クラプトン新譜 / The Road to Escondido
現在進行中の、クラプトンのツアーですが、クラプトンらしいというか、ツアーとは無関係に新譜が出ます。
タイトルは、The Road to Escondido
JJ.Cale との共作で、名義は JJ.Cale and Eric Clapton で、JJ の名が先です。
アルバムカヴァーは、なかなかカッコよく、全14曲。
プロデュースは、JJ と ECですが、Co-producer にサイモン・クライミーの名があります。参加メンバーは超豪華。6月に亡くなったビリー・プレストンや(オルガンだけでなく Wurlitzer Pianoも弾いてます)、アルバート・リー様も。また、現ツアーに参加中のスティーブ・ジョーダンとウィリー・ウィークスの名があり、二人がツアーメンバーに入ったのはこのセッションがきっかけかもしれません。
詳細はこちらを(英語)。
なお、タイトルにある Escondido というのは、サン・ディエゴ郊外にある実在の町で、カリフォルニアワインの産地として有名なところだそうです。完全に断酒したクラプトンに相応しくない?ような気もしますが、まあご愛敬というか。
アメリカでは、シングルの Ride The River が10月3日に発売で、アルバムは11月7日発売です。
なぜかすでに、プロモーション用のビデオが見れて(where's eric の該当ページにリンクがありますが、いつまであるか不明なので、良い子の皆は急げ!)、クラプトンがテレキャスターを弾きながら、ドイル、JJ、ネイザンらとジャムってる、「おっ!」な場面が見れたりするわけですが、当然サウンドは渋め。まあ、JJとの共作ですから、渋くしかなりようがないですな。
プロモ・ビデオでは、インタビューの他、ハーモニカだけで参加してるタージ・マハールの録音風景や、Ride The River、Don't Cry Sister、It's Easy、Danger、Sporting Life Blues、Heads in Georgia の一部が聴けますが、個人的には極上サウンドで、購入後は iPod のヘビー・ローテーション間違いなしです。
「最近の EC は ポップ過ぎる」と不満の人も、イケるのでは。
ただし、この The Road to Escondido と現在進行中のワールドツアーとは(おそらく)何の関係もありませんので、気をつけましょうw
インタビュー部分や英文のプレス・リリースなどもあるので、その辺は追々(のつもり)。
(追記)
10月31日付けの朝日新聞夕刊に掲載されたインタビューでEC自身、このアルバムについて次のように語ってます。
「68年に初めて会い、共に作品を作りたいと常々思っていた。エスコンディードは彼の住むカリフォルニアの地名。この長い道のりが僕にとって彼への巡礼のようなものだったから」
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