Billy Preston 死去
私がドイツ滞在中、キーボード奏者のビリー・プレストン氏(Billy Preston)が、6月6日アリゾナの病院で亡くなりました。59才。
かねてから腎臓を病んでおり、人工透析の必要な身体でしたが、昨年に体調悪化。昏睡状態が続いていたそうです。
Let It Be
ソロ活動もしてますが、この人が一般に有名になったのは、The BeatlesのLet It Beへの参加。この世で聴いたことない人がいるのか、と思われるほど有名なタイトル曲で美しいオルガンを弾いているのは彼です。
The Concert for Bangladesh
自分が初めて彼のソロ曲を聴いたのは、George Harrison 主催のバングラデシュ救済コンサートのライブ盤での That's the Way God Planned It
それまで聴いたことのないゴスペル的な美しさに満ちたバラードに、ロッケンロールばかり聴いていた10代の私は、今までしらなかった世界に目を開かれる思いだったのでした。
ライヴ・ヨーロピアン・ツアー
73年には、Rolling Stones のツアーに参加。前座でソロ演奏した彼は、メインのStonesも真っ青の大喝采を浴びたのでした。幸いライブ録音が残されました(メインのStonesは、この時の公演のライブを公式に発表していません。残念・・・)。
ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー~ライヴ・イン・LA2001
最近ではClaptonのツアーに参加して、素晴らしいオルガンを聴かせてくれました。この時の模様を収録したDVDで、最近の彼の姿を見ることができます。
と、紹介した多くが、ソロアルバム以外になってしまった私に、追悼の資格があるのかと・・・思いますが。
安らかにお眠りください。合掌。
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