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2006年7月の記事

2006.07.30

再度フランクフルトへ(その1)

6/10、この日から再度フランクフルトに戻り、W杯モードに。

●ウィーンからフランクフルト

 この日は、ウィーンからフランクフルトへ移動の日。しかも、午後3時開始の、イングランド対パラグアイ戦に間に合うように移動しないとならないのであります。旅行中もっともタフな行程。さてどうするかいな。

 一番単純なのが、ウィーン国際空港からフランクフルト空港に飛行機で移動する方法。しかし、ルフトハンザやオーストリア航空を利用すると値段が馬鹿高い。安い航空会社には、ウィーン・フランクフルト便がないのであります。そして私は貧乏なのであります。

 結局、Germanwingsという格安会社の、8:55ウィーン発という便で、ウィーンからケルン/ボン空港に移動、そこからICEでフランクフルト入りすることに。
(実は、シュトゥットガルト行きの便があり、シュトゥットガルトからフランクフルトに入った方が早いんですが、当初試合を見る予定がなく翌日のケルン/ボン便を予約済みだったもんで、安く済むフライト日変更にした)

 朝5:30に起き(トホホ)、6:30過ぎにチェック・アウト。なんと雨がザーザー降ってる・・・

 カイザープラッツ駅から、ウィーン中央駅へ向かう地下鉄に乗る時間がぎりぎりになってしまい、慌ててプラットフォームに降りると、ドイツではプラットフォームにある券売機がない・・・・・・
 このまままた階段あがって戻ってたら、ウィーン中央駅で乗る予定のCATが一本遅れる・・・・えいや、タダ乗り(ごめんなさい)。
 「2駅間、検札来たらヤバイ」とビビったものの無事?中央駅へ、7:08分のCATで空港へ。

 飛行機のチェック・イン・カウンター探すと、新興会社や格安系会社は、空港ビルと道一本挟んだ、Teminal 1A(Teminal 1から3 は本棟内)という別棟に・・・冷遇されてますな(たいして離れておらず苦でもありませんが)。

060610_t1_1

 チェック・インをすませ、指示された搭乗ゲートに行き、バスで飛行機の待機所まで移動。チェック・イン・カウンターで手続きしてくれた、兄ちゃんがバスの搭乗手続きまでやってました。さすが格安、人件費節約してますなあ・・・

060610_gwbus

 機材はエアバスA319で、ほぼ満席。利用した格安3社中、この会社だけ座席指定なし。シートピッチは狭し。機内サービスはたしか有料(すでに記憶曖昧)。

●飛行機の時間が正確なばっかりに・・・

 飛行機は、定刻通り動きだし離陸、ケルン/ボン空港には定刻より10分早く到着。
 ちなみにこの飛行機のカラーリングが、ケルン/ボン空港の公式サイトのデザインと統一されてて、なかなかかわいいです。

060610_gwplane

 荷物拾いもあっという間。遅れを考慮して11:26分の電車に乗る予定でいたところ、10:35にはすでに準備完了に・・・・

 当初、もし飛行機が遅れたらと、時間がぎりぎりになる場合を想定して、

11:26分「ケルン/ボン空港」駅発
「トリスドルフ」駅でREに乗り換え
「ジーブルグ/ボン」駅でICEに乗る

という変な乗り継ぎを考えていたのでした。

 結局、「とりあえず早くボンに行っちまえ」ということで、来る電車にどんどん乗ったら、えらく乗り継ぎが不効率に。特に、Torisdorfという田舎駅のホームでずいぶん待たされました。下の写真が、「トリスドルフ」駅ですが、こんなところでボケーっと電車を待つトホホ気分たるや。しかも、ピーカンの夏日和。

060610_torisdorf

 ジーブルグ/ボン駅はICE停車とは思えないような田舎駅で、人気もあまりなし。思わずICEに乗るのはここでよいのか聞いてしまった。ボンって旧西ドイツの首都なのだが・・・本当のボン?は別のところにあるのだろうか?
 ちなみに駅前はこんな感じで、がらーんと人気なし。

060610_bonn

 ボンは日本代表チームのキャンプ地なので、ジーブルグ/ボン駅構内には Samurai Blue 2006 のスローガンがあちこちに。

060610_samuraiblue

 5分ちょい遅れでやってきたICEは、最初に乗った旧型と違い流線型のICE-3?ですが、ちょっと車内が狭い。車内は立ち客もいる満員で、私の予約席には学生が座ってる。
 まじめな学生達で、もちろんすぐどいてくれ、そのうちの隣席の一人とはフランクフルトまでサッカーの話をする。私と同じ試合を見に行く人たちでした。英語は上手。日本の大学生を考えると複雑(自分の学生時代のことはさておき)・・・

●大混雑のフランクフルト中央駅

 実は、この移動で一番心配してたのが、スタジアムに行く前に荷物をどうするかでありまして。

 フランクフルトでの試合開始が午後3時。私のフランクフルト中央駅到着予定が13時15分頃。駅のコインロッカー位置は、最初にフランクフルトに着いた時に確認してたのですが、試合当日、大量の訪問者が押し寄せる駅のロッカーに果たして空きはあるのやら・・・・
 実際、駅前は、W杯開幕前とうって変わり人混みでごった返し、こんな状態。

060610_hbffront

 果たして、コインロッカーは全部満杯だった。鬱だ。

 さて、このままどこにも荷物を預けられなかったらどうしよう・・・(スタジアムで預かってくれるらしいが重い荷物引きずってスタジアムまで行きたくない)

 恐る恐る、荷物を預けるようなところはないかと、警備中の警官に尋ねて見ると、コインロッカー以外は思いあたらないと。その日はフランクフルトには泊まらないので宿泊ホテルに頼むこともできない。

