観光スタート
6/3午後。
●再会
午後は知人のW氏がホテルに会いに来てくれる予定。今日の晩は、フランクフルト市内で彼とコンサートを見るのだ。
しかし、チケセンに行くまでに思わぬ時間をかけてしまったため、ホテルに戻ったのが、約束時間20分ほど前。投函予定の郵便物の準備もまだしていない。そういえば、あらかじめ印刷しておいた住所の紙を切るものががない。フロントにハサミを借り行くと、ちょうどそこにはW氏が。メールをのぞけば、実際に会うのは、2003年の秋に東京で会って以来。
デュッセルドルフ近郊に住む彼は、車で来たと言うが「2時間くらいで渋滞もなかったよ」と平気な顔。土曜は郵便局はすでに閉まってるというので、彼の案内で街に出ることに。
彼が連れて行ってくれたのは、Hauptwache(ハウプトヴァッヘ)という繁華街。新宿、と銀座の中間くらいの感じのエリアで人が多い。広い目抜き通りは歩行者専用でフランクフルトや軽食を売る屋台系多し。
寒いので長袖を買いたいと言うと、Kaufhofというデパートに連れて行ってくれる。聞くとドイツでは有名なデパートで、多数店舗があるとのこと(実際、後にベルリンでも買い物した)。品数も多く陳列も綺麗です。
●街に出る
Hauptwacheを音楽の話しをながら歩き、繁華街のはずれで右に曲がりマイン川へ。川沿いから見る光景は絵はがき的に美しい。ワールドカップのパブリック・ヴューイングの準備も済み、屋台も出て結構にぎやか。川沿いの途中でまた右に曲がり、観光ガイドで定番の旧市街地を再現したレーマー広場へ(元の建物は大戦時の空襲で破壊)。
このときデジカメをホテルに忘れてしまい、写真は、10日に再度フランクフルトに戻った時に撮ったもの。上からマイン川、レーマー広場
広場を抜けると、そこは出発点のHauptwache。でかいカフェで軽食(超有名観光ガイドブックにも写真が載ってるが味は良かった)。お互いピザを頼み、大皿一枚出てきた瞬間、「こりゃ一人で食えん」。案の定の4/5でギブアップ。相手は一枚早々と平らげる。やはり胃袋の構造が違う。代金は「君はゲストだから」とおごってくれました。ダンケ。
ホテルに戻り、その後、コンサート会場へ。
●コンサート見てお別れ
中央駅前からトラムでほんの数分のコンサート会場は、有名なフランクフルト・モーター・ショウも開かれるメッセ会場で、幕張メッセのような総合展示会場。ただ、コンサート会場の建物自体は、改修を経てるものの100年近くの歴史のある建物で、たしかに古めかしい雰囲気は若干残ってる。
同行のW氏は、「腹減ってない?」って、あんたさっきでかいピザ食ったでしょ・・・・結局プリッツェル買って食ってました。やはり胃袋の構造が違うらしい。
後で分かったのですが、当夜の公演には、有名人というか、微妙なお方がお見えになってたということです。うーん私と、移動行程が同じだ・・・・・・藁
やや話はズレますが、行きのトラムの中で、明らかに精神面を病んでいると思われる中年の女の人が乗っていて、着衣を乱しながら、大声で何かしゃべり続けてる場面に遭遇。
日本では公共の場で、ここまでひどい状態の人は見ないなあ、と思ったものの、ふと「日本では病院に閉じこめてしまうが、ドイツではそうではないのかもしれない・・」との考えが頭を横切る(実際はどうなのかわからない)。
前座を入れて3時間ほど、22時過ぎにコンサートは終わり、トラムで中央駅前に戻りW氏と別れの挨拶。今回のドイツ旅行の準備で大変お世話になり、その上、この日はごちそうにまでなりながら、感謝の気持ちを十分に伝えられない自分の英語力を恨む。彼はAudiでデュッセルドルフ近郊の自宅まで戻っていきました。タフだなあ・・・・
明日はシュトゥットガルト。
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