラちゃん登場で始まる NARKISSOS セットを聴いていて、あらためて NARKISSOS が良いアルバムだと確信しました。アルバム中 Jekyll 以外はすべて演奏。もちろん私の一番好きなTumbleweedも聴け、このときの幸宏氏はドラムでなく、中央に立ちキーボード演奏。
 レコーディングも基本的にライブ録りだったそうで、ステージで演奏するのに難儀な曲はなかったいうMCがありました。

 リハと本番で最も大きく違ったのは、NARKISSOS からそのまま続く高中のギターソロで、リハでは、トーキング・モジュレーターでの即興や、「帰って来たヨッパライ」、「鉄腕アトム」等々お笑いモードだったのに対し、本番では、幻想的で美しいソロを弾いていました。「帰って来たヨッパライ」は本番でも別のところで、ちょこっと聴けました。
 なお、NARKISSOS の終盤で女性コーラスが、「ハレ・クリシュナ」「War is over」「ファンキーMAHJONG」とさりげなくお遊びするところは、いかにもミカ・バンドらしいです。

 小原氏の漫才系ツッコミキャラは意外でした。ああいう人だったんですね(笑)。

カエラちゃんに触れないわけにはいきませんね。あの華奢で小柄な体で、ライブでも歌がパワフルなこと。声質は細いですが、すーっと伸びて良く聞こえるヴォーカルは素晴らしい。トノバン自ら、ミカ・バンド歴代で最も歌が上手いと言うだけあります。もっとも他の2人は普通の意味での歌手じゃないですけど。

Smbtourbook_2

●洋楽・邦楽問わず、リユニオンするグループは少なくないですが、古いレパートリがまったく古ぼけて聞こえず、しかも新作もお見事に聴かせるなんてなかなかできることじゃありません。新旧のギャップがあったり、新曲が魅力薄だったりで。ミカ・バンドはお見事にやってのけちゃったわけですね。
 最初の活動が30年以上前、1回だけの再結成から20年近くのギャップを経て、さらに1回だけの再々結成ライブで世界最高のロックンロールバンドの一つでいる。凄いバンドです。

 次回があるなら、年金でチケット買って行きますわ。

 最高でした。

2007.03.08

サディスティック・ミカ・バンド 再結成コンサート

●3月8日、NHKホールでの一回だけの再結成コンサート。前日の公開リハーサルに続いて見てきました。

 以下、セットリストです。セット自体は前日と同じでした。

墨絵の国へ(イントロのみ)
黒船(嘉永六年六月二日~嘉永六年六月三日~嘉永六年六月四日)

(以上、メドレー)

颱風歌
どんたく
四季頌歌

Big-Bang,Bang!(愛的相対性理論)*
Tumbleweed*
The Last Season*
Sockernos
King fall
in deep hurt
NARKISSOS>高中ギターソロ

サイクリング·ブギ*
ピクニック·ブギ*
ダンス·ハ·スンダ*
(以上、メドレー)

Sadistic Twist(w/ 奥田民生)*
アリエヌ共和国(w/ 奥田民生)*
塀までひとっとび*

(アンコール1)
Low Life and High Heels
King fall(機材トラブルのためやり直し)

(アンコール2)
タイムマシンにおねがい(w/ 奥田民生)*

*は木村カエラ参加曲
青字-「黒船」収録曲
赤字-「NARKISSOS」収録曲
緑字-「サディスティック·ミカ·バンド」(ファースト)収録曲


 感想等は、9日のエントリーで書きました。

2007.03.07

サディスティック・ミカ・バンド 公開リハーサル(ネタバレなし)

●行って参りました、サディスティック・ミカ・バンド、公開リハーサル。

Smbgp

カエラちゃん出ました。大人は嘘つきですw
 小原礼氏いわく、「ほかの用事をすべてキャンセルしてかけつけた」そうです。大人は大嘘つきですw

 ほぼ本番と同一、言葉本来の意味でのゲネプロでした。「カエラちゃんなしでもいい。ミカバンドが見たい!」で出かけていった皆さん、おめでとうございました。
 まあ公開リハにしては見物料が高かったので「なんか怪しい・・・」と思いましたが。