 唯一思いついたのは、6/2から2泊したホテルに行って無理を言ってお願いしてみること。ということで、足早で駅近くのホテルへ行き、

 「まことにお願いしにくいんですが・・・荷物ムニャムニャ・・・・」
 「そこの倉庫で良ければどうぞ」

 とあっさり。
 地獄で仏じゃあぁぁぁぁ、頼んで良かった。

 倉庫の扉を開けると、同じような人たちの荷物がすでにいっぱい。とりあえず。ワイヤー付きのキーで棚にくくりつけて、お礼を言って中央駅へ戻る。ちなみに、ホテルのフロントの人は、一週間前と違いWカップTシャツを着てました。、

 無事身軽になり、スタジアムへ(続く)。

2006.07.24

パリ国立オペラのパンフ

 先日、ネットでヨーロッパの歌劇場の新シーズンの演目などを眺めていたのですが。

 まあ、いつか旅行に行くときにネットでチケット買うこともあるだろう、と思ってID登録しておいた、パリ国立オペラ(Opera National de PARIS)から、2006年-2007年シーズンのパンフレットが送られてきました。単純な私は予想外の贈り物?にあら嬉しい。
 そういえばネットで買ったベルリン・フィル定期のチケットも、送料無料であっという間に送られてきたっけ。

060724_parisopera1

 チケットを買ったわけでもなし、買うかどうかもわからない人、ましてや、極東の居住者に、こんなことまでしてくれるのね。封筒見ると送料7.2ユーロ。太っ腹や。

 現地ではもちろん無料で配られてるものだし、基本的には演目紹介ですが、見開きの片側ページが映画のワンシーンになっていてこれが結構面白い。
 作品名を全部当てられる人は相当なマニアです。下の映画は、もちろん「あの方」の作品ですが。

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2006.07.23

ウィーン2日目

6/9、本日は昼は観光、夜はオペラ見物。

● リング内部に行ってみる

 ご存じかと思うものの、ウィーンという街は昔は、壁で覆われた街でありまして。現在その痕跡は、「リング」と呼ばれる環状道路として残ってます。リング内部が繁華街というわけであります(こんな説明でほんとに良いのかしらん?)。

 ホテルより、リング中心部にある聖シュテファン寺院まで一本道ながら、前日撮影し損ねた、ムジークフェラインザールを撮影するため、やや迂回。

 途中、ヴァン・モリソンのコンサートポスターを見つけ撮影。実は背後の建物は、1901年にオットー・ワーグナーが設計した旧カールスプラッツ駅舎で、歴史的な価値はポスターより全然高いのですが・・・・

060609_poster1

 こちらは、途中見つけた別のコンサートポスター、ランディー・ニューマンの公演会場が国立歌劇場って・・・・

060609_poster2

 とりあえず、お約束で国立歌劇場を撮影。

060609_wso_1

 国立歌劇場の右側からケルントナー通りに入る。今年は、モーツァルト生誕250周年ということで、関連の催し物も多く、ケルントナー通りには、その案内小屋も。W杯イヤーで小屋の建物の外壁のモーツァルトもサッカー仕様。

060609_mozart06

 リング内部の繁華街は、フランクフルト同様、路上に出てるカフェ多し。ただし、雰囲気はフランクフルトよりお上品。

060609_karntnerstreer


 そのまま通りを歩いてシュテファン寺院へ。写真で見たまんまでしたが、向かいはモダンなデパートでありました。

060609_stefan
060609_depart

●モーツァルトハウスに

 シュテファン寺院はチラ見しただけで、すぐそばのモーツァルトハウスに向かう。寺院からは徒歩5分もかからない。ウィーンに来てこれを見ずして何を見よう。なにせウィーンに現存する唯一のモーツァルトの住居なのだ(彼がレクイエムを書き、没した住居は現存しない)。

060609_mozarthouse

 入り口で、日本語のイヤフォンガイドを借りるが、内容は知ってることばかりだったので(ウシシ)、途中から使用中止。
 やはり最も心打たれたのは、自筆譜だの、肖像画だの、当時のウィーンの町並み解説だの、ましてや、チープなビジュアル版魔笛ミニチュア舞台などではなく、

 モーツァルトが実際に住んでいた2階の住居跡

 でありました。
 
 「ここで、彼は仕事つまり作曲をしていたのだ、コンスタンツェと日常の会話をしていたのだ、友人と楽しく騒いでいたのら、ここで寝ていたのら、フィガロを書いたのら」と感激して立ちつくす。

 これが2階のモーツァルトの住居の入り口。

060609_mozarthouse1

 こちらは、間取り内部(撮影ご遠慮と言われたけど撮りました。ごめんなさい)。

060609_mozarthouse2

 部屋はたしか5部屋あり、全体はかなり広かったです。当時は、今で言う「高級賃貸マンション」であったらしいです。

 途中団体客が乱入。引率のビール腹の親父の声がうるさい。あげく携帯で着メロの「ジムノペディ」を鳴らしまくる。馬鹿野郎!、ここはモーツァルトハウスじゃ。テメー、ボケー、あっち行け、しっしっ!

 売店で、ガイドブック(日本語版あり)を買って。、モーツァルトハウスを出る。さようなら、アマデウス。

●美術館へ

 この後は、ペーター教会脇を通って、ミュージアムクォーターという複合美術館へ向かう。

 途中腹がへり、何か食おうとお店物色。ファーストフード風ながら、メニューの選べるおいしそうなお店発見。見ると NORDSEE というお店。これドイツにもたくさんあるチェーン店ですが、今まで見たのはサンドイッチみたいなパンばかり売ってる店ばかりで、ここのように、ライスだの、サーモンだの、皿料理を食える店はなかったですが・・・

060609_nordsea1

 料理の現物を見るとなかなか美味しそうなので、こちらで遅めの昼食にする。値段はそれほど安くないが(自分は12ユーロほど)、味はなかなかでありました。食いかけ写真失礼。

060609_nordsea2

 食事後、美術館に向かうため王宮を通り抜ける。下の写真は新王宮で、2階中央のバルコニーは、たしか、ナチスドイツがオーストリア併合した際、ヒトラーが演説ぶっこいたところだったはず。当時群衆で埋め尽くされた広場は、今は駐車場。

