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2006年8月の記事

2006.08.31

ディラン / モダン・タイムズのボーナスDVD

 ディランの「ラブ・アンド・セフト」(Love and Theft)以来、5年ぶりの新譜「モダン・タイムズ」(Modern Times)が出ました。通販予約してた私の所にも、ちゃんと8月30日に配達されてきました。

Modern Times
Modern Times

 本当は新作部分について語るべきなんでしょうけれど、ちょっと面白いことがあるので、本日はそのネタで。

 初回限定盤には、前回同様ボーナスDVDがついていて、その内容は、

1 World Gone Wrong 収録の Blood in My Eyes のプロモビデオ(1993)
2 98年グラミー賞受賞時の Love Sick ライブ
3 Things Have Changed のプロモビデオ(2000)
4 映画「ボブ・ディランの頭の中」(原題 Masked and Anonymous)の Cold Iron Bound の完全版(2002)

です。

 問題は、2の98年グラミー賞での Love Sick のライブ。

 ディラン・ファンの間では超有名ですが、演奏中、上半身裸で、胸部~腹部にかけて SOY BOMB と大書した男が乱入し、ディランの横で変なクネクネ踊りをするという事件が発生してます。
 ↓こいつですw

Soybomb1

 今回のボーナスDVD でその時の Love Sick を見てみると、なんと!、SOY BOMB 男の乱入シーンが完全にカットされてました。

 日本でもWOWOWで放送された98年のグラミーの録画を、あらためて引っ張り出してきて見てみると、Love Sick の演奏は全体で約5分10秒ほど。 SOY BOMB 男は、2番目の歌詞の途中、演奏開始後、約2分半過ぎのところで乱入し、40秒ほどで「始末」されます。

 始末シーンは、上手く中継に移らないように処理されて、SOY BOMB 男は舞台の右側から強制退場させられてる模様ですが、そのシーンは中継には流れてません。
 実際は下の写真のような状態だったようです。

Soybomb2

 乱入時に、ディランが、ちょっと表情をこわばらせて、「なんだこいつ?」といった感じで一瞥しますが、演奏は破綻なく進んでいたので、カットするのはもったいないような気がします。
 カットによって、DVD収録の Love Sick は2番の演奏がすべてカットされ、いきなりギターソロ部分に飛ぶように編集されてます。結果的に演奏全体の1分強がカットされました。

 ちなみに、SOY BOMB 男の正体は Michael Portnoy という「パフォーマンス・アーティスト」だそうです。自分のサイトも持ってます。まさか、この男の肖像権の問題を避けるためにカットしたんでしょうか・・・・やれやれ。

 肝心のCDの内容については、近いうちに。

 それから、iPod+iTunesのCMにディランが新曲(Someday Baby)歌って登場してますが、SONYが iTunes に参加してない日本では流せない?
 Apple本体は、以前にMacのCMで、ディランの Forever Young (なんと Biograph 収録ヴァージョン!)を使ったことがあり、それは日本でも流れましたが、今度はどうなりますやら。

2006.08.28

シュワルツコップ追悼番組(NHK)

8月3日に亡くなった、不世出の大ソプラノ歌手の追悼番組をNHK BS2 で見ました(8月25日深夜)。タイトルは「エリーザベト・シュワルツコップ 歌の心」(約45分)。
(ファーストネームは、エリザベートでなく、エリーザベトが正しいみたい・・・)

 内容は以前放送されたものの蔵出し物で、1983年の草津国際音楽祭に来日してマスタークラスを指導したときのドキュメンタリー。20年以上前のビデオでしたが映像は綺麗でした。

●シュワルツコップが、現役引退後、各地でマスタークラスの指導をしてたことはよく知られてますが、自分はこれが初見です。

 彼女のあまりに厳しい指導については「指導というよりまるで罵倒のよう」、「自分の芸術観に合わない者を排除してる」、という評も見ますが、少なくともこの番組を見る限りそのような印象は持ちませんでした。仮に、事実だとしても、「生半可な気持ちで音楽なんてできません」的な信仰告白の現れなのだと思いたいです。

 生徒指導中は自分の解釈をかなり前面に出しますが、ほとんど生徒に乗り移って歌い出すようで、しかもその表情の豊かなこと。声なんて、まだ現役でいけるじゃん、みたいな美しさ(当時70代前半)。

 彼女のコメントが、ドミンゴ良し、パヴァロッティーはダメ?なのには笑えました。「(パヴァロッティのように)そういう客受けするような歌唱ではあまり教養のないお客さん達は喜ぶでしょうけど」みたいな発言があり、オイオイそこまで言うかいと。

 ドイツ文学者の小塩節教授のインタビューが途中何回か挟まりましたが、ちょっと気負いすぎというか。まあ、大シュワルツコップを前にしたら誰だってああなるでしょうけど。

●録画しておいた番組を見た後に、手持ちのCDを何枚か聴いて見ましたが、彼女の声自体がピークを維持してたのは、1950年代前半位までだったのかなあ、と。

 プリチャードの棒で入れたモーツァルトのアリア集では、後の彼女の歌に見られる、ややビブラートがきつく、言葉(歌詞)毎に発声を過剰にコントロールしすぎて、音楽の流れがやや不自然になりかねないようなところがないです(私は嫌いではないですが)。
 「あの人工的な歌い方がどうも苦手で・・・」という方は、この辺りを聴いてみてはいかがでしょう。