 セット・リスト、サプライズ等のネタバレは明日の本番後まで慎むことにしますが、素晴らしかったです。おそらく前回の再結成よりファンの満足度は高いと思います。セット・リスト等見てもよい、という方はこちらでどうぞ。

 8日の本番の模様は、5月3日にWOWOWで放送するそうです。ライブ盤も5月に出るそうです。
 メデタシ、メデタシ。



(追記)
 ライブの内容に関係ない範囲で少しだけ付け足します。
 以下、本番まで何も知りたくない方はご覧にならないように。
 

続きを読む "サディスティック・ミカ・バンド 公開リハーサル(ネタバレなし)" »

2007.03.06

デレク・トラックス HARP誌による独占インタビュー

HARPという雑誌のWeb版に、2月27日付けで、Andy Tennille記者のデレク・トラックスの独占インタビューが掲載されてます。
(HARP誌が休刊になってしまったので上のリンクはNOT FOUNDです。ウェブ・アーカイブのこちらでどうぞ)

Derek_exinterview2

 このインタビュー、途中から興味深い話がいろいろ出てきます。
 その中から、一カ所だけご紹介します。私が一番感激したデレクの言葉です。
 
「クラプトンとのこの1年で他に特別な思い出はある?」(What other special memories will you take away from this year with Clapton?)というインタビュー最後の質問に、彼はこんな風に答えてます(訳はいつもながら適当です)。


「東京の武道館で、彼が、いつもよりドミノスの曲を多くやろうと決めた晩があったんだ。Little Wing が初めて日本で演奏されたんだと思うけど。ファンは完全に茫然自失って感じだったよ。あれは本当に素晴らしい瞬間(a pretty amazing moment)だった・・・
ホールを上から下まで埋め尽くしたファンが、Little Wing に初めて聴き入ってる姿をステージから見る気分をわかってもらえると良いんだけど。もう夢みたいな光景で(It was surreal)。ホール全体にもの凄いどよめきが上がって、皆、完全に打ちのめされて金縛りって感じで聴いてたんだから、本当に最高(pretty cool)だった。」


 もちろん、2006年12月6日のことです。Little Wing が日本初演というのは、もちろんデレクの勘違いですけど、そんなツッコミは野暮というもんです(事実上初演に近いくらいのインパクトはあったわけだし)。

自分が Little Wing の「初演」に立ち会ったときの感想は、ジャパンツアー時に書きましたが、ここでデレクが話してる内容って、不遜ながら、自分が当夜武道館で体験したことと、ほぼ完全に一致します。一致するように勝手に訳してるかもしれませんがw

 それはともかく、あの瞬間が特別だったのは、当夜のオーディエンスだけでなく、演奏する側、少なくともデレクにとってもそうだったことがわかり、あらためてうれしさ百倍です。

●なお、オールマンズでのビーコン連続公演終了後に、残ってるECのツアーに再参加することはあるか、とも聞かれてますが、デレクの答えは、当然、NO でした。オールマンの新作は白紙状態で、ビーコンのリハーサルで何か方向が見つかれば、それがアルバムになっていくのでは、とのこと。あと、自分のバンドでもっと海外を回りたいそうなので、近い将来、生で彼の姿を拝めそうです。

 デレク、いいよ~!