060609_balcony

 ブルク(王宮)門をくぐり、マリアテレジア広場を通り、ミュージアムクォーターに到着。ここは複合美術館で、自分は、近代美術館とレオポルド美術館の2館入れる Duo というチケット購入。

 近代美術館(MUMOK)は、ピカソ、カンディンスキーの絵があるというので楽しみにしてたのですが、このときは残念ながら写真展開催中。写真展自体は面白く、我らが、天才アラーキーこと荒木経惟氏の作品もありました。

060609_mqmumok

 続いて、レオポルド美術館に。エゴン・シーレの絵がざくざくあって喜ぶ。時間が押してるため残念ながら、急ぎ足で鑑賞。

060609_mqleoprd

●セセッション(分離派会館)

 ミュージアム・クォーターの後は、ホテルへの帰路途中にあるセセッション(分離派会館)に立ち寄る。

 セセッションは、正直建物だけ、という感じで、内部で見るに足るのはクリムトのベートーヴェン・フリーズだけでした。展示部屋にはクリムトのスケッチもありましたが、ちょっと失望。ベートーヴェン・フリーズの部屋に居たのは私と監視員の若い女の人一人(暇そうだった)だけで、戸惑う。

060609_secession

 今回、クリムトの絵が大量にあるというベルヴェデーレ宮殿のギャラリーに行く時間がなく残念(ベートーヴェン・フリーズも以前はベルヴェデーレにあったそうで)。まあ、2泊3日滞在ながら、観光にさけるのが実質1日じゃあ仕方なし。

 この後、ホテルに戻り、着替えてから劇場へ。

●テアター・アン・デア・ウィーンへ

 ホテルに戻ると、ロビーに宿泊客が集まり、開始直後のワールドカップ開幕戦、ドイツvsパラグアイ戦を観戦中。いっしょに見たかったが、自分は劇場に行かなければならぬ・・・・

 劇場(テアター・アン・デア・ウィーン)はホテルからは徒歩20分程で、セセッションのすぐ近く。劇場前のメイン通りから見ると普通の建物ですが、「フィデリオ」初演劇場という由緒ある劇場であります。

060609_theater

 ちなみに「魔笛」が初演されたと説明しているガイドブックなどがありますが、「魔笛」が初演されたのは、もう建物自体存在しない「フライハウス」という場所です。「テアター・アン・デア・ウィーン」は、「魔笛」の作曲をモーツァルトに委嘱したシカネーダーがモーツァルトの死語、支配人を務めていただけです。間違っちゃだめじゃん。(-_-メ)

 演目は、モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」で、演出はパトリス・シェロー(!)、ダニエル・ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラ。

 同日の国立歌劇場の演目は、ルーティンのレパートリーの「ドン・カルロ」で、ウィーン訪問が決まった時点で、何の迷いもなく「コシ」に即決。切符は、表向きはすでに売り切れ状態でしたが、日本から事務局に直メールでキャンセルあれば購入したいと連絡。購入成功。
 
 上演自体の感想は別に書くつもりですが、途中また寝ましたw 1幕の数ヵ所の記憶なし・・・・幕間に眠気覚ましにコーヒー飲もうと、地下のカフェに足早に行く途中、階段から数段転げ落ちて他の客に助けられるorz・・・・

 オペラといっても、新演出の初日(プレミア)ではないので、お客さんはほどほどに着飾ってる程度。ただし、一名、カジュアルな白シャツに短パン(当然ノータイ)という凄まじい輩がおりました。何者だありゃ???

 劇場内部については、DVDなどで何度か見ていたそのまんまでした(当たり前ですが)。

 今回、生まれて初めて、劇場の個室部屋(Loge)という所に入ったのですが。自分の入ったLogeは定員4人で、一列目に3人、二列目は1人という割り振り。座席は単に平凡な椅子が置いてあるだけで、当然自由に動かせます。自分は二列目でしたが、二列目用の椅子は、見やすいように高さが高くなってました。
 前列にいた若夫婦が1幕で帰ったため、2幕は前列で見る。ラッキー、というかなぜ途中で帰るのだろう・・・

 ちなみに、いったん部屋の扉を閉めると、鍵を持った人しかあけられないので、上演中は勝手に他人が入れない仕組みでした。
 プログラムは3ユーロちょっと。まだちゃんと読んでないす。っていうかドイツ語なんで読めない・・・

 休憩時間は、意外にも前日のウィーン・フィル公演より短く、カーテンコールもあっさり。というより個々の歌手を呼び出すようなカーテンコールはなく、舞台上で集団挨拶があっただけ。

060609_cosi

 上演の感想はそのうち、やる気が出たら書きくつもりですが・・・・

 ちなみに、この舞台、南仏のエクサン・プロヴァンスの音楽祭とウィーン芸術週間の共同制作で、エクサン・プロヴァンスの音楽祭での上演がすでにDVDで発売済み(2006年7月現在輸入盤のみ。ただしキャストは違う)。お金に余裕ができたら買おうっと。

Cosi Fan Tutte (2pc)
Cosi Fan Tutte (2pc)

 しっかし、こんなこぢんまりとした素敵な劇場でモーツァルトのオペラが見れるウィーンの方々は幸せですな・・・
 
 終演後はホテル直帰。

 帰路途中、前方にヴァイオリンを抱えた人が数人連れで歩いているので、ちらっと見ると、なんと!ウィーン・フィルのコンサートマスターのライナー・キュッヘル氏ではありませんか。うーん、ウィーン恐るべし。
 ちなみに、歩いていた道は国立歌劇場脇からリングの外にまっすぐ延びるヴィードナーハウプト通りという道(ケルントナー通りの延長の通り)。
 キュッヘル氏は、当夜国立歌劇場で「ドン・カルロ」のピットに入り、終演後、どこかへ行くところだったのでしょうか。

