細野晴臣 / 東京シャイネス DVD その1
細野晴臣の「東京シャイネス」というDVDがでました。2005年から2006年に行われた3回のコンサートのライブです。
個人的に、細野晴臣の音楽は、最初のソロ作「HOSONO HOUSE」を偏愛していて、「はっぴいえんど」以外のアルバムは、恥ずかしながら摘み食い的にしか聴いてない(しかも今ひとつしっくりこなかった)のではありますが、発売を知ってから楽しみにしていたDVDです。
初回限定盤には、2005年9月に狭山で行われたHyde Park Music Festival から、細野氏のステージをコンプリートで納めた特典盤がついてます(東京シャイネスはこの発展的プロジェクトと言ってよいでしょう)。
告白しちゃうと実はこちらの特典盤の方が目当てだったりして(許してね)。
この特典盤、本編と同サイズの別ケース入りで、ケースの造りやアートワークの丁寧さといい、これ単独でも商品として通用するような出来です。まるで、本編が2巻あるという感じです。
写真の、左が本編で、右が特典盤です。
本編も含め、全体的に、アートワークや解説ブックレットがとても充実していて(細野氏に対する愛に満ち満ちている)、手に取って眺めてるだけで喜びがわいてきます。
特典盤に納められたライブは、フジTVのCS放送でフェスティバルの特集番組として放送されていますが、番組が参加ミュージシャンの演奏を網羅的に紹介したダイジェスト版だったので、残念ながら、細野氏の演奏は15分弱、3曲(「ろっかばいまいべいびい」、「恋は桃色」、「ありがとう/ w 小坂忠」)しか放送はされませんでした。
今回こうしてコンプリート(9曲)で見れるのは喜びの限りであります。特に放送時に大幅にカットされた飄々として味わい深いMCが聞けるのは涙ものです。
見ているだけで、胸が熱くなり、顔がほころび、目頭が熱くなるのであります。うーん、幸せ。
紹介の順序が逆になりますが、本編の内容については、またあらためて。
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