モーツァルト
モーツァルト:オペラ・アリア集

 最近叩かれてることの多いNHKではありますが、夜中の3時過ぎとはいえ、こういう番組をきちんと放送してくれるNHKは私の中では神です。

2006.08.24

クラプトン先生、やってもうた@デンマーク 2006

 今ツアーの欧州公演では、オープニングをロバート・クレイが務めていて、アンコールの Crossroads の他、前半の Old Love でも、EC バンドに加わってソロを取るわけでありますが。

 この Old Love の演奏。欧州公演の終盤では、クレイのソロが終わった時に、バンドが全休符状態で演奏を止めてしまい、その後、ティム・カーモンがかなり即興的に演奏再開、というパターンになってきました。

 7月26日、デンマークの Augustenborg Slotspark という野外会場の公演では、ティムがなんと、Sunshine of your love を演奏し始めます(もちろん Old Love にまたスローダウンしてきますが)。

 で、問題は、その後。

 クラプトン先生、ティムのソロが終わり、Tim Carmon! と紹介すべきところを、なんと。


   Ginger Baker!!!!!!!!!!!!!


 とやらかしてしまいましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

Ginger

 もちろん、すぐに、I mean no, Tim Carmon......と訂正してましたが。

 まさか、Sunshine のリフ聴いてるうちに、何時の間に Cream の再結成ツアーでもやってる気分になってしまったのでしょうか・・・んなわけない。

 証拠はこれでCheck it out! → Ginger Baker! トホホ事件

2006.08.21

クラプトン日本公演 2006

 ようやく発表されました。3年ぶりの来日で、オープニングは11月11日大阪です。
 以下、ネタバレありなので、良い子は読まないように。

Ec_tourbook2006_1

●スケジュール

 8月21日時点で、今ツアーをサポートする佐川急便(!)の特設サイトで確認できる今ツアーのスケジュールは、東京、大阪、埼玉だけですが、偉大なる WHERE'S ERIC! によれば、名古屋、札幌公演があり、さらに東京は追加公演がご用意されているようです(噂です、ウ・ワ・サ)。(追記:名古屋、札幌は正式に発表されました)

●バンド編成

 まあ、完全な日程はそのうち明らかになるとして、今ツアーの最大の目玉は、オールマン・ブラザース・バンドのデレク・トラックスがギターに参加していることでしょう。「くーっ、たまらん」(copyright by 中山康樹)。

 ドイル・ブラムホールがギターに参加した2004年のツアーでは、よりサウンドがハードになり、さらにドミノス時代の曲やレア曲の登場に多くのファンは歓喜しましたが、残念ながら日本ツアーはありませんでした。

 今年の5月から始まった 2006/2007 ツアーでは、デレクの参加に、多くのファンが狂喜したわけですが、見逃せないのがリズム隊の変更で、ドラムがスティーブ・ガッド→スティーブ・ジョーダン、ベースがネイザン・イースト→ウィリー・ウィークスに変わってます。
 特にスティーブ・ジョーダンの参加はバンド全体のサウンドにかなりの影響を与えていて、個人的には、やや重めになりがちだったガッドのドラムより遙かに好みます。ガッド時代とのサウンドの違いは、今ツアーで演奏されてる Motherless Chidren あたりを聴くと顕著です。とりあえずこれで確認と。

 9月から始まるアメリカ・ツアーでは、欧州ツアーで参加してた3名からなるホーン隊(The Kick Horns)は参加しませんので、おろらく日本ツアーにも不参加でしょう。ということは、Nobody Knows You When You're Down And Out でのトランペット・ソロはないということです。

 気になるのが、オープニング・アクトのロバート・クレイ・バンドが日本ツアーに来るかですが、う~ん、たぶん来ないような気が・・・とすると、Old Love はセットリストから落ちるということになりますねえ。

 やや蛇足ですが、今ツアーでは、メンバー紹介の時間がありません。ギターについてはかろうじて、Little Queen Of Spades の各ソロ終了時にドイル、デレクの名前が呼ばれますが。

Blog_ec_berlin

 以上、基本事項確認終了。

(追記)
9月から始まったUSツアーでは、以下のセットリストで固定されてます。

Pretending
I Shot The Sheriff
Got To Get Better In A Little While
Old Love (/w Robert Cray)
Everybody Oughta Make A Change
Motherless Children

(Sit down set)
Back Home
I Am Yours
Nobody Knows You When You're Down And Out
Running On Faith

After Midnight
Little Queen Of Spades
Further On Up The Road
Wonderful Tonight
Layla
Cocaine

Encore
Crossroads (/w Robert Cray)