 夕食は、帰り際にみすぼらしいデリで調達。哀しす・・・。

 この日で、今回の旅の「音楽編」は終了。明日は、フランクフルトへ戻り、「W杯編」の始まり。

2006.07.20

ウィーンへ

6/8、ウィーンへ移動の日

●飛行機でウィーンへ

 この日の予定は、夜、ウィーンでウィーン・フィルを聴くことだけ。午前中は、日本に送る荷造り。トホホ。

 15時過ぎの飛行機に乗るため、午後テーゲル空港へ。前日お会いしたMさんに車で送っていただき、あげく突然の勝手な時間変更にまで応じていただく。初対面なのにただただ恐縮。ありがとうございました。

 ベルリン・ウィーン間の移動は、Air Berlin というの格安航空会社の便を利用。ウィーンまで57ユーロと十分安いのですが、自分が購入後しばらくしてサイト見ると、さらに半額近くにディスカウントされておりましたorz
 なお、予約後、ベルリン発時間が15分程早く変更になったのですが、その点は、事前にエアメールで連絡がありました。

 座席指定ありで、機材はエアバスA320。ほぼ満席。写真はテーゲル空港での搭乗待ち。狭し。

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 今回の旅で、3会社(dba、Air Berlin、Germanwings)利用した格安航空会社の中では、最もシートピッチが狭く、ぎりぎりに座席の間隔を詰めてるため、通常、機材案内や緊急時の脱出解説などが差し込んである膝前のポケットがない。そのため座席上部がマガジンラックみたいなっていてそこに機材案内などが入れてありました。

 サンドイッチ、飲み物の無料サービスあり。ただし、空腹でなかったので自分はもらわず。

 こちらも時間は超絶正確、離発着とも遅れなし、というより10分ほど早くついたような気がw 荷物もすぐ出てきました・・・・って単に飛行機が小さくてプライオリティー扱いの客がいないだけなんですけど。(^^;

●シェンゲン協定

 このフライトで気になってたのが、出入国審査でありまして。実はEU加盟国を中心に「シェンゲン協定」というものがあり、協定加盟国民(居住者?)については出入国審査が簡素化されてます。ていうか、出入国審査はなし。

 しかし、私は、非EU住民の一時旅行者。私の場合どうなるのか??? 移動後すぐコンサートに行くスケジュールだったので、審査で行列、時間に間に合わない・・・なんてことになったらとビビっておったのですが。

 結果ですが、なんのこたあない出入国審査はなし(EU圏内を飛びまくってる人には周知のことなのでしょうけど)。
 航空会社のチェックイン時に、パスポートを見せること以外は、完全に国内便利用と同じ。ということで、当然オーストリア入国のスタンプは私のパスポートにはないのでありました(パスポートにスタンプ貯めたいアホな私は、ちょっと残念)。

 鉄道で国境越えする場合はどうなのかわかりませんが、この辺は、8月に渡欧予定の友人の報告を待ちましょう(○○さん、調査よろしく)。

 空港から市内へは、CATという特急を利用。券売機で切符を買おうとしたら、コインの持ち数が足りない。紙幣も利用不可になってる50ユーロ札しかない。仕方なく、少し戻って、買い物して札を崩してから、切符を買ってプラットフォームに降りると、プラットフォーム上の券売機は50ユーロ利用可でした。ちくしょーう。市内に入るのが30分遅れた(CATは30分毎運行なので)・・・

060608_cat

 空港からCATでウィーン中央駅までは約16分。そこからホテル最寄駅までは地下鉄。ここで間違って、Sバーンの切符を買ってしまい数ユーロ失う(トホホ)。地下鉄で二駅目の「カールスプラッツ」駅で降りて、トボトボ歩いてホテルにチェックイン。狭いシングルルームでしたなあ(泣)。フロントの人は皆気さくで親切でしたが。
 古めかしいエレベーターの周囲に螺旋階段って、ヨーロッパ映画でよく見るあちらの建物。

●ムジークフェラインでウィーン・フィルを聴く

 でもって、到着早々、ウィーン・フィルを聴きにムジーク・フェラインザール(楽友協会ホール)へ行く支度。このとき私の頭には、なぜか。

「開演:19時」

という情報がインプットされていました(悲喜劇の始まり)。

 荷ほどきしてスーツを出して、身支度しながら、ふと部屋にある時計を見ると、すでに18:30近く。

 「ガーン!」

 まさか、ドイツ、オーストリアに時差があるのか????そんな話は聞いてないがな・・・これは、一曲目を聴きのがすどころが(一曲目のシンフォニーは短い曲)、下手すると二曲目も・・・・

 慌てて支度し、フロントに降り、時計を見るとドイツ時間と同じ?????
「それはウィーン時間ですか?」「そうです」。部屋の時計が進んでいただけでした。しっかりしてくれや~

 ということで、開演時間には間に合う見込みが立ち、早歩きでホールへ。窓口で予約してあったチケットを受け取り、ロビーに行くと、19時15分前だというのに、いっこうに入場の気配がない。あらためてチケットを見ると、「開演19:30」、ガーン・・・・何も慌てるこたあなかった・・・・
 皆様も、旅先での時間確認はくれぐれも慎重に。

 私の聴いたのは、ウィーン芸術週間の公演の一つで(定期公演と同じプログラム)、

ブレンデル(p)、ハイティンク指揮
モーツァルト交響曲第32番
 同    ピアノ協奏曲第27番
ショスタコーヴィチ交響曲第10番

 チケットを買った時期が遅かったので、舞台上の Podiumというオーケストラの後ろの席しかなく(同じ舞台上の席でも、オーケストラの横にある席は Orchestra という分類)、指揮者はほとんど見えません。一番よく見えるのは打楽器奏者の後ろ姿(泣)。

 変な席で聴いた感想でなんですが、このホールの響きは本当に素晴らしい。響きが豊かなのに、個々の楽器の音はくっきり、三次元的立体感あり、みたいな感じで。ここでマーラーとか聴いたら最高でしょうな。いつかリベンジを誓う。