サディスティック・ミカ・バンド リユニオン公演前々夜

●3月8日、NHKホールでの、サディスティック・ミカ・バンドの再結成コンサートが迫って来ました。前々夜としたのは明日7日の公開ゲネプロにも行くので。

 興味津々なのは、やはりセット・リストなわけですが、前回89年の公演(私は行ってませんが)では当時のリユニオン・アルバムからの曲が多かったので、今回もそうなるのでしょうか。

●それと、前に書きましたが、カエラちゃんがソロで NARKISSOS 以外のアルバムの曲を歌うかということ。

 でも、候補曲ってそれほどないんですね。「ファースト」は、「ピクニック・ブギ」くらい。「HOT MENU」だと、「ブルー」、「ごきげんいかが」くらいですか。カエラちゃんの「ブルー」なんて聴いてみたいですけど。
 ソロ歌じゃないですが「マダマダ・サンバ」あたりも聴きたいです。前回は、「ファンキーMAHJONG」なんてやってるんですね。

 まあ、元々「ミカ」がメイン・ヴォーカルのバンドではないので、ステージからカエラちゃんが引っ込んじゃう時間帯もあるでしょう。

 あとは見に来るファン層も。オヤジ中心でしょうなあ(笑)。

●「黒船」を引き合いに統一感がないと言われることもある最新作の NARKISSOS ですが、ミカバンドのアルバム群の中では、「黒船」のコンセプトアルバム的な統一感がむしろ例外ではないかと、先週末に旧作をまとめ聴いて思った次第。
 まあ、「黒船」の傑作度は超弩級の別格ですが。

Mikaband

2007.03.04

クラプトン USツアー 2nd レグ始まる

 2月28日、ダラス、American Airlines Arena 公演から再開しました。

 Tell The Truth、Key To The Highway、Got to Get Better in A Little While、Little Wing のオープニング・ドミノス・セット4曲は不動ですね。5曲目が 3月2日のヒューストンで、Why Does Love Got かから Anyday に変わっただけ。

 R.クレイが前座に復活しましたが、Old Love はなく、クレイは、アンコールのCroosroads に参加しただけでした。

 どこかで公式録画がある?まで、このままいって欲しいです。

(追記)
 3日のサン・アントニオ公演のアンコール、Cocaine と Crossroads にジミー・ヴォーンが参加だそうです。 ヴォーンさんって、近年のEC公演飛び入り数No1じゃないかしらん。

ECレア映像といえば / 1976年ロンドン・
クリスタル・パレス・ボウル公演

●前回、2月28日に書いたレア・マテリアル探索の話にちょっと関係?しますが。

 数年前に、アメリカの人からもらったデラニー&ボニー&フレンズ公演のVHSテープの Filler に、クラプトンが、76年7月31日、ロンドンの Crystal Palace Bowl でやった野外公演の8m映像とおぼしき物が入っていてノケぞりました。まさか映像があるとは思わなかったもので。

 この会場、舞台前が池になっていて、ECが I'm with stupid Clapton という大きな文字の入ったTシャツを着ている、けっこう有名なスチル写真をご覧になった方は多いと思います。
 おお、ブラッキー!

Tshirt

●以下、映像をキャプチャアしたものです。

この辺は、まだマシな方ですね。
Fool

おバカ達が続きます。大英帝国万歳!
Stupid_1

別角度からも乱入者が!(池のデカさがわかります)
Funny

もうわけわからん状態。でも、冷静に?プレイする EC(藁々)
Confusion

アンコールの Further on up The Roadで、左端にロン・ウッドが見えます。分かりにくいですが、ロニーの右2人目の白い服の巨体が、ロニーと一緒に飛び入りしたフレディー・キング
King_ron

 残念ながらサイレントで、19分弱のブツ切り映像です。

 ブートにもなってるオーディエンス録音があるので、どの曲の演奏シーンか識別して、音声をシンクロさせることに成功したら、その人は世界中のECファンから God として賞賛されるでしょう(たぶん)。

 しかし、なんでまた、よりによってこんなところを公演会場に選んだんだか(笑)

●こういうフィルムって実はたくさん眠ってるんでしょうね・・・。撮影した本人も忘れ、価値を知らない家族にゴミとして捨てられた秘宝もあったものと思われます。ガハハ。

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