カウントダウン2以降があるかどうかわかりませんが、とりあえず、2006-2007ツアーのセットリストのおさらいをしてみましょう。ツアーのセットリスト全体はこちらをご参照ください(USツアーのみ)。
1 ツアー当初
最新アルバム、Back Home の発売からしばらくして始まった当ツアー。
ECの常ですが、ツアー開幕当初は最新アルバムからの曲が結構演奏されてました。
ツアー・ブックには、WORLD TOUR 2006/7 としか書かれていませんから、公式には Back Home Tour と呼ぶのは間違いだと思います。日本公演のチケットにも Japan Tour 2006 としか書かれてません。
ただし、ドイツ公演のチケットには Back Home の文字がありました。

Back Home 収録曲 で、演奏された曲を振り返ってみると、
So Tired
Lost And Found
Run Home To Me
Revolution
Back Home
と 5曲が演奏。ただし So Tired と Back Home 以外は日替わりで、しかも、その2曲以外はあっという間に消えましたw
ドミノス曲は、Anyday と I Am Yours がツアー当初から登場で、ファン狂喜。どちらもデレクのスライドを前提に登場したのは明らかでしょう。
ただし、Anyday は Let It Rain と日替わりだったりで。5月にして、「半年後に自分が行く日に Anyday が聴けるのかガクブル」といった早すぎる心配も。
Got to Get Better in a Little While は、前回ツアーからの継続登場。
2 消えた Back Home 収録曲
So Tired と Back Home 以外はあっという間に消えました。オイオイ!
代わりに登場したのが、Let It Rain や Bell Bottom Blues、そして前座のR.クレイを参加させての Old Loveですが、現在まで残っているのは Old Love だけ(Let It Rain はその後ちょこっと再登場)
Bell Bottom Blues に至っては殿ご乱心的に登場し、演奏も生煮えのまま即消滅。オイ!
そして、ついに7月18日ブダペスト公演からは、So Tired も消滅。オイオイオイオイ・・・・・トホホ
Back Home 収録曲以外で、当初演奏されながらツアー初期に消えた曲は、Milkcow Blues
3 おっとビックリ何十年ぶり登場曲・復活曲
(1) Why Does Love Got To Be So Sad
これに狂喜せずに何に驚きましょう。5月23日のRAH公演で初登場(ただし毎公演は演奏されず)。
生で演奏されるのは、たしか1975年のワールドツアー以来31年振り(だったと思う)。しかも、デレクとの美しいギターの絡み合いが聴け大いに喜ばせたのもつかの間、6月4日のシュトゥットガルト公演を最後に消滅。オイ!
(2) Further On Up The Road
狂喜はしないものの、「なんと、それできたか!」と思わせたのが、これ。
演奏されたのは80年代のツアー以来だと思います。6月20日のプラハ公演から登場し、USツアー開始後も続く。
ただし、アレンジは以前のアップテンポのバージョンとは全く異なり、ミドルテンポのボビー・ブランド・ヴァージョンで、個人的には結構気に入ってます。
(3) Anyday
10月4日のボストン公演2日目から、ずーっと演奏されてきた Everybody Oughta Make a Change(これもデレクのスライドが生えるレア曲)に代わって久々復活。気まぐれエリック。現在に至る。
(4) Key to the Highway と San Francisco Bay Blues
10月18日、アラバマ州バーミンガム公演で、これだけは最後まで不変と思われた、Back home & I am Yours に代わり突然登場。あーあ、Back Home まで消えちゃった・・・・ついにBack Home 収録曲ゼロ・・・
前者のヴォーカルは2人で分け合ってますが、もう1人は誰?
後者では、ドイルがハーモニカを吹いてますが、なんと、EC自ら、KAZOO(ブーブーなるオモチャみたいな笛)まで吹いてます。トホホ。
個人的には、Back home & I Am Yours のコンビの方がずっと良いですなあ・・・
ということで、来日公演でのセットリストはまだまだ油断ならん、といったとこであります。Why Does Love Got To Be So Sad 復活希望!
下の写真(クリックすると拡大版が見れます)はツアーブックの最終ページに載ってる写真です。黒のストラトばかりですが、ES-335が一本見えます。ES-335は、10月18日のバーミンガム公演の一部で実際に使用されました。

でした。
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