 告白すると、2曲目途中で何度かか居眠りコキました。このメンツの演奏で罰当たりですなあ。ブレンデルが、第2楽章の超有名なテーマをかなり即興的に弾いたのは意外でした。

●ムジークフェライン初体験雑感

 以下、気づいたこと少々。

(1) 散々、写真、映像で見たこのホール。1階席って、実は建物の2階部分なんですな。入り口入って、ロビー抜けたら1階席かと思ってたのでちょっとびっくり。下の写真でいうと赤い部分がホールということになります。

060608_mvs

(2) 客の通路と団員の通路が共有されてます。特に自分は舞台上の席だったので、開演時間近くに、客が普通に歩いてるホールの通路や、扉もない通路横のスペースで、団員が練習してる!のを見て、のけぞりました。自分のすぐ目の前で団員が音出ししとるわけです。当然終演後も、客と団員が通路上をすれ違います(コンマスのキュッヘル氏ともすれ違ったのだ)。そもそも舞台上の席の客は、団員と同じ出口から、通路に出て行きます。日本じゃ、ていうか、他のホールでこんなことあり得るのでしょうか???

(3) 休憩時間に、客達がよくしゃべること。日本じゃクラオタの皆様が、ぽつーんと一人で休憩時間を過ごすという高貴な光景を目にしますが、こちらは、あちこちグループになってペチャクチャぺ喋りまくってます。それと、大の男共が、売店のチョコレート菓子やカナッペを買ってばくばく食うこと。ワイン、ビールなんて当然(こちらは日本でも当たり前になりましたが)。私は眠気覚ましにコーヒーを流し込む。

(4) このホール、一階の両サイドにバルコニー状のエリアがありますが、その部分の座席が固定されてません。というか普通の椅子が置いてあるだけです。ようするに、そこの客は自分の好きな角度に椅子を動かして見物可能。

(5) 築100年以上の建物だけあってホール内の床部分は、昔の日本の学校の木造校舎のボロ床のようでした。でもそれが、あの響きに一躍かってるんでしょうなあ。座席の背もたれには布なし。

 まあ、とにかく素晴らしいホールでした。

 ホテル戻り、フロントの親父と(英語で)少し話すと、「今日はハイティンクだね」と、あっさりと当夜の指揮者まで話し出すので驚く。ウィーン恐るべし。ホールの響きの素晴らしさを誉めると、「そりゃあ、世界最高だからね」って、はい、その通りです、脱帽。

 食事は、CATの切符を買うためにお札崩すときに買った、サラダとパンですます。悲しす・・・
 明日は、観光後、オペラ見物。

2006.07.13

ベルリン3日目

 6/7 ベルリン最終日

●ペルガモン博物館へ。

 お約束の観光コース、博物館島へ。まずはペルガモン博物館から見物。

060607_pergamon_1

 見物後は、在ベルリンウン十年超の日本人のMさんと、ペルガモン博物館入り口前のカフェでお会いする(下の写真の左側あたりがカフェ)

060607_pergamonfront

 実際ドイツで暮らしている方ならではのお話が聞けて、正直、下手な観光よりよほど面白いかったのでありました。政治の話もお嫌いではない方なので、日頃、日本で????に思っていたこと(ぶっちゃけ「ドイツは○○なのに、日本は△△、だから日本はペケ」式の報道)など、いろいろお聞きする。

 カフェを出て、Mさんのお話を伺いながら、散策。大戦中の破壊を免れたとおぼしき建物があり、よく見ると、外壁のあちこちに弾痕が。恐ろしや。

060607_wallgun

 博物館島にある、大聖堂、美術館、博物館、を見物。Mさんとは途中でお別れ。恐縮にも、翌日テーゲル空港まで送っていただけることになり、ただただ感謝。

 大聖堂は、こんなところをえっちら上って行くと、

060607_cathe_stairway

 ドーム外に出ることができ、なかなか絶景。博物館島は、一部修復の真っ最中。

060607_cathe_top
060607_isle

 その後、ドイツ歴史博物館というところに行ってみる。古代から現在までのドイツの種々雑多なものが展示解説されていて、ドイツ人にはたいそう面白いと思いますが、日本人の私には今ひとつ。とりあえず、トラバントの写真は撮る。

060607_tra

 ホテル戻り、一休み。帰り際に、小腹が空いたので屋台でフランクフルトを買って食う。

●またまたまたコンサートに

 夜は、クラプトン、ドイツ公演3発目。会場は、旧東ドイツエリアにある Wuhlheide という野外会場で、本日お会いしたMさんの話によると、「青少年育成センター」のようなところであるとのこと。出発前に調べてみると、ロックコンサートは結構開かれており、翌日は、元Pink Floyd の Roger Waters 公演でした。

 正直、夕方までに疲れてしまい、オープニングのRobert Cray はもういいかなということで、現地に8時前頃に着く頃ホテル出発。

 フリードリッヒ・シュトラッセ駅からSバーンで最寄り駅(会場と同じ名の、Wuhlheide)へ。オスト駅を過ぎたあたりから、車窓はどんどん郊外の雰囲気。Wuhlheide 駅への直行電車はなく途中で一回乗り換え。

 25分程で到着した Wuhlheide 駅の左右は林。不安になり、途中、おもわず「コンサート会場はこっちでいいのか?」と尋ねる。下の写真に写ってる線路は、もちろんSバーンの線路ではなく、Wuhlheide内を走ってるチンチン電車の線路ですw 要するに、Wuhlheideつうのはそういう場所です。

060607_heide

 この日は全席自由席で、入場すると、すでに椅子席はほぼ満員で真横のあたりしか椅子は空いてない・・・・仕方ないんで、腰痛の不安にかられながら、中央の芝生で立ち見見物にする。

060607_concert

 野外でしたが、開演中は、皆さん静かに聞いてました。まあ、中年世代中心のクラプトン公演で、暴れたり、モッシュやるような輩はおらん。この頃のドイツは、9時半くらいまでは明るいながら終演の10時頃には陽は落ちる。
 クラプトンのドイツ公演は、9日からのW杯開幕のため、この日で一時中断。

 余談ですが、コンサートのチケット持ってる人は会場までのSバーン、バス等の公共の交通機関は無料利用可(チケットにそう書いてある)。日本では考えられんですなあ。

 終演後は、ホテル直帰。飯はまたケバブながら、やはり美味い。
 
 明日は、午後ウィーンへ。パッキングして寝る。

2006.07.08

ベルリン2日目

6/6、ベルリン2日目

●どこへ行ってもCD屋はのぞくのだ

 いきなり寝すぎる。

 朝飯食ってから、DussmanでCDと本を物色して午前中は終了。このお店、ポピュラー系の品揃えは今一だが、クラシック系は素晴らしい(偉い)。日本にあまり入りにくくなってる、昔のオペラのライブ物(著作権はPD扱い)が、バーゲンプライスで大量にあったので結構買ってしまった。やれやれ。一緒に買った本と併せると持ち歩けそうもないので郵送しよう。だから旅先でCD買うの止めなさいってあれほど誓った・・・

060606_dussman

 この日決めていた予定は、ベルリン・フィルの本拠地、フィルハーモニーホールのガイドツアー参加だけ(13時)。ホールのあるポツダマープラッツ付近は、美術館や、少し前に再開発されたSONYセンターもあるので、ふらついて見ようか程度の気持ちで出かける。

 ちなみに、このポツダマープラッツ、ベルリン空襲で徹底的に破壊されたエリアで、東西分裂後はベルリンの壁のすぐ内側になり、何もなく放置されてたエリア。ドイツ統合後は開発でまったく変わってしまったエリアだそうで。
 ポツダマープラッツ駅はW杯開催中は「ペレ駅」になる?そうですw

060606_pele

 フィルハーモニーのツアーガイドの人の説明によると、旧西側でかろうじて焼け残ったのが、グランド・ホテル・エスプラナードとかいう名門ホテルの建物の一部くらいであとは焼野原。まあ、そんなエリアにフィルハーモニー・ホールは再建されたというわけであります(そんなところに作らないほうがいいんでないかい、という反対意見はあったらしいが、1963年に再建。設計者ハンス・シャルーン)。焼け残ったホテルのホールは、ソニーセンター内にそのまま保存されとりました。そのあたりの事情はここで。

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 さて、フィルハーモニー・ホール(外観写真は小ホール)。故カラヤンが音楽監督として君臨していた時代に「カラヤンサーカス」という綽名がついたくらい、内部、外観とも当時のコンサートホールとしては画期的な設計で、外見上も、どこが正面入り口なのか判りにくい。とりあえず、ここかなとアタリをつけると、「ガイドツアーは裏口の事務所で受付」の張り紙があり、裏口へ。

 すでに5,6人ほど先客。13時なるとさらに10人近い客が集まってきて、なかなかご盛況。料金3ユーロ。
 一人日本人がいたので、話をすると、会社辞めて建築の勉強にベルリンに6月までいるとのこと。このツアーも建築的興味から参加したとのことで、音楽の知識はなかったので、クラオタ的見地から、このホールについてご説明して差し上げる。ちなみに彼、ワールドカップの日本戦、グループリーグ全3試合観戦するとのことで、練習試合のデュッセルドルフでのマルタ戦にも行ったと。ベルリンからデュッセルドルフってけっこう遠いんだが・・・・タフだ。

 ホール内部は惚れ惚れとするほど美しく、どこに座っても舞台との距離感をあまり感じない。赤坂のサントリーホールがここをかなり参考にしてますが、正直本家にはかなわんと思った。
 あと、このホール、設計者シャルーンの思想で、貴賓席を設けないはずだったのが、反対意見がありやむを得ず貴賓席が作られたという説明でしたが、正直この貴賓席、音楽聞く席としては、横っちょの最上部という嫌がらせのような場所。シャルーン恐るべし、というべきか。

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 8日までベルリンに居れば、ベルリン・フィルの定期が聴けたのだが、8日はウィーンに飛んで、当日ムジーク・フェラインザールでウィーン・フィルを聴く方を選んだので、今回はホール見物だけ。ちょっと残念。ガイドは、感じの良い女の人の英独バイリンガル。

 見物後、そばの新ナショナルギャラリーに行くと、ちょうど翌日開幕する特別展の準備で閉館。トホホ。

●ブランデンブルグ門、連邦議会議事堂へ

 ソニーセンターまで行くが、外からちら見しただけ。さてどこに行こうか・・・・
 そういえば定番ブランデンブルグ門も見てない。首都がボンからベルリンに移転されて改修された国会議事堂も見てない。

 まずブランデンブルグ門へ行って見ると、悲惨なオブジェに遮られており・・・・がっくし。東から見ても西から見ても風情のかけらもなし。

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 まあ、時期が悪かったということで。ちなみに、このでかいボールの中、旧大会のボール、有名選手のスパイク、優勝トロフィー(レプリカ?)の他、子供だましのような仕掛けあっただけ。正直こんなものいらん。

 旧東側から門を抜け、右に曲がり、連邦議会議事堂へ。建物は凄い。占領したソ連軍が、中央上部にあったナチのマークを破壊する映像が頭に浮かぶ。これがあの議事堂ですか・・・(←私の勘違いであれは別の建物でした)

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 議事堂前は、adidas主催の有料パブリック・ヴューイング会場。下手な体育館以上にデカイ。切符売り場に結構人が群がっていて、すでに売り切れカードもあるが、どこを見ても値段がいくらかわからない????

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 ガイドでは、一時間待ち覚悟などと書いてある、議事堂見学(無料)は、30分ほどで入れた。ただし、セキュリティチェックは、飛行機搭乗時並に厳しい。
 議事堂見学と言っても、一般者が入れるのは屋上と屋上にあるドームだけだが、ここからの眺めはなかなか凄い。

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 このあたりでもう夕方近く。ウンターデンリンデン通りを歩いてホテルに戻る。

 ホテルに戻り、駅前の昨日のケバブ店でピザを買う。1000円くらいだったが、生地をのばすところから手作りで釜に入れて焼いて作るので美味い。サッカーの応援では狂人化するトルコ人ではあるが、この点に関しては素晴らしい。

 この日は、Mさんから部屋に電話があり、明日は博物館見物の予定と告げると、案内してくださるということで、ペルガモン博物館のカフェで待ち合わせることに。
 
 うだうだテレビ見ながら寝る。これは毎日同じだ・・・

2006.07.06

ベルリン初日

6/5午後、ベルリン到着。

●空港から市内へ

 ベルリンのテーゲル空港は、ドイツ屈指の大都市とは思えないほどこじんまりとした空港でした。

 飛行機から降りると、すぐ目の前にラゲージクレームがあったが気づかず通過。通り過ぎでしまう人が多いのか、係りの人が「荷物は受け取りましたか?」と出てくる客に繰り返し注意。忘れてたので引き返す。荷物はあっという間に出てくる。良いじゃないのドイツの格安航空会社。

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 空港ビル内を歩いていると、カメラ担いだメディアや人だかり発見。残念ながら主役はすでに去った模様。ガキんちょがもらったサインらしき物からするとサッカー関係者か。夜のニュースで分かりましたが、どうやらドイツ代表のキャプテン、ミヒャエル・バラックが到着した直後だった模様(ドイツ代表の宿舎はベルリン郊外の高級ホテル)。

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 急行バスで、ターミナル駅の「ツォー」駅へ。20分ほどで到着。このバス飛ばすのなんのって、コーナーでも減速しないは、ブレーキはロックさせるは、タイヤはドリフト寸前だは、日本でこんな運転してたら苦情間違いないでしょう。
 「ツォー」駅からSバーンでホテルのある「フリードリッヒ・シュトラッセ」駅へ(10分ほど)。ホテルは駅の目の前だった。

 このホテル、今回のツアー中では一番良いホテルでした。ネットが出来る部屋が良いというと部屋を変えてくれ、シングル予約なのにツイン部屋に変更。
 実は、このホテル、FIFAがワールドカップ開催前に抑えていたホテルを大量ドタキャンしたため、ディスカウント料金で予約できることになった(と推測される)ホテル(押さえてた宿はキャンセル)。部屋に入ると、たしかにこれは今までの宿とはランクが違う。
 ポーターさんが、荷物を運びましょうか、と寄ってくるが、自分でできると言ってそのまま部屋に。こういうのって、運ばせてあげて、チップあげるべきなんでしょうか?ようわからんです。何せポーターさんの居るようなホテルにはあまり泊まらんもんで・・・
 エレベーターは部屋のカードキーを通さないと動かない仕組みでした。

●とりあえず散歩

 荷物を解いた後、何もする予定がないのでとりあえず散歩。この日は月曜ながら、ドイツの祝日なので(6月第1月曜。聖霊降臨後の月曜日とかいうやつだそうで)、お店はお土産店やファーストフード店をのぞいて皆閉店。地図を見ながら歩きまわり、ウンターデンリンデンを渡り、コンツェルトハウス、国立歌劇場、博物館島、解体中の哀れな旧東ドイツ連邦共和国宮殿あたりまでざーっと散策。まあ、観てるだけで飽きませんわな。旧共和国宮殿を過ぎてマルクス・エンゲルスの銅像のある広場で、銅像を撮影。今見ると完全にこっけいな銅像で、みうらじゅん氏あたりが、適当におちょくってくれそうな風情が漂ってました。

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 国立歌劇場横の広場は、1933年にナチスが先導して「反ドイツ的」と烙印をおした書物を燃やした有名な焚書事件があった広場。昔の白黒フィルムでその映像を何度かみてたので、ボケっと立ちながら「ここがあの現場か・・・」と感慨にふける。そばにあるオブジェは、最近出来た焚書への反省を込めた記念モニュメント(ずーっとあるわけではないらしい)。横でギター弾いてたおっさんの弾くツェッペリンの「Over the hill and far away」が美しかったので50セント恵む。

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 ウンターデンリンデンをさらに東に歩くと解体中の旧東ドイツ共和国宮殿が。これを解体するかどうかについては、ドイツ人の間でも賛否両論あったようで、ドイツ人の唯一の知人に聞いてみたところ、彼は、「壊すことはないのでは」ということでした。解体後の土地の用途は未定だそうで、明後日、在ベルリンの日本人の方にお聞きしたところ、旧プロイセン時代の宮殿?を復元する案もあるらしいです。記述が前後しましたが、上のマルクス・エンゲルス像は、この旧宮殿の東側、川を挟んだ広場にあります。

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 この日も寒く、持ってきた服だけでは、7日の野外コンサートに耐えられそうもない。ガイドブックで店を探すと、アレキサンダープラッツ駅前に、フランクフルトでも行ったカウハーホフがあるとわかる。ということで、夕方買い物に行く。安く済ませたかったが良いものはやはり高い。結局 NORTH FACE のプル・オーバー、55ユーロで妥協。痛い出費じゃ、トホホ。

●侘びしい夕食・・・でも美味い

 ホテルに戻る前に、駅構内で水を仕入れる。夕飯は・・・・駅のガード下にケバブ屋があり、客もそこそこ居たので、そこでケバブを買う。ホテルに戻って食うと美味い!3.5ユーロだが量も多い。結局ベルリン3日間の夕食は、全部このケバブ屋で仕入れる(何せ金があまりない)。ホテルは、線路と道一本挟んでいるだけだが、中庭側で線路に面した部屋ではないのでそれほどうるさくない。

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 テレビは、9日のワールドカップ開幕が近づきサッカー番組が増えてきた。もちろん話してる言葉は分からないorz
 見ながら、うだうだネットして寝る。

 ホテルと目と鼻の先にベルリンでも有数のCD店「Dussman」がある。今日は閉店だが、明日一番で行って見よう。懲りない・・・・

2006.07.02

ベルリンへ

 6/5 ベルリンへ移動の日。

●シュトゥットガルト空港へ

 たった1日のシュトゥットガルト滞在は終わり、ベルリンへに移動。
宿はシュトゥットガルト中央駅の目の前(荷物量、移動ともに多いので、もっぱら駅前基準で宿を選んだ)。油断したか30分ほど寝過ごす。
 9時少したって朝食に行くと食堂はガラガラ。メニュー内容は平凡だが十分。

 もたもたしてたら、電車に遅れそうになって慌てて駅へ。空港まではSバーンで30分弱。ただし、電車の本数があまり多くなく目的の電車に乗り過ごすとヤバイ。
 フランクフルトでの体験からこちらではプラットホームにも券売機があるの通常だと思い込み、直接プラットホームに行くと券売機がない!

 そばにいた真面目そうな人に聞くと、プラットホームにはないという。電車がくるまであと5分、とっさに「すいません、荷物見てて下さい!」と言い残して、階段を駆け上がり切符を買って戻ってセーフ。
 荷物を見ててくれた人と車内で空港まで会話(簡潔な英語を話す人で助かった)。聞くとシュトゥットガルトの技術系の公務員で、これからチューリッヒに出張で夕方大事なミーティングがあるという(名詞までもらってしまった)。こちらはシュトゥットガルトの街を誉めてゴマをする(ていうか本心)。
 空港でお礼を言って別れたが、温厚でよい人でした。ありがとさんでした>シュトゥットガルト公務員さん

●格安航空会社便に初搭乗
 
 早速チェックインすると誰も並んでおらず、予約時にメールで添付されてきたファイルのプリントアウトとパスポートのみでチェックイン。クレジットカードは提示不要(ていうか出国前にすでに引かれてる)。離陸時間まで、1時間以上。うーん、次のSバーンでも良かったか・・

 シュトゥットガルト空港は、街同様こじんまりとした空港。搭乗までする事もないので、セキュリティーゲートを通過してお店をうろつく。寒かったので上着を買おうとBOSSのお店に入ったが、十分高いのであきらめ、別の店でワールドカップのTシャツを見つける。値札なしだったので聞くと9ユーロ代だったので買う。ちなみに、このTシャツ、街中で買うとだいだい14ユーロ台、さらに試合会場で買うと15ユーロという悪魔プライス。空港で買っといて良かった。

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 搭乗するのはdbaという、格安航空会社。シュトゥットガルト・ベルリン間はICEでも5時間超、飛行機だと1時間ちょいで値段も鉄道(DB)より安い。ということであっさり後者にしたのだが、はたして格安航空会社というのはどういうものか乗るまでちょっと心配。

 結果は拍子抜けするほどスムース。搭乗はビル内からで、機内はほぼ満員。機材はB737でした。座席は指定制。

 シートピッチは狭いが、1時間程度なら全然問題ない程度。搭乗員は2人(中年のご婦人とアフリカ系の若めの兄ちゃん)で、二人ともワールドカップ宣伝用のPUMAのウェアを着てました(節約なのでしょう)。ベルトのつけ方や緊急時の酸素マスクの説明は、フィルムでなく実演。やってる方も「こんなの皆もう分かってるでしょ」感ありありで、あちこちでクスクス。
 軽食とドリンク無料の機内サービスもあり、マフィンとアップルジュースをもらう(オレンジジュースといったら、アップルが来たorz)。

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 驚いたのが、時間の正確さで、ほぼ定刻発、定刻着。ともに誤差1分くらいだったのでなかったか。滑走路上待機などなし。大手の隙間を飛ぶのでこうなるのかもしれないが、格安でこれならありがたいもんです。なぜかランディング時に拍手。写真はベルリン・テーゲル空港に到着したときのもの。

 続く。

2006.07.01

ドイツフットボールの黄金時代はいつでしょう

 今大会好調のドイツであります。とうとう準決勝まで来てしまいました。

 先日、知人のドイツ人に、ドイツフットボールが一番強かったのはいつだと思うか聞いてみました。

 彼曰く、「72年の欧州選手権じゃあないかなあ」ということでした(彼は54年当時は、幼児でしたが)。地元開催のW杯で優勝した74年はどうなんだ、という声も出そうですが、このときのベストチームが、ミケルス監督率いるクライフのオランダであったことに異論を挟むのは難しそうです。
(このことはドイツ自体が黄金時代であったとする考えと両立しないわけではないですが)

 54年、72年(または74年)がドイツのフットボールに特別な意味があるとすれば、90年はドイツ人にはどんな記憶として残っているのでしょう。攻撃の破壊力からすれば74年を上回るような気がします。

 ちなみに、DB(ドイツ鉄道)のW杯各スタジアムに行く特別割引切符ですが、距離別に54ユーロ、74ユーロ、90ユーロなんですな。この中途半端な?数字が何を意味するかと言えば・・・・ドイツ人め!

 下は、ベルリンのポツダマープラッツ駅前に掲げられてた、どでかいコカコーラの宣伝幕です。今回も優勝するつもりらいしいです(笑)
Cola

 そういえば、こちらのサイトで伝説として語られているポイント(スタッド)ねじ込みスパイクですが、中学生プレイヤーだった私にはあれが憧れの的でした。

 でもいざ親に買ってもらったら・・・・・ボール蹴りにくい・・・

 やはりあの高さのあるスタッドは芝でプレイしてこそ威力があるわけで、日本の学校グラウンドのような砂利敷き詰め土ピッチにはまったく向いてないと悟りました。むしろ、つるつるのトレーニングシューズの方がプレーしやすかったのでした。

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