 日本ツアーには、ロバート・クレイは参加しませんが、Old Love と Crossroads をクレイ抜きで演奏することは可能なので、日本公演もこのままですかね?
 ちなみに、Further On Up The Road は、ECが70年代によく演奏していたアレンジではなく、ボビー・ブランドのバージョンに準拠した演奏で、ミディアムテンポになってます。

(追々記)
 USツアー、ボストン2日目(10月4日)でセットリストに若干の変化がありました。
 Everybody Oughta Make a Change に代わり Anyday が久しぶりに復活!、Further on up the Road に代わり Let it Rain が演奏されました。
 もう演奏されないと思われた Anyday が復活したということは Why Does Love Got To Be So Sad の復活にも期待することにしましょうか。

2006.08.20

レコード・コレクターズ Allman Brothers Band 特集

 自分が興味のある特集の時にしか買ってないのですが、オールマン・ブラザース・バンドの特集だったので買ってしまいました(2006 vol.25, No.9)。

レコード・コレクターズ 2006年 09月号 [雑誌]
レコード・コレクターズ 2006年 09月号 [雑誌]

 副題は、THE ALLMAN BROTHERS BAND 1969-1981 ですが、ちゃんと、81年以降に出たアルバム(Hitting the Note からのリリースを含む)も紹介されてます。

 便利なのが、Fillmore East 音源の整理で、オリジナル盤The Fillmore Concerts, Deluxe Edition の収録テイクの異同がわかりやすくまとめられてることですね(by 藤井信一氏)。

 自分は、The Fillmore Concerts と Deluxe Edition の違いが良く分からなかったので助かりました(コアなファンには周知なのでしょうが)。
 55ページの異同リスト見る限り、Deluxe Edition でしか聴けないテイクはないんですなorz・・・・と思いきや、Deluxe Edition に収録されてる Midnight Rider が何時の日のテイクなのか触れられてないですが。これは、6月27日のテイクなんでしょうか?

 最近発売された Eat a Peach の Deluxe Edition にも言及されていて、公式には初出(Duane Allman Anthology II 収録の Midnight Rider を除く)の71年6月27日のフィルモア・イースト閉鎖日の演奏にも触れられてます。
 すでにコレクター間に出回ってる音源との違いは、(放送音源を元にした)非公式音源は「放送時間の関係からいくつかの演奏を編集で短くした」とあるだけで、具体的な異同については触れられてません。まあ、こちらは買って確かめてみるということで。

 ちなみに、73年に Grateful Dead と競演した。ワシントンDC、RFKスタジアムでの演奏が、Archive.org でダウンロード出来るかのような記述がありますが(56頁 by 菊池崇氏)、同サイトのデッド音源はしばらく前から、ストリーム・オンリーに切り替わってるものが多く、現時点ではダウンロードはできません。念のため。

 オールマン以外の特集で個人的に面白かったのが、高橋宏之氏のインタビューで、ミカ・バンド時代のことにもかなり述べていて、ファンの方にはお勧めです。

 それから、P.バラカン氏の連載 「Once Upon A Time in England」。今回は、ワイト島フェスティバルと Music From Big Pink についての思い出を振り返ってます。私には、レトリックだらけで晦渋な、世評高い?グリール・マーカスのザ・バンド論なんかより数倍面白かったです。


 でも、今の編成で早く来日してくれないかなあ>ABB

2006.08.17

みうらじゅんマガジン〈vol.01〉 ディラン編

 昨年から、自伝の発売、DVD「No Direction Home」の発売、グリール・マーカスのディラン本の邦訳発売と、例年にないくらい次々とディラン物が届けられたわけですが、ここにまた一つ追加です。

 みうらじゅんマガジン〈vol.01〉 ディラン編(白夜書房)

みうらじゅんマガジン〈vol.01〉

 実は、この本、「みうらじゅんマガジン〈vol.01〉」以外の題名がよく分からないんですが、とりあえず、「ディラン編」としておきます。

 内容は、みうらじゅんのコメント付き写真集、手書きキャプション(というか突っ込み)付きアルバムカヴァー紹介、対談集、過去のエッセイ、漫画といった感じですが、正直、1500円という微妙な値段で、書店でパラパラめくって見て即買い、という感じではなく、買うかどうか逡巡しました。

 読んでみたら面白かったです。

 個人的に嬉しかったのが、エッセイ(兼ツアー・ルポのようなもの)の再録。

 一つは、「GQ」誌94年5月号に載ったもので、ディランの息子を観光案内し、最後にディランと緊張の対面というやつです。
 当時これ読みたさに「GQ」誌を買って読んだものの、その後、本が行方不明になってしまい読めずにいたので、久々に再読できてうれしかったです(ぶっちゃけ、これがまた読めるので購入したようなもの)。ただし、イラストは残念ながら、「GQ」連載時のようにカラーではないです。

 もう一つは、「小説宝石」01年6月号に載った同年のジャパンツアー時のエッセイ。
 こちらは存在すら知らなかったので(「小説宝石」なんて読まんので)、初見です。車内でディランに偶然接近遭遇するあたりの描写が面白いです。

 みうらじゅん+ディランのコラボレーション物?が好きな人にはお勧めです。


 最後に、井上陽水との対談より、一言抜粋。


  陽水 「そういう海賊盤ってアマゾンでも買えるの?」

 ワロタwwwwwwwwwwww

 そうそう、忘れちゃいけません。新譜ももうすぐ出ます。

Modern Times
Modern Times

 楽しみ。

2006.08.16

エルヴィス命日

 そういえば今日はエルヴィス・プレスリーの命日(1935-1977)。

 自分は特別なファンではないですが、彼の死を知った瞬間のことはなぜかはっきり記憶に残っているなあ・・・

 夏のある日。高校の部活を終えて帰宅しようと、駅で電車を待っていると、目に入って来たのはオッサンの読むタブロイド夕刊紙の記事。「エルヴィス・プレスリー死去」。
 1枚のレコードも持っていなかった私にも衝撃でした。

 それから、もう一つ覚えているのは、当時、ラジオ関東(現ラジオ日本)で流れていた American Top 40 というチャート番組。
 メインキャスターの湯川れい子女史はエルヴィスの大ファンでしたが、取材で「エルヴィスのどこがいいんですか?」と聞かれたことを話したまま絶句してしまった彼女。そして、「エルヴィスのどこがいいだなんて・・・答えられるわけないじゃないですか」。泣いてましたね。

 そんな私は馬齢を重ね、いつの間にかエルヴィスよりもオッサンになってしまいました。トホホ。

 私の持ってるCDはこれだけですが、ちゃんと我がiPod殿堂入りしてます。Blue Suede Shoe の冒頭のなんとカッコいいことよ。ロック聴きの端くれとして、今日は久しぶりに聴いてみようか。

2006.08.15

今頃、日豪戦の観戦記@カイザースラウテルンを書いてみる(その2)

●戦い破れて

 試合の結果はすでにご存知の通り。

 帰国後しばらくはビデオを見る気にもなりませんでした。

 試合中に感じた、小野の不可解な投入とか、残り時間が少なくなってからの無人のゴール前に粗雑なクロスを放り込むような攻撃に、「これでいいのか・・・」との思いも、終わってしまえばただ虚しいだけ。

 試合終了後は脱力し、スタンドで茫然としている間に、日本サポーターはすでに撤退完了。

060612_jpn

 それに対し、オージーサポーターは歓喜の雄叫びは続き、最後は出ましたワルツィング・マチルダ・・・

060612_aus_1

 ようやくスタジアムから出て、見えるのは我が同胞の脱力する姿。饒舌に話している者などほぼ皆無。

060612_after_jpn

 行きとは別ルートで駅に戻る途中、通りの両側に、テントの出店?が並ぶお祭り会場のような通りがあり、ある建物の2階バルコニーでオーストラリアの放送局が勝利報告の中継。それを見上げるオージーサポーターの雄叫び。もはや我々のいる場所はない感じ・・・

060612_aus_cry

●かなりいい加減なICE臨時列車

 駅に着き、予約したICEに乗ろうと掲示されている、ポスター状の時刻表を探すが該当する列車はない。ただし、駅内の電光掲示盤にはたしかに出ている。どうやら臨時列車らしい。

 列車に乗り込もうとすると、どの車両が何号車か非常に分かりにくい(日本のように1号車から始まるわけではないのです。先頭車両が22号車とか)。そもそも列車の外部に号車表示なし。結局、連結部の分かりにくい位置に小さな表示があり、ようやく自分の号車にたどり着く。

 が、ICEの指定席に表示されているはずの「○・△間予約済み」という赤い電光表示がどの席にもない。どうもこの臨時列車には予約済みの表示がすべてないらしい。臨時列車だから表示がないのか、単なるミスか、故障か不明。DBかなりいい加減・・・

 そんなわけで、自分の予約席にもすでに日本の人が座っていたが事情を説明して席に座る。奪ったようであまり良い気持ちせず。
 席にいたのはJEFサポの二人組の会社員の人たちで、真面目な人たちで助かりました。フランクフルトまで雑談。

 ICEは30分近く遅れ、フランクフルト到着。そのままホテル直帰。夕食をどうしたか記憶なし。

 下は、スタジアムから見えた日の丸。誰が掲げてくれたのだろう。寂しそうだなあ・・・

060612_hinomaru

 明日は、夜のANA便で帰国。その前にフランクフルトで、韓国vsトーゴ戦見物。

2006.08.14

今頃、日豪戦の観戦記@カイザースラウテルンを書いてみる(その1)

6/12、日本vsオーストラリア戦を見にカイザースラウテルンへ。

●いざカイザースラウテルンへ

 本日、いよいよ日豪戦。Korea/Japan 2002のときは楽観視しすぎて、日本戦チケ全滅だったので、W杯で生観戦する初の(もしかすると最後の)日本戦なのだ(涙)。

 フランクフルト中央駅は、前日までの「いったい日本人はどこにいるんじゃ」状態からうって変わって、我が日本サポがたくさん。

060612_frankfurt

 いざICに乗りカイザースラウテルンへ。車内は立ち乗りもいる満席(自分は日本から座席指定で購入済み)。もちろん、車内は青と黄色だらけ。

 隣席はオーストラリア人のオヤジで、家族3人で来てるとのこと、話を聞くと、4人家族だが、長男はなんと、オーストラリア・リーグ(略称 A-League っつうところが何とも)の現役プレーヤーで、今回は同行してないとのこと。

 オヤジさんから「サイトで名前入れて検索すると出てくるよ」、と言われ、帰国後検索したら、なんと!
 1996-2002まで、イングランドの Crystal Palace、Wolverhampton Wanderersでプレーして、現在メルボルン・ビクトリーというチームの主将という、かなり有名な選手なのでありました。びっくり。

 この家族、グループリーグ3試合観戦のツアーで来てるが、今日は家族分の切符が一枚ないとのこと。

 日本の掲示板で、チケが余ってて当日現地で定価で売るつもり、というカキコをちょこちょこ見ていたので、日本のユニホームを着てるサポから買うと良い、彼らは額面価格程度で売ってくれるはずだと言ってはげます。
(今振り返ると、オーストラリアは、グループリーグ突破してイタリアを倒す寸前まで行ったわけで、励まされるのはこっちなわけで・・・)。

 途中、マンハイム駅で日本人サポがかなり乗車。マンハイムに泊まってたのか、同士よ。

 ラウテルンに向かう電車は、どんどん田舎の山の中に入っていくという感じで、車窓はほとんどこんな感じ。

060612_trainview_1

 電車は少し遅れてカイザースラウテルン駅に到着。狭い駅構内は人だらけ。

 とりあえず、オージーのオヤジさんのためにチケット売ってる人を探すと、いきなり4枚!余ってますという札持った青ユニ着た日本人発見。しかし足りないのは1枚だけ。結局ダフ屋からカテゴリー4の席を80ユーロ程度で購入成功(まあ無難な値段か)。よかったね、ということで、そこでオーストラリア人一家と別れる。

●スタジアムへの道は険しかった

 事前に確認していたスタジアムの位置と人の流れに任せて、歩き出し、DBのガードをくぐると、道は突き当たり。

 人波の中に、セルティックのユニホームを着た数人組発見。一人は白Tシャツの背中にひらがなで「なかむら」、胸元にはカタカナで「セルティック」、しかも赤い日の丸まで。
 思わず撮影させてもらった、この人達でありました。

060612_celtic_1

 安直に人の流れに乗って左に行きゲートに到着すると、そこはレッドセクター専用ゲート・・・・ガク。
(自分のチケットはイエローセクター)

 帰りに分かったのですが、駅前に下のようなマップ表示があり、これを見てスタジアムに向かわないと迷子になるのでありました。もちろん他会場もセクター別にルートが違うのですが、ここはちょっと分かりにくすぎ。
 ブルーセクター(日本サポ側)なんてとんでもない迂回をさせられるのでした。

060612_map

 仕方なく引き返し、先ほど左折した突き当たり付近に来ると、警察と覚しき猛烈なサイレン音。何かと思ったら警察に先導されスタジアムに向かうオーストラリアチームのバスでした。もちろん、オージー達は大歓声の大騒ぎ。

060612_aus_bus

 下の写真はイエロー、レッドセクターに向かう分岐点から振り返って撮ったもの。ガード手前からかなりの人波。

060612_waytostad1_1

 炎天下、とぼとぼ歩き、ようやくイエローセクターのゲートに到着。

060612_yellow_1

 しかし、ここからさらに、登り階段が続き、

060612_waytostad2_1

 ようやくフリッツ・ヴァルター・スタディオンに到着。ハアハア。

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 スタジアムの一角には、おお!、1954年、ドイツW杯初優勝の立役者フリッツ・ヴァルター主将らラウテルンの代表選手を称えるモニュメントがあるではないか。当然撮影。

060612_bern54

●スタジアム入場

 スタジアムに入るとちょうど両国練習中。自分の席は、前から2列なので、あまりよく見えないのではないかと危惧してたものの、それほど視界は悪くない。少なくとも。横スタもとい日産スタジアムや宮城スタジアムのゴール裏よりはマシ。

 天気は熱中症の危険があるようなピーカン。時間が経ち、恒例のデカユニが日本サポ席に広がる。

060612_biguni

 まもなく試合開始なのだ。

 続く。

2006.08.09

ダルムシュタット脱出

 旅行記の続きです。こうなったら意地で帰国分まで書いたる・・・

6/11、ダルムシュタットからフランクフルトに。

●ある何もない1日

 時間ぎりぎりでホテルをチェックアウト(ほとんどそうだ)。

 11時から、フランクフルトのアルテ・オパーで、フランクフルト国立歌劇場のオーケストラのブルックナー4番を聴く予定もあったのですが、当日には気力なし(しかし午前11時開演って・・)。

 ホテルを出て、そばの公園で一休み。広く、緑が多くて気持ち良い。野外小劇場では地元の青少年吹奏楽団みたいなのが演奏中。

060611_park

 芝に寝転がって、集まって来た鳥にお菓子の破片をあげたりしながら小一時間過ごす。気持ちよくて寝てしまいそうだ(何やってんだか・・・)。

060611_park_bird

 なんてことしてても仕方ないので、フランクフルトに向かうためバス停に。バス停場所はトラム駅を兼ねてるのですが、バスの券売機が見あたらない。何度みても見あたらない。
 そのうちバスが来て乗る。車内にも券売らしきものなし。結局タダ乗り(俺が悪いんじゃない・・・と思いたい)。

●DBの払い戻しはダメなのか

 ダルムシュタット駅で、フランクフルト中央駅までの切符購入後、時刻表を見ると、ICEに乗れる時間だ。
 だが、インフォメーションの人曰く、自分が券売機で買った通常の切符ではICEには乗れないという。 たしかに切符には、IC、EC、ICEは不可(KEIN IC/EC/ ICE)と書いてある。差額精算でICE用の切符と交換できないか聞くと、普通はだめだが、まあ、窓口で聴いてみてくれと。

 窓口に行くと。

 「この切符をICEの切符と交換することはできますか」
 「ダメ」
 「では払い戻しを受けることはできますか」
 「ダメ」

 しかし、払い戻しもだめなんて、DB頑固すぎ。乗車したあと払い戻しを受けるのを防ぐためか(ドイツの鉄道には日本のような改札がない)・・・・・日本なら入札前ならOKだが。
 出国前にネット予約したICEの予約が取り消しもでき、クレジットカードでの払い戻しも速攻で受けられたことと比べるとどうも腑に落ちない。

 結局、一番時間のかかるSバーンが来るまで待ち、フランクフルトへ。地下鉄でホテル最寄り駅まで行き、ホテルにチェックイン。部屋はやや狭め。3~4星クラスのシングルルームはどこも狭いす。フロントのオヤジの愛想が良すぎて不気味。

 何もすることが無いので、マイン河川岸にある、W杯試合のパブリック・ビューイング会場に行って見る。人大杉。河のど真ん中に設けたモニターもあまり見やすくない。

060611_pv

 スクリーンがほとんど見えない橋の上まで人うじゃうじゃ。ここは交通規制されてる場所じゃないですが無秩序状態。

060611_pv_bridge

 あえなくホテルに引き返し、テレビでオランダの試合見学。

 試合終了後、散歩を兼ねて、夕食場探し。街中じゃあ、この日試合があるイラン人が集団で唄いまくってる。

 適当な店がなく、結局ホテル前の中華料理屋さんに入る。チャーハンとワンタンスープ。しかし、このチャーハンは下手すりゃ3人分だ・・・・食事を残すのが嫌な自分は必死に食う。味は良いが超満腹。

 明日はいよいよ日本戦。いざカイザースラウテルンへ。

2006.08.07

「見切れ席」で遊んでみる

 先日、ロンドンのロイヤル・オペラに行った・・・もといサイトを眺めていたら、チケット購入時に、座席をかなり詳細に確認できる Interactive Seating Plan というものがあり、とても有益で、しかも面白いので感心してしまいました。

 要は、大まかな席割りと、要所要所の座席からの舞台への視界を示してくれるもので、あちらのコンサートやイベントでよくある、Obstructed View または Restricted View (いわゆる見切れ席)が実際にどんなものか、ヴァーチャル体験できます。

 ページ全体はこんな感じで、劇場内部のエリアを左上で選ぶと、下に、そのエリアの拡大図が出てきます。で、その拡大図中、赤枠で囲われた席をクリックすると、その席から舞台がどのように見えるか、右上に写真で示されます。

Ov1_2

 たとえば、最上階エリアの Lower Slips を選び A列92番 という座席をクリックすると、こんな感じ。

Ov2

 見切れ具合は、手すりが完全に視界にかぶってしまう状態から、前の人の頭がちょっと視界の下にかぶるような状態まで、様々です。思わず遊んでしまいました。

 チケット購入の際も、選んだ席について、Information という注意書きが出ることがあり、

 「肘掛けがありません」
 「壁で視界が遮られます」
 「前の人の頭がかぶります」
 「高所恐怖症の人には向いてません」

なんて笑えるものまで様々。

 さらに、椅子の形状まで写真で確認できて面白すぎ。

 日本でも、チケットぴあ、e+といった大手チケット販売業者でネット購入する際、今では、座席番号や、エリアを確認出来るようになってますが、ここまできめ細かいものはないです。以前などは、チケットが来るまで座席がどこなのかまったく分からなかった位ですから、改善されているということなのでしょうけれど・・・

 とはいえ、ロックコンサートなどでのチケット販売では、チケットがくるまで席が不明で、まるで宝くじ状態。特に席割りが大ざっぱで、トホホすぎ。東京ドームの最前列席と2階席中段席が、同一価格なんて、悪い冗談としか思えません(座席は抽選です、なんて単なる言い訳だがな)。

 あちら(まあ欧米ですが)に住んでる人が、日本のチケット販売方式の酷さを嘆くのを何度か目にしたことがあります。たしかにねえ。あと、日本のチケット販売は送料、手数料高すぎ(あちらでも Ticketmaster は手数料高いです)。

 日本のチケット販売業者さんや劇場さんは、チケット売る側だけでなく、観客も「お客」と思う意識があるなら、まだまだ改善の余地ありありではないかと思いつつ・・・・・・

2006.08.06

エリザベート・シュワルツコップ死去

 8月3日、ソプラノ歌手のエリザベート・シュワルツコップが亡くなりました(1915-2006)。
 訃報と詳しいキャリアは英語ですが、こちらで。

 私はドイツリートの熱心な聴き手ではないし(そもそもドイツ語は断片的な単語しかわからない・・)、彼女の業績を語るときに必ず出てくるヴォルフの録音も、摘み食い的にしか聴いたことがないのですが、それでも、友人がメールで訃報を知らせてくれたときには、ちょっと感傷的な気持ちになりました。

 自分が今まで一番聴いてきた彼女のアルバムは、2枚(これからも何度も聴くででしょう)。

 一つが、セルの棒で、フィッシャー=ディースカウと録音した、マーラーの「子供の不思議な角笛」

 これは名盤中の名盤なので、私なんぞがツベコベ書くことはないです。
 でも、戦死した兵士が、恋人の家を亡霊となって訪れる歌、「トランペットが美しく鳴り響くところ」で、

 Willkommen, lieber knabe mein (お帰りなさい、最愛の人)

と、彼女が歌うのを聴いて何も感じない人がいるでしょうか・・・

 もう一つが、クラオタ用語でいうヒストリカル物で、今は無き伊ERMITAGE レーベルから出てた、1967年スイスのアスコーナでのライブ録音(ピアノはずっとコンビを組んでいたジェフリー・パーソンズ)。

Schwa

 このCDは、モーツァルトの Abendempfingung(夕べの想い)K523で始まりますが、元芸大教授の畑中良輔氏が、シュワルツコップはしばしコンサートの冒頭でこの歌を歌い、聴衆の心を掴んでしまう、と述べているのを読んだ記憶があります。このアスコーナでの録音は、そのことを完全に実感させてくれます。

 EMIから出ている、1956年のカーネギーホールのライブ録音も この Abendempfingung で始まりますが、他の歌も含めて、アスコーナのライブの方が好きだなあ。声のピークからすれば、カーネギーホールの録音の方が良いはずなのですが・・・・

 このCDの最後は、ヴォルフ・フェラーリの「イタリア歌曲集op17」の Preghiera という曲で終わるのですが、初めて聴いた時から、この2分足らずの歌が一発で好きになりました。

 この歌、ろくにタイトルの意味も、歌詞の内容も知らぬまま、何か子守歌のような歌かな、とずっと思っていたのですが、今回調べてみて、初めて、「Preghiera. Quando a letto vo' la sera (祈り。夜、床に入るとき)」という歌だということを知りました(ヴォルフ・フェラーリが、Preghiera というタイトルの歌を複数書いていることも)。
 子守歌という想像も、それほど的はずれではなかったようで(違うか)。

 まあ、この2枚は、我がiPodに入りの殿堂です。

 月並みながら、
 さようなら、シュワルツコップ。

2006.08.02

再度フランクフルトへ(その2)

6/10の続き。

●スタジアムへ

 荷物が片付き、フランクフルト中央駅からSバーンでスタジアム駅へ。近くていいな。

 車内はイングランドサポーターが一杯。この人達、網棚から国旗(正確にはイングランド旗)つるすわ、歌は唄うわ、すでに上半身裸だわ、あげく、ソンブレロかぶったメキシカンは練り歩くわで大騒ぎ。怖くて写真なんて撮れましぇん・・・・

 駅から下りてスタジアムに向かう道は、チケセンにチケット取りに来たときとうって変わって人人人・・・・

060610_to_stadion

 スタジアム駅を出てすぐのところでは、警察が拡声器で、「イングランドサポーターの皆さん。本日のチケットは売り切れです」と、余計なヤツは来るな状態。

 入場は、セキュリティチェックゲート後、チケット提示して検査して入場と、二重ゲートになっていて、これはたしか日韓大会もそうだったような。ただし、今大会はチケットにICチップが入っているので、機械を通してチェック。下の写真はセキュリティゲート。

060610_security

●イングランドサポーター

 入場すると、スタジアム内はイングランドのホーム状態。パラグアイサポーターの固まりは、ほぼスタジアム左ゴール裏の一角のみ。写真のサイドは本来、パラグアイのサポーター側なのですが・・・

060610_eng_fan

 スポーツナビ宇都宮徹壱さんのコラムによると、イングランド戦は人の数が多くて大変だそうで。
 3日後に見た韓国・トーゴ戦とスタジアム内にいる観客数は同じなのに、イングランド戦は人でごった返している感じが強いのはなぜなんだろう。

 まあ、何かと評判悪いイングランドサポーターですが(ハーフタイムのトイレ行列の時には、順番待ちきれず洗面台に放尿するヤツまでいる始末・・・)、素晴らしいのは、彼らの大合唱。
 試合前には、誰かが、it's coming home, it's coming home. football is coming home と歌い出すと、それに併せてスタジアム中に広がる大合唱。試合中、膠着状態が続くと、どこからともなく始まる England standup! の声、あちこちで立ち上がり、England standup! 大合唱。

 スタジアムで、football is coming home と唄える彼らに心底嫉妬したのでありました。

●見切れ席の謎

 自分の席はメインスタンド左よりの2階前方。一応「カテゴリー1」という一番高い席だったのですが、見切れ席(O.V.席=Obstructed View)というやつで、観戦上視界が遮られるという席。そのため、「カテゴリー1」の正規価格が100ユーロなのに対し、60ユーロとかなり安い。

 だが、席について見ると、視界を遮る物などなし。よく見ると、これでした。下の写真で、階段の手すりがコーナー付近にかぶってる。

060610_ov1

 これが「見切れ」扱いで値段が40ユーロも安いなんて儲けもんです。FIFAは何考えてるんだろう。

 しかも奇妙なことに自分の席と左隣の1席(つまり通路側の2席)は見切れ席なのに、自分の右隣の席からは、馬鹿高い値段のプレステージチケット席(たしかお土産、送迎付き)。チケットがプラスチック製で首からぶら下げるやつなんですぐ分かりました。

 左の兄ちゃんが見切れ席、右の女性がプレステージチケット席です。払った金の差はおそらく10万円超えてますw

060610_prestige

 余談ながら、このプレステージチケットの客達、明らかに風貌というか身なりが、一般のイングランドサポとは違って、上品。ただし、試合中良く席を外すというか、ひっきりなしにビールを買いに行く。ちゃんと試合見なくていいのか?

 下の写真は、ハーフタイム時の様子。ここだけ異様に人がいなくなる。たぶんスポンサー様に配られた席で。皆様接待ルームにでもご避難中なんでしょう。

060610_sponsor

 肝心の試合はイングランドが流しながら勝った感じで、1-0 の点差以上の楽勝(に見えた)。テリー、ファーディナンドの両センターバックの安定感とは対照的に、足下のボールさばきすら覚束ないクラウチの頼りなさよ(トホホ)。ルーニーは伝えられた通り欠場。
 ピッチは開幕戦だというのに、ところどころ芝は禿げた状態。

060610_pitch

 試合終了後は、スタジアム駅直行でフランクフルト中央駅へ。Sバーンは混んでいましたが、朝のラッシュになれた我々日本人から見れば、こんなの混雑じゃねー。

●ダルムシュタットへ

 急にフランクフルトに戻る日程にしたため、この日の宿は、フランクフルト郊外のダルムシュタット。だって、W杯開幕後のフランクフルトの宿高すぎ。フランクフルト中央駅からは、REで30分弱。

 ダルムシュタットに到着後はインフォメーションで、ホテルまでのルートを尋ねるとバスで行くのがベストだと言われる。

 バス停に行くと、発車寸前のバスがいて、あわてて飛び乗ったが、直後「このバスでいいのか?・・・」
 料金が分からなかったので、やけくそで一番安い切符を買う(バス車内にも券売機がある)。バスに乗ったのはベルリン以来でしたが、ベルリン同様、運転は荒く、カーブでもほとんど減速せず。

 幸い乗ったバスは正しく、10分ほどで無事目的地で下車。ちょっと迷ってホテル到着。地味なホテルだが、部屋はシングルにしては広し。
 フロントで、買い物出来る場所ないか聞くと、土曜だけど(ドイツは法律で土曜は6時までしか営業できない)、W杯中の特別扱いで8時までやってるかもとのこと。

 ショッピングセンターのある広場に行てみると、ダイエーか西友みたいなショッピングセンターが営業中。他に、W杯の試合中継を見せる臨時設営のスポーツバー見たいなものがあり、結構客で繁盛。見回すと、ブラジル、イングランドのユニフォームを着たサポーターもぱらぱらいて、ダルムシュタット泊まりのサポーターは少なくない模様。

 自分は、ショッピングセンター地下のスーパーへ行き買い物。日本では売られていないカップヌードルがあったので買う。これ。左のブロッコリー味は結構イケました。

060610_noodle

 スーパー隣接のフードコートでも、スウェーデンvsトリニダード・トバゴ放映中。判官贔屓か、見てるオヤジ共はトリニダード・トバゴ応援。結果は0-0の引き分け。

 スーパーを出て有名ピザチェーン店で夕食。ピザ店の高校生くらいのバイト娘が非常に可愛かったなあ・・・

 夕食後はホテルに直帰。ダルムシュタットは泊まるだけ。有名な工科大学があり、音楽的(特に現代音楽で)にも有名な街ですが、落ち着いた静かな街でした。

 明日は、チェックアウト後、即フランクフルトに。

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