再度フランクフルトへ(その1)
6/10、この日から再度フランクフルトに戻り、W杯モードに。
●ウィーンからフランクフルト
この日は、ウィーンからフランクフルトへ移動の日。しかも、午後3時開始の、イングランド対パラグアイ戦に間に合うように移動しないとならないのであります。旅行中もっともタフな行程。さてどうするかいな。
一番単純なのが、ウィーン国際空港からフランクフルト空港に飛行機で移動する方法。しかし、ルフトハンザやオーストリア航空を利用すると値段が馬鹿高い。安い航空会社には、ウィーン・フランクフルト便がないのであります。そして私は貧乏なのであります。
結局、Germanwingsという格安会社の、8:55ウィーン発という便で、ウィーンからケルン/ボン空港に移動、そこからICEでフランクフルト入りすることに。
(実は、シュトゥットガルト行きの便があり、シュトゥットガルトからフランクフルトに入った方が早いんですが、当初試合を見る予定がなく翌日のケルン/ボン便を予約済みだったもんで、安く済むフライト日変更にした)
朝5:30に起き(トホホ)、6:30過ぎにチェック・アウト。なんと雨がザーザー降ってる・・・
カイザープラッツ駅から、ウィーン中央駅へ向かう地下鉄に乗る時間がぎりぎりになってしまい、慌ててプラットフォームに降りると、ドイツではプラットフォームにある券売機がない・・・・・・
このまままた階段あがって戻ってたら、ウィーン中央駅で乗る予定のCATが一本遅れる・・・・えいや、タダ乗り(ごめんなさい)。
「2駅間、検札来たらヤバイ」とビビったものの無事?中央駅へ、7:08分のCATで空港へ。
飛行機のチェック・イン・カウンター探すと、新興会社や格安系会社は、空港ビルと道一本挟んだ、Teminal 1A(Teminal 1から3 は本棟内)という別棟に・・・冷遇されてますな(たいして離れておらず苦でもありませんが)。
チェック・インをすませ、指示された搭乗ゲートに行き、バスで飛行機の待機所まで移動。チェック・イン・カウンターで手続きしてくれた、兄ちゃんがバスの搭乗手続きまでやってました。さすが格安、人件費節約してますなあ・・・
機材はエアバスA319で、ほぼ満席。利用した格安3社中、この会社だけ座席指定なし。シートピッチは狭し。機内サービスはたしか有料(すでに記憶曖昧)。
●飛行機の時間が正確なばっかりに・・・
飛行機は、定刻通り動きだし離陸、ケルン/ボン空港には定刻より10分早く到着。
ちなみにこの飛行機のカラーリングが、ケルン/ボン空港の公式サイトのデザインと統一されてて、なかなかかわいいです。
荷物拾いもあっという間。遅れを考慮して11:26分の電車に乗る予定でいたところ、10:35にはすでに準備完了に・・・・
当初、もし飛行機が遅れたらと、時間がぎりぎりになる場合を想定して、
11:26分「ケルン/ボン空港」駅発
「トリスドルフ」駅でREに乗り換え
「ジーブルグ/ボン」駅でICEに乗る
という変な乗り継ぎを考えていたのでした。
結局、「とりあえず早くボンに行っちまえ」ということで、来る電車にどんどん乗ったら、えらく乗り継ぎが不効率に。特に、Torisdorfという田舎駅のホームでずいぶん待たされました。下の写真が、「トリスドルフ」駅ですが、こんなところでボケーっと電車を待つトホホ気分たるや。しかも、ピーカンの夏日和。
ジーブルグ/ボン駅はICE停車とは思えないような田舎駅で、人気もあまりなし。思わずICEに乗るのはここでよいのか聞いてしまった。ボンって旧西ドイツの首都なのだが・・・本当のボン?は別のところにあるのだろうか?
ちなみに駅前はこんな感じで、がらーんと人気なし。
ボンは日本代表チームのキャンプ地なので、ジーブルグ/ボン駅構内には Samurai Blue 2006 のスローガンがあちこちに。
5分ちょい遅れでやってきたICEは、最初に乗った旧型と違い流線型のICE-3?ですが、ちょっと車内が狭い。車内は立ち客もいる満員で、私の予約席には学生が座ってる。
まじめな学生達で、もちろんすぐどいてくれ、そのうちの隣席の一人とはフランクフルトまでサッカーの話をする。私と同じ試合を見に行く人たちでした。英語は上手。日本の大学生を考えると複雑(自分の学生時代のことはさておき)・・・
●大混雑のフランクフルト中央駅
実は、この移動で一番心配してたのが、スタジアムに行く前に荷物をどうするかでありまして。
フランクフルトでの試合開始が午後3時。私のフランクフルト中央駅到着予定が13時15分頃。駅のコインロッカー位置は、最初にフランクフルトに着いた時に確認してたのですが、試合当日、大量の訪問者が押し寄せる駅のロッカーに果たして空きはあるのやら・・・・
実際、駅前は、W杯開幕前とうって変わり人混みでごった返し、こんな状態。
果たして、コインロッカーは全部満杯だった。鬱だ。
さて、このままどこにも荷物を預けられなかったらどうしよう・・・(スタジアムで預かってくれるらしいが重い荷物引きずってスタジアムまで行きたくない)
恐る恐る、荷物を預けるようなところはないかと、警備中の警官に尋ねて見ると、コインロッカー以外は思いあたらないと。その日はフランクフルトには泊まらないので宿泊ホテルに頼むこともできない。
唯一思いついたのは、6/2から2泊したホテルに行って無理を言ってお願いしてみること。ということで、足早で駅近くのホテルへ行き、
「まことにお願いしにくいんですが・・・荷物ムニャムニャ・・・・」
「そこの倉庫で良ければどうぞ」
とあっさり。
地獄で仏じゃあぁぁぁぁ、頼んで良かった。
倉庫の扉を開けると、同じような人たちの荷物がすでにいっぱい。とりあえず。ワイヤー付きのキーで棚にくくりつけて、お礼を言って中央駅へ戻る。ちなみに、ホテルのフロントの人は、一週間前と違いWカップTシャツを着てました。、
無事身軽になり、スタジアムへ(続く)